伊豆の寺田歯科

趣味(船釣など)と仕事の独り言

50歳のエンジョイスキー

2007年03月25日 | Weblog

箕輪スキーのつづき

山頂近くカフェラミル、
おじさんは体力もなく、無理をするとあぶないので、
1時間滑っては、コーヒーブレイク、
食事時間を入れると、1日の中でお茶してる時間のほうが長いんじゃないかって?

そのとおり!

学生のころ、夜行バスで新宿から出て、早朝について、宿の大広間で仮眠して、
寸暇を惜しまず、リフトが止まるまで滑りまくっていたことを思い出します。
そのころのリフトといえば、1人乗りで、遅いわ、休日ともなれば数十分ならぶわ。

こんなにゆったりスキーを楽しめるなんて、あの頃からすると想像できません。
まるで、むかしあこがれてた、海外のリゾートスキー場そのものではありませんあか!


箕輪スキー旅行

2007年03月25日 | 歯科医療

福島県の箕輪スキー場
今年も最高の天気とゲレンデコンディションに恵まれました。

この写真、みて・・・・何か気づきませんか?
21日、祭日で、しかも、春休みに突入しているというのに
私以外滑っている人がいないのです。

年々、お客さんが減っているのが良くわかります。
リフトに並ぶなんてこともありません。

ひと昔前、あのバブルのころのスキー場はイモ洗いの状態で、
滑っている人同士がぶつかるなんて当たり前だったことが懐かしくも思えました。

若い人たちの姿もほとんど見られません。
昨日、OECDの日本のサービス業生産性が伸び悩んでいるといった新聞記事を見ましたが、まさにそのとおりの状況です。

宿泊したホテル、プルミエール箕輪もすばらしいホテルなのですが、お客の姿いつもより少ないのには驚きました。
来年も、いけることを楽しみにしています。


講演を終えて

2007年03月06日 | 歯科医療
元開先生の講演を終えてしばらくたちます。
下の1コマは、保険医協会の新聞用にまとめた講演報告です。

お話を伺うのは2回目なのですが、さすが3時間の内容をこのぼろ頭にメモリーするのは大変でした・・・・実は今回もできないところでした。

しかし、講演にお誘いした Jun先生から、録音したデータを頂き、さらに数回聞きなおしてしまいました。
聴くたびに新発見をします。

いや~、それにしても便利ですねぇー Vice Recoder 昔のカセットテープではノイズがひどくて、聞いていると頭が痛くなるわ、頭だしがめんどくさいわで、考えても見なかったのですが。
今のオーデオプレーヤー優れものです。
iPot のパクリ iAUDIO なるものをゲットして使ったところ、簡単にすぐに録音できるわ、PCに保存できるわ、FMも聞けるわ、それはもーたまげました。

はやるわけです。

で、内容は理解できたかって? ハイ、かなり理解できました。
理解度75%といったところでしょうか。
やはり後は実践編いや、実習かな。現場見学ですよ。ネ

それにしても元開先生のお話、様々な診療シーンで使っていますが
どれも、話のとおりでわれながら関心させられます。
4歳児、いらっしゃーい! おじさんは負けませんから。

ついに実現しました 「口から覗くこどもの体とこころ」

2007年03月06日 | 歯科医療

2月24日土曜日、三島グランドホテルで、横浜市で小児歯科開業の元開冨士雄先生を講師にお招きし、『口から覗く子どものからだとこころ』というテーマの講演会を開催しました。歯科医師だけでなく子どもの口の発達にかかわる様々な職種のかた、幼稚園や保育園、一般からの参加もあり、関心の高さが感じられました。

講演内容は、口の成長発達について生物学的、系統発生学的、心理学的、社会的な背景と、診療室での子どもたちありさまや治療経過の臨床例を示しながら解説され、臨床家ならではの説得力のあるお話でした。その内容は膨大で、限られた紙面に表すのは難しいので、印象的な部分を紹介いたします。

子どもが育つ力は生物学的に備わっているにもかかわらず、子どもの口の中に手を入れられないなど、母親の育てる能力に問題があるケースが増えている。(自分が子どもの時に愛されたことがない、だからどうしていいのかわからない親、思い通りにならないと虐待がはじまる)

 子どもを育てるとは、命の継続のために自立させることであり、基本的生活習慣を獲得することで、口を育てる第一歩として「食べる」ことがすべての礎になる。私たち歯科医師は口を診ることでこれを支援してゆくことができる大切な立場にある。

哺乳の口から咀嚼の口へ。スコップ状の舌形態から舌の平坦化、側縁の厚みの減少、舌尖の形成、舌の挙上。口唇形態の変化、吸盤のような口唇から伸展性のある口唇へ。舌小帯の役割、哺乳時は舌を固定するための太くて短いから感覚情報入力しやすい薄く平坦で可動性に富む形に(小帯は、退縮性の器官である)。吸うための口から食べるためへと、機能と構造の変化がうまく進んでゆく。

様々なものを口に入れたり、舐めまわしたりする行動は、乳首しか触れたことのない口腔の過敏な状態を慣らしていくことを意味する(脱感作)。体性筋由来の舌にとっては感覚入力と運動の統合学習過程として大切な行為であることを理解して欲しい。また、生えてきたばかりの歯に対していきなり歯ブラシは不適切で、ガーゼなど刺激の弱いものからゆっくりと慣らしてゆくべきであることが理解できる。

唾液の分泌量が増えて主食に対するの分解酵素が増えてきたときが消化の場への変革、離乳の時期である。

手づかみ食べは、口唇で食物を捕らえる練習で、哺乳類のついばみ食べから食物の性状など手からの情報収集とほかの感覚が統合されてゆく。手のひら食べから指先食べに移行することで、指の微細な運動の練習にもなっている。この時期に口腔機能として重要な口唇閉鎖が獲得される。唇をうまく使えないと食べこぼしが減らない。

以下、項目を簡単に記載する。

生活リズムを確立することの大切さ:子供の寝る時間が世界一遅い

すぐに疲れるこども:身体に入ってくる情報をうまく処理できず、目に頼りすぎている。外遊びが少なく、感覚―運動調整機能の獲得、5感の統合による行動発達の問題

言語障害:摂食機能はプレスピーチといわれ、うまく食べられない、口の構造に問題があるのにうまく発音できるわけがない

正常嚥下と幼児型嚥下:頤が動くかどうか

歯列形態や咬合:口唇形態や舌機能など軟組織に影響されること。食べるのが下手、発音が不明瞭など、上顎前突、過蓋咬合の機能的問題について詳しく解説された。

ブラキシズムは筋肉のフラストレーション:咬耗は邪魔なところを削り倒した結果。

下顎骨は平衡器としてはたらく:片側噛みなど全身の中では姿勢の問題と関連づけられる。

指しゃぶり:神経生理学的に解説され、口唇閉鎖が確立されていれば問題ない。

口腔とこころの発達では、触覚防御反応の過敏な状態といじめ、育てにくい子ども、スキンシップの大切さが強調された。

3時間に及ぶ長い講演時間でしたが休憩を取ることなく、元開先生の巧みなお話や、身振り手振りなど全身を使って、時には歯ブラシを使ってのパーフォォーマンスに魅了されていたようです。目前の患者さんの壊れた口を診て、どうしたらいいのかばかり考えるのではなく、さまざまな背景を洞察することで名医になれるかもしれません。


講演会のお知らせ

2007年02月06日 | 歯科医療

 

『口から覗く子どもの体とこころ』

―子どもの口を育てる大切さ

最近、口腔機能の重要性や機能向上に対する取り組みは歯科医師会のみならずいろいろな処で云われるようになりましたが、実際には口腔機能と構造の関係を見抜いた臨床を実践するのは困難なようです。
 今回お話するのは、子どもの口を育てることが、むし歯予防や歯列咬合の育成だけでなく子どもの生活機能の向上を促し生活自立や身体と心を成長させる上での重要性です。それには、「哺乳の口」から「咀嚼の口」への転換を口腔機能と構造の変化から見抜き、成長著しいこの時期に口腔機能を獲得させそれにあった構造に成長させることが必要です。また、口の中を覗くことでその子の特性だけでなく心の発育や社会性や学習の程度まで量ることができます。口と全身や心との繋がりを保護者や子どもに関わる人達に理解してもらうことが良好な親子関係や集団生活を構築し虐待やいじめの無い環境が作れると確信しております。今まであまり観察したことのない口唇や頬や舌、そして歯列・咬合を観察してみませんか?そこから、あなたの患者の心が見えてくるかもしれません。(講師より)

