話は変わりますが

ギターやゴルフを趣味にのんびり暮らしています。ド田舎でのなんてことない日々を綴っています。

No,459『ALONE TOGETHER/JIM HALL-RON CARTER DUO』

2014年09月25日 | 名盤紹介
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今日ご紹介する名盤は、ジム・ホール(gt)とロン・カーター(b)のデュオ作品。
【ALONE TOGETHER】です。

ギターとベースのデュオというのはなかなか珍しい編成だと思いますが、聴いていて物凄くスリルがあります。

1972年のライブ録音なのですが、
ジム・ホールの、TONEを思いっきり絞った様な、太くこもった甘いギターの音色と、ロン・カーターのぐにょんぐにょんとうねりまくるベースが、ねちっこく絡み合っております。

ジム・ホールのフレーズは聴いていて本当に飽きが来ないし、42年前とは思えないかっこいいフレーズが盛りだくさんで勉強になります。
1曲目の『St.Thomas』、開始2分間ひたすらコードカッティングによる斬新なソロの展開です。
ロンがベースソロに入ってからも、バッキングでひたすらカッティング。
これが本当にスリリングなのです。

どの曲も、書きたいことがたくさんあるのですが、キリがないので…

話は変わりますが、
息子が最近歌を、しっかりリズムを取りながら歌うようになってきました。

『♪ターンターンターン、タタタタ』と。

親バカなだけだとは思いますが、一応音符通りにフレーズを刻めている様に聴こえます。
音程は今のところボロクソですが、楽しそうに歌っている様子にはすこぶる癒されます。
AC/DCが大好きみたいです。

終わり。

No,413『 アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション』

2014年08月10日 | 名盤紹介
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心配していた台風も、八鹿はとりあえず大丈夫でした。消防団の招集も無かった。
しかし電車は動かず昨日に引き続き滋賀行きは断念。
今日は久々にアルバム紹介。

アルトサックス奏者、アート・ペッパーの1957年のアルバム。
当時マイルスのリズムをガッチリ固めていたレッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)を迎えての作品です。
言うまでもなく豪華なメンバー。

アルトサックスの音はテナーより丸くて柔らかくて、とても女性的なイメージがあります。
耳に優しいというか。

多くの人が挙げていますが、僕も一曲目の『You'd Be So Nice To Come Home To』が好きです。
高3の時に初めて聴いたのですが、「サラッと吹いてる感じがかっこいい…」とサックス吹いたこともないのに感じました。
で、改めて今日またじっくり聴いたのですが、やっぱサラッとしていてかっこいい。
同じアルトでもポール・デスモンドよりブルージーで、キャノンボール・アダレイより優しくて、チャーリー・パーカーより分かりやすい感じがします。

というか、顔もかなりの男前。
ズルイなぁ。

しかし麻薬中毒(ヘロイン?)で苦しんでおられた様で。
お金が無くて、楽器も売ってしまい、これじゃいかんということで気合い入れて臨んだのがどうやらこのアルバム作りらしい。

マイルスの計らいなのかなぁ。

鉄壁のリズムセクションの方々、わざとなのか自然なのかは分かりませんが、さすが、あんまり前に前には出ずに支えてます。

因みにピアノのレッド・ガーランドも、大好きなピアニストなのですが、この人の、フロントマンの奏でるテーマの間に入れるさり気ないフレーズは出過ぎずそれでいてしっかり耳に残る絶妙さがすごい。
両手のユニゾンで、シンプルに
「デーレッデレッデレッ♩」と軽ーく弾いてる感じのやつ。
ええなぁー。

とにかくこのアルバムは耳に優しいので、サラリとお洒落な空間、時間を楽しみたい方には個人的にはお勧めです。

話は変わりますが、

また行ってしまった。みかんの家。

チャーシューワンタンメン700円。

チャーシューメンにワンタンが入ってます。
因みにチャーシューメンも同じ700円…

ということは、チャーシューワンタンメンは得やと思うんですが…
何かカラクリがあるんかなぁ。

終わり。

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No,274『フルハウス』

2014年03月24日 | 名盤紹介
アクセス頂きありがとうございます。

毎日毎日日記ばかりもあれなので、個人的に思う名盤をちょいちょいご紹介していこうと思います。

ジャンルはジャズに偏るかも知れませんが、11歳の頃から一番永く聴いてきたジャンルなので、それなりに深くお伝えできれば…

今日はギタリスト、
ウェス・モンゴメリー
のアルバム『フルハウス』を。

一般的にも名盤と言われてます。
これは1962年のライブ版で、熱気もさることながら、スピード感が半端ないです。
早弾きどうこうでは無い、スピード感。
これをグルーヴというのかも知れません。
ドラムはジミー・コブ、ベースはポール・チェンバース、サックスがジョニー・グリフィンでピアノがウィントン・ケリー。
超豪華な伝説の人達がバックに。

それぞれの職人技に痺れます。

このアルバムに収録されている
『降っても晴れても』
を最初に聴いた時、
『なんてコシのある音なんだこの人のギターは』
と感動しました。

ウェスはピックを使わず、親指の腹を使って弦を弾きます。
僕もピックを使わないのですが、ウェスがどうやってあんなに速く強くムラなく弾けるのかが不思議でなりません。
オクターブ奏法にしても、速いし、速い中でスライドがガンガン効いて歌っている。

ガタイが良いし、握力が結構あったんじゃないかなと勝手に思っています。

ジョージ・ベンソンも、リー・リトナーも、ロニー・ジョーダンもウェスにそっくりな弾き方をします。
後世に与えた影響は凄い。
というより、ジャズギタリストで影響受けてない人はほとんどいないのでは。
43歳で亡くなった様ですが、ジャズメンは結構短命な人が多いですね。

因みにウェスはこんだけ弾きたおしておきながら、譜面は読めなかったらしい。

そんなこんなで、是非聴いてみてください。

話は変わりますが、今日はFMジャングル生出演の日でした。
スタジオ生ライブ、『ニギスの夢はSKS』をギター一本で初めて歌いました。
加古川にお住まいのリスナーさんから、僕宛に応援メッセージも頂き感激です。
ありがとうございます。

終わり。