話は変わりますが

ギターやゴルフを趣味にのんびり暮らしています。ド田舎でのなんてことない日々を綴っています。

No,994『なんちゃってギター』

2016年03月13日 | 音楽
アクセス頂きありがとうございます。

ギターを教えて欲しいという方がお見えになりました。
都会から、農業の関係で養父市に来られた同年代の彼は、きっと僕なんかよりたくさんの音楽や世の中のことを知っていて、僕なんかよりずっと『自分』がしっかりある熱い人だと感じました。

理論的なことを教えて欲しい、何故こういう時にこうなるのか仕組みが知りたい…
そういう入りでしたが、感覚で弾いている自分が理論的に説明できるはずもなく、

こう弾けば渋い、こう弾けば明るい、こう弾けばお洒落、こう弾けば熱い。
などなど、とことんなんちゃってな説明を。

スケールについては、普段の生活に例えるとTPOに合わせた服のセンスみたいなもんじゃないかと。

堅い席ならスーツを。身内の緩い会なら部屋着を。デートならちょっとお洒落なジャケットを羽織って。でもあえて、クソみたいな会議なら、寝ぐせだらけのパジャマ姿で出るのも振り切っててかっこいいかも知れない。ちょっとした家族会議に蝶ネクタイ付けて七三分けで挑むのも、それはそれで馬鹿馬鹿しさが逆にお洒落で有りにも感じる。飽くまでやる側にしっかり意図があれば…

みたいな、抽象的な話をしながら実践あるのみで弾いていると、意外にも、

『教えて欲しかったのはこういうことだった。ギターがとても楽しい。』

と少年の様にテンションが上がってきて、ホッとしました。
耳が良い人だったので、じきに上手くなるんだろうなぁ。

話は変わりますが、

冬用タイヤに別れを告げました。
寒いけど。

終わり。