モンテル

モンテル、入ってる。
モンテルは、行ってる。

高島から舞子へ。

2009年09月05日 | びわ湖一周

今週は日曜(8/30)に歩き、同じ週の土曜にまた歩いている。
ちょっと、がんばっている。

山科駅を9時過ぎに出発。
各駅停車に乗る。
橙色と緑色の旧型の列車だ。
席は4席のボックス型のシート。
背を倒したりはできない。
各停は新快速に比べるとすいている。
新聞をじっくり読む。

電車はゴトゴトいいながら進む。
近江舞子で終点となる。
ホームに出て折り返し京都行きとなる車両を眺める。
橙色と緑色の取り合わせは、関東の湘南電車も同じだった。
駅から湖が見える。
朝日にきらめいている。
さわやかな9月の朝だ。
後続の新快速はすぐにきた。
最初からこの電車に乗ればいい話だが、鈍行の雰囲気が良かったので、これでよし。

近江高島到着。
ウォーカーのおじいさんの団体がどっと降りる。
駅前で仲間を待つようだ。
10時だ。
私は歩き始める。
三度笠をかぶる。
残暑。
日差しはきつい。
空気は乾いて感じる。

駅から湖岸へ行き、161号の高架を左手に眺めながら、旧北国海道を歩く。
旧道は、このあたりも湖岸のものと少し山手の2本がある。
だが現在は山手の道は消えているようだ。
右手に乙女ヶ池。
山が迫ってくる。
山と湖の間の狭い地域だ。
やがて国道161に合流。
歩道を歩く。
途中で少し山手にそれる道がある。
ごつごつした「四十八体石仏」が山はだに並んでいた。
道は、また降りてきて161に収束する。
遠く、湖に鳥居が見えはじめる。
白鬚神社の鳥居だ。
名所である。

歩道を歩くのは私だけはない。
神社に向かう地元の人々。
その流れに混じって歩く。
今日は白鬚神社のお祭りなのだ。
「なるこまいり」という子どもの成長をを祈るイベントをやっている。
出店が並び食べ物を売っている。
三度笠を脱いで本社で参拝する。
舞台には小さい子どもを連れた親子連れでいっぱいだ。
お神楽が鳴り巫女の舞が始まる。
この神社の神域は広い。
山の斜面の上まであるが、奥は末社ばっかりだった。

さて時間は11時、昼飯の時間だ。
事前調査で本日の昼食を予定していた「白ひげ食堂」が、まさかの臨時休業だった。
昼飯がお預けだ。
あきらめてウォーキングを続行することにした。
国道を下がっていく。
鵜川ファームという産直の店から湖岸側の細い道に入る。
小松ビーチである。
マリーナが並びマリンスポーツの愛好家が集まる。
水上バイクが多い。
湖の上で楽しそうに遊んでいる。

実は私は小型船舶操縦免許を持っている。
マリンスポーツのメッカ、神奈川県湘南地方に住んでいた私は、そのころ、はやり始めた水上バイクに興味を覚え、ボートスクールに入ったのだった。
免許は無事に取得したが、なにしろマリンスポーツをするにはお金がかかるので、結局その後この趣味を、継続的に楽しむことはできなかった。
若かった頃だ。
免許は更新して今も持っている。
関西のマリンのメッカ・びわ湖沿いに戻ったのだから、またこっちの方も復活したいものだ。

道を南下し、北小松の集落に入る。
旧道を歩く。
湖岸から湖を眺める。
北の方を見る。
もう竹生島も湖北の半島群も見えない。
東側の対岸は沖島だろうか。
この夏でだいぶ来たなあ~。
すでに高島市を終わり大津市に入っている。
やがて旧道は小松の集落を終わり、ここから道はまた山手へと向かう。

12時。
コンビニでおにぎりを買い歩き喰い。
残暑がきつい。
山がダイナミックだなあ。
いきなり切り立ち岩肌も見える。
道は未舗装の道となる。
この旅で舗装していない道を歩くのは、これが初めてだ。
だがすぐにこの道は消えてしまい、また国道になった。
交通量の多い道なのに左右に歩道がない。
危険な道だ。
疲れたナ。

本日の行程17000歩。2.5時間。10キロ。



1 コメント

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訂正 (モンテル)
2009-09-22 10:47:30
>旧道は、このあたりも湖岸のものと少し山手の2本がある。
>だが現在は山手の道は消えているようだ。

と書いたが、昨日「白ひげ食堂」に豚汁ラーメンを食べるために途中下車して確かめたところ、山側の道もあった。乙女が池を眺めて帰った。
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