春。
空気が澄んでいる。
空を行く飛行機が見える。
旅客機だ。
(この写真には写っていないが)。
飛行機は、どれくらい離れているのだろうか。
調べてみると、おおよそ1万メートルを飛んでいるという。
雲が出て雨が降ったりする気象現象は、1万メートルより下で起きている。
対流圏という。
飛行機はその上を飛ぶ。
雨の日に飛行機で移動をするとき、水平移動になったとたん、明るくなっていい天気で、下は雲海・・・そんな経験、あるでしょう?
なお、飛行機は、それより上には行けない。
燃料を燃やして進んでいる飛行機は、1万メートルより上は、空気が薄くて飛べないのだ(成層圏)。
1万メートル。
3ケタでくくって、単位を変えると、10キロメートル。
水平での距離では、京都盆地の東西が、10キロくらいだ。
車で1号線を山科から来て、東山のトンネルを出て坂を下っていくとき、盆地の西の端の山が見える、それくらいの距離だ。
10キロ。
遠いようだが、そうでもない。
当ブログの過去の記事に「横浜から千葉が見える」というものがある。
以前、横浜市洋光台に住んでいた時のものだ。
またスケートブログに「臨海から淡路島が見える」と書いている。
これらは、20キロぐらい。
それぐらいは軽く見える。
滋賀にはびわ湖があるが、対岸は20キロ以上ある。
長浜や彦根からは、比良比叡に夕日が落ち。
高島からは、伊吹に昇る朝日がきれいという。
富士山は、横浜からはもちろん、江戸から楽に見える。
100キロ前後はあるが、でかいからねえ。
だから、10キロ上のジェット機は、見えて不思議はない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます