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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ

神楽坂 路地裏 石畳 夏の日に 九頭竜蕎麦 紀の善

 

気温は何度あるのでしょうか 

暑い暑い日に神楽坂(かぐらざか)にぶら~り

JR飯田橋駅に降りて、坂のたもとに向かいます。

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西口改札の向かいには、江戸城外堀跡(牛込見附)の石垣が残されています。

明治35年(1902年)石垣の大部分が撤去され、今は道路を挟んだ両側に美しく残されています。

3月末にもなると、この土手の上には満開のさくらが咲き、花見酒に興じたことが思い出されます。

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神楽坂の坂道は、江戸城から「牛込橋」をくだった坂下が海抜5m、登りきった赤城神社あたりが24mになります。

距離は700mしかありませんが、海抜が19m高くなります。

最初は一気にのぼり、 やがて緩傾斜になり、 再びのぼる。変化に富んだ坂道です。

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坂下にきました、提灯が出てるので祭でもあるのでしょうか。

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坂道を登りながら左側に折れ「小栗横丁」の路地裏に入ってみます。

 

神楽坂に唯一残る「銭湯 熱海湯」

中には番台があり昔ながらの佇まいを残しています。

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熱海湯の右の小道を入って行くと「熱海湯階段」芸者小道が現れます。

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階段脇には、うどんすきの「別亭 鳥茶屋」があります、いつも並んでいます。

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幅広の歩き楽な階段をあがると「見番横丁」に出ます。

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左に進むとカウンターごしに食べられる蕎麦屋「蕎楽亭(きょうらくてい)」

神楽坂で蕎麦を食べるならココが一番です。

今日日曜はお休みのようです。

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路地に入っていくと格子戸をくぐり抜けて入る「神楽坂 しずく」

お昼は、座敷で「しずく御膳」

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神楽坂通りを上がりきった所に420年の歴史の「毘沙門天 善國寺」があります。

門前には、「神楽坂まつり」ほおずき市の屋台を作っています。

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毘沙門天の左路地を進みひとつ目の角を右に入ると、

イタリアン バルの「神楽坂 y cucina 」があります。

おすすめは、カルパッチョ盛合せ890、野菜バーニャカウダ1380、季節の野菜フリット830、ウニクリームスパ1380、イカスミのアクアパッツァ2300、カラメルアイスクリーム530、お酒は全てが300。お勧めのお店です。

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江戸時代より楽しまれてきた、「吊りしのぶ」野生のシダ植物の忍(しのぶ)を団子状にしてコケ玉の下に風鈴を付け、軒に吊るします。

独特の苔色の涼しげな姿と風鈴の音色が暑い夏に一陣の涼を運んできてくれます。

下には「こけ盆栽」

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「蕎楽亭」が閉まっていたので、毘沙門天向かいにある福井のお店「九頭竜蕎麦 はなれ」に寄ってみます。

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栃の無垢一枚板のカウンターに席をとり、福井の地酒 永平寺「黒龍」吟醸酒をいただきます。

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お部屋は、柿渋で仕上げた越前和紙の壁紙で飾られ、個室下には苔石が涼しげです。

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福井の伝統の味、さばを糠漬けにした郷土料理「へしこ」です。

お酒にあいます。

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身の厚い鯖を焼いて、すし飯にのせ握った「さば焼鮨」、これも黒龍にあいます。

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〆は、九頭龍蕎麦の名物、大根おろしのぶっかけ蕎麦「越前おろし蕎麦」です。

大根の辛味もちょうど良く、暑い日にはのどによく通ります。

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部屋の雰囲気もいいし、次回は夜のコースに使いましょうか。

外にでると日差しは、まだまだ強いですが裏路地へ迷い込みます。

ここが「鳥茶屋 本店」、軒先には「ほおずき市」に売られる朱色が飾られています。

風鈴が日差しに負けずと鳴っています。

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石畳を踏みしめ奥へ奥へと入って行くと散歩マニアにはたまらない世界が広がります。

幾つものとおり「神楽坂通り 兵庫横丁 かくれんぼ横丁 見番横丁 本多横丁 小栗通り 芸者新道 赤城坂 暗闇坂」と 歴史のある名前がついています。

 

『打ち水を 拾いて歩く 神楽坂』

 

そろそろ坂を下りながら、つれあいの目的の場所に向かいます。

やっぱり、有名なお店なので外まで並んでいますね~。

中に入っても15名ほど待っています。

お店の名は、老舗甘味処の「紀の善(きのぜん)」

神楽坂に来たら必ず寄りたいところです。

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名物は「抹茶ババロア」

京都宇治産の抹茶を贅沢に使用した、緑輝き新緑の季節にぴったりです。

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今日の暑い日にちょうどいいのが「宇治抹茶金時」、お願いします。

自家製のあんには丹波産の大納言小豆を使用し、風味がしっかりと感じられます。

 

抹茶の色は美しく、軽やかな食感の白玉は絶品です。あんの上品な味とさっぱりとしたカキ氷が絶妙です。 お茶とともについてくる「紀の善」オリジナルの「ぶたのおせんべ」

山形のはえぬき米にブルターニュの海塩のみで味付けしたものです。

甘みを感んじたあと食すると、お米の旨みと塩味を感じる香ばしい一品です。

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平成27年の「神楽坂まつり」7月22・23日は「ほおずき市」。

24・25日は「阿波おどり」。

 

赤城神社から坂上に向かう「練」と、坂下から坂上に登る「練」がねり歩きます。

お店でいただいた神楽坂まつり用のうちわ、単なる器械作りではありません。

 

昔ながらに竹を裂き、一本一本手作りしたうちわ、さすが神楽坂通り商店会は「かんばって」ますね!

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建物の軒から降り注ぐミストにいやされ 

建物の影を探しながら歩く散歩・・・ 

夕暮れの通りには打ち水が打たれ 

涼しくなってきました。

 

※ひとりごと  打上げ日時:平成27年7月23日(木)  6時02分(日本時間) 決定  待ちに待った、「宇宙飛行士 油井さん」の打ち上げが迫ってきました。  ソユーズ宇宙船で宇宙ステーション(ISS)に向かう油井さん、夢が叶いますね。

 

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