京の六口(出入口)に、地蔵をまつる寺が六つある。
8月22,23日の両日は、その六体の地蔵を回る「六地蔵めぐり」の日だ。
各寺でいただける「お幡(はた)」を家の入口につるし、家内安全、無病息災を祈願する。
六寺とは、
・大善寺(伏見地蔵)奈良街道
・徳林庵(山科地蔵)東海道
・上善寺(鞍馬口地蔵)若狭街道
・浄禅寺(鳥羽地蔵)西国街道
・桂地蔵寺(桂地蔵)丹波街道
・源光寺(常磐地蔵)周山街道
だ。
その昔。
地獄と、この世を行き来することができた、小野篁(おののたかむら)。
地獄にいた地蔵菩薩と会って、おしゃべりした。
こっちに戻って大善寺に、六体、地蔵像を作った。
そののち平清盛が、都を守るため、六地蔵を六口に別々に配置した。
さて、六地蔵めぐり。
その一つ、大善寺は、昨年、スケートの帰りに訪れた。
本日(8/23)は「お幡」がいただける日だ。
また寄ってみよう。
ちなみに。
大善寺があるこの地だけ、代表して「六地蔵」という地名を称している。
前に来たのは冬だった。
人の姿もなかった。
本日は、お祭りなので人が多い。
この夏(2023)は、異常な猛暑だ。
人々の姿も、しんどそうだ。
(しんどい、とは、疲れている、の関西方言)。
こちらが地蔵堂。
六角形のお堂だ。
中に地蔵尊。
お参りを済ませて、お幡もいただいた。
残るは五地蔵。
暑い、疲れた~。
「しんどい・・・」。
あとは来年以降、ぼちぼち回ろう。
お寺は無くならない。
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子どもや老人のため、
地蔵をレンタルするのが、
地蔵盆。