 【講 師】元開 冨士雄 先生(横浜市歯科開業)

【日 時】2007224() 午後6時~9

【会 場】三島グランドホテル 一階 エメラルド(三島駅徒歩7分)三島市大宮町3-18-33 ℡055-975-4300

【参加費】無料

【申込み】下記用紙にご記入の上FAXでご返送ください

 

静岡県保険医協会東部支部で私が企画している講演会です。

乳幼児の健診にかかわる衛生士さんや小児科医師、保育士の方に聞いていただきたい話です。聴講申し込みをしていただければうれしいのですが!


あぶねぇ~PCサクセスが倒産

2007年02月06日 | Weblog

先月末のこと、価格.comで常に上位にランクされている
ネット通販大手のPCサクセスのサイトにアクセスできなくなっていました。
調べてみると、サクセスが破産手続きへ・・・・
で、つい2~3週間前にもプリンターを購入したりしていました。
それ以前もだいぶお世話になっており、バルクHDDの取り扱いなど、メールでフォローしていただいたりしており、個人的にはかなり信頼していたのですが、
・・・・わからないものですね。
代金は支払ったものの品物が届かない、
社員の方の給料は???
他人事ながら心配してしまします。

実は、今年も始まりました、スギ花粉 に対抗するべく、空気清浄機を購入するためだったのです。
基本にかえって、価格.comで人気No1,価格最安のところに、代引きで発注。
無事、商品が手元に届きました。

ネット通販はとても便利なのですが、今回は冷や汗ものでした。
いろいろ検索していると、以前利用した三重県のムービットもすでに倒産していたようで・・・・

それにしても、価格.comの対応はすばやかったですね。
楽天では・・・ただいま、店舗の改装中です 
だそうです。最悪!

4月まで、鬱な季節が つづきますぅ~



第3明好丸転覆

2006年10月08日 | 海釣り
2人死亡、5人行方不明 遊漁船転覆事故

 8日午前4時40分ごろ、伊豆諸島・新島の西約20キロの海上で、神津島釣船業協同組合所属の遊漁船「第3明好丸」(梅田明好船長、16トン)が転覆した。付近にいた漁船などが乗っていた釣り客ら15人のうち船長を含む8人を救助。第3管区海上保安本部(横浜)が船内に取り残された2人を発見したが、2人とも死亡した。残る5人が行方不明となっている。

 救助された釣り客は千葉、東京、神奈川の男性で、自力で歩ける状態だが、東京都町田市の岡安好貞さん(57)が病院に運ばれた。下田海上保安部は第3明好丸が定員オーバーだった可能性があるとみて、救助された梅田船長から詳しい事情を聴いている。

 同保安部によると、第3明好丸は同日午前3時ごろに下田港を出港。午前4時半ごろ、釣り客の1人が「船が沈みそうだ」と他の漁船に連絡した。無事だった8人は転覆した船体の上に乗ったり、クーラーボックスにつかまったりして、午前8時ごろまでに順次救助された。

 梅田船長は救助後、妻に電話で「(船に)つかまったが流された」と話した。

 気象庁によると、当時、現場海域は波の高さが5メートルと予想され、海上暴風警報が出ていた。

産経新聞より

亡くなられた方のご冥福お祈りいたします。
転覆当時、北西の強風、発達した低気圧からのうねり、追い風,追い波のけっこう操船が難しい状況、神津島を目の前で・・・・
波に突っ込み、バウ沈の状態、船尾があがって転覆・・・と言う感じでしょうか。
昔、ヨットに乗ってるときに経験しましたが、玉が上がるようなぞっとする感覚です。
キャビンの中で寝ている釣り人は、突然の衝撃と侵入してくる海水、いかに冷静に船室外に出られたかが生死の分かれ目だったのでしょう。
シマアジも釣れてるし、連休中日、お客さんもいっぱい、やはり出るしきゃないでしょう。
数年前、新島の遊漁船が貨物船と衝突、船が真っ二つになった事故があり一人の方がいくえ不明になりましたました。
実はその船に事故の翌日、予約を入れていたのです。その遊漁船の船長さんとは懇意にしていたのですが廃業なさり、それ以来、新島には釣行できなくなってしまいました。
やはり、海の事故は悲しいものがあります。
それにしても定員オーバー・・・・保険がおりるのか心配です。

