伊豆の寺田歯科

趣味(船釣など)と仕事の独り言

ケープレ午後の部

2007年07月03日 | 歯科医療

午後は根津先生、Gugino 永田先生による症例検討。
エキスパートの先生も緊張するようです。

朝、展示の準備をしている横で根津先生がひとこと、
「これをNon Ext で・・・ 矯正専門医真っ青です」
早くも、満足の一日にさせてもらいました。

今回の優秀症例賞のなかに、愛媛からこられた先生のケース
ウルトララージオーバージェットのケースで、今私も格闘しているケースですが
機能的問題に対するトレーニング、どの様にしたのか伺ってみました。

HG, J-フックで特別なトレーニングはしていないようです。
上唇のリハビリはどうなるのでしょうか?
はたして自然と機能するようになるのでしょうか?
ケースをもっとじっくり見させていただけばよかったと・・・・残念です。

が、でも大会の時に再展示してくれることでしょう。そのときにじっくりと

いやー今年も勉強させてもらいました。
11月の記念大会が楽しみになってきました。


07' BSC ケースプレゼンテーション

2007年07月03日 | 歯科医療

今年の楽しみのひとつ、BSCケープレに症例を持って参加してまいりました。
近畿東海の学会が重なり、BSCの名古屋チームや関西の先生の参加がなく、
ちょっと静か? 少し物足りない感じがいたしました。が・・・・

内容は濃くすばらしいものでした。
Gugino先生の講義では、新しいテクノロジーの紹介(つまみだけ)がありました。
そのなかでも、

SureSmile:口腔内をハンドスキャナーで歯列をスキャン、精度の高い3Dデータからブラケットポジショニングのテンプレートを作り、ロボットがそのステップのワイヤーベンディングをしてくれるというシステム化さてたものです。このシステムによれば、治療期間が半減されてしまうようです???
とにかく、矯正歯科医のアナログ仕事より正確であることは確かです。
(サイトの中に動画もありますが、YouTube で検索するとすぐに出てきます)

で、矯正歯科医に残された仕事は?
診断・治療計画とコミュニケーション!

テクノロジーは、驚くほど速いスピードで進化しているんですねぇ

他には、

NewTom 3G 被ばく線量が少ないままに精度が上がり、アーチファクトが激減しているように見られました。CBCTはこれからなくてはならないものになっていくようです。

インプラントスクリューを固定源にした移動、診断と治療計画さえきちんとできれば、
いまや好きなところに歯をもっていけるということです。

この新しいテクノロジーの詳細は、25周年記念大会でエキスパートの先生を呼んで講演させてしまう予定だそうです。BSCってすごい集まりですね。