伊豆の寺田歯科

趣味(船釣など)と仕事の独り言

BSC25周年記念大会

2007年11月29日 | 歯科医療
パシフィコ横浜で開催されました
数年前に何かの大会で行きましたが、
東横線とみなと未来線がつながり、さらに開発されている横浜にびっくり。

大会のタイトルは「明日への指針ー矯正歯科の新た可能性を求めて」
講演の内容は、世界の最先端の話ばかりで、自分のしている臨床とのギャップをあらためて認識させられました。

前日は、ロッキーマウンテン主催のVanarsdall の講演、
写真がその先生です

初日のGuginoのオープニングの講演、その声の大きさと衰えを知らぬパワー、79歳という年を伺ってびっくりでした。
イタリアのDalboscoの講演では、早期治療がいかに大切か
SureSmileのJohn LohseはGuginoの弟子らしく、少し控えめ?
3Dデジタルデータ化をワイヤベンドをロボット化したもの、
カスタマイズすることでより精確で早く治療が進むという理想的なシステムを見せていただきました。
2日目のTraceyの講演では、ブラケットをCADでオーダーメイドするというもので、カスタマイズすつと言う点では、同じ概念でしょう。

坂本先生の仮骨延長法の応用では、外科矯正の概念が変わってしまいました。

京都の宮本先生の「再生歯科の応用により進歩する歯周治療とインプラント治療」では、歯周病で失った歯槽骨がまさに戻る症例をみせられ、ただただ驚くばかりです。

大和で開業する寺内先生の「最新歯内療法の実際」では、0.1mmの解像度マイクロ3DCTが歯内療法の臨床を変えたこと、器材の進歩にも驚かされました。

とても楽しかったのが懇親会、会場が少し狭かったのが良かったのでしょうか。
余興でもものすごく盛り上がり、多くの先生ともお話しすることができましたし、私にとってはサイコーにエキサイティングな時間だったかもしれません。

今年は実行委員の端くれとして少しお手伝いをさせていただき、これだけの大会を運営できる皆さんの謙虚なパワーにただただ敬服いたします。

蛇足ですが、帰り道、伊豆長岡の駅を降りた瞬間、昭和にワープしてしまったようです。
自分の診療復帰して、2日目ですが、コミュニケーションの大切さ・・・
ですが、わけのわからない事をいうお年寄りと診療報酬の低さに・・・
そのギャップがますますひらいていくような気がしてしょうがない寺田歯科、
さてさて、この感動を何とかプラス思考にしなけりゃいけません!

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