第24回BSC熱海大会

2006年10月05日 | 歯科医療
10月1,2日とBSC大会に出席、症例発表してきました。
人前で話すこと久しぶりなので、しかも、矯正専門医がほとんどの会で
そのプレッシャーたるや!
済んでしまえば、今年のいい思い出になります。
根津先生よりお褒めの言葉をいただき何より感激しました。
写真は、学生時代隣の席で実習していた同級生の森川先生が発表しているところです。
今年の大会は、なんといっても熱海の老舗旅館を借り切っての大会、コンパクトな会場で、ファミリー的な雰囲気の中での学会。とても会員同士の親交が深まったように思えます。
印象に残ったのは、私の前に症例発表した田中康照先生の3級症例、VTPの書き方が味噌でしょう。とても勉強になります。
そして、なんといっても、懇親会の後での発表、元開先生の「口腔と心の成長発達とその関係」・・・・そうです。BSCはお酒を飲んだ後も深夜まで勉強するんです。
口腔は成長発達の過程でとても大切な感覚入力器官であり、系統発生学やら、心理学的話やら、多動性・・・の問題行動やら、歯科の臨床での話とBSCでいう機能の問題とをうまくリンクさせて話してくれました。これまで聴いたことのないおはなしでした。
何のことか、よくわからないかもしれませんが、私自身、お酒が入っていたため???か充分理解整理できていません。でも、診療で何をすべきかは少しわかりましたので、即実践です。それにしても、強烈なインパクトがあった、
先生を三島に呼んでも一度お話をしてもらおうと考えています。よろしく!

かんぱち Get! 

2006年09月09日 | 海釣り

久しぶりの趣味、つり情報です。
9月7日、とび島丸にお世話になりました。
前日の天気予報は、・・・前線接近で大雨、But、ゼニス到着のアナウンスで、
「天気は快晴」・・・お~やった~~~とりあえず雨の中での釣りは免れた。
船長、カンパチ1ッポン勝負といったのりだ、ボクの隣には、弟船長の健司、やばい。
隣でみんな釣られちゃう予感・・・・・弱気である。でも、いろいろアドバイスしてくれてやさしいし、どちらかと言うと、口より先に手が出るタイプ、誰よりも釣りが好きって感じです。
朝から、食いがいい。でもなぜか僕のえさには食らいついてくれない。
あれよあれよと言うまに、船中自分ひとり釣っていない、けっこう精神的にきついものでした。
でも、やっとあたりが、ヒット! 魚がたもに収まったときはうれしかった。
その後、潮周りがいいのか、連続ヒット、次は9.9KgのBig Oneでした。

魚はまだ氷ずけ、熟成しています。それにしても、この暑い時期クーラーボックスの氷を絶やさずに氷温を保つのはかなり大変です。でも、おいしく食べるには・・・
重さ+1日 熟成させるのがベストだそうです。
うちの奥さん・・・・・待ちきれない?・・・・いつ解体するかなぁ


2006 BSC Case Presentaion サプライズ!

2006年07月02日 | 歯科医療
ケースの提出は今年で2回目です。なんと
優秀ケースの新人賞???をいただいてしまいました。
・・・・サプライズです。
われながら、きれいな仕上がりですが、
これは、何より患者さんの努力の結果です。
きれいな歯並び、美しい口元になりたいという気持ちの強さの現われじゃないでしょうか。
患者さんとのコミュニケーションがとてもうまくいったケースです。
いただいた賞、患者さんに差し上げたい気持ちです。

おまけがありました。秋の大会で、
矯正専門医がほとんどの方の前でこのケースについて話せと・・・
かなりのプレッシャーです。