別れのことば

大好きな彼がいた。




でも、多くの恋が成就しないように




その恋もおわった。













切なさで胸が張り裂けそうに、苦しい…。






それでも、平静を装う私。










彼が最後に言った。




























「おまえ、おもしろかったよ…。」













　
今でも思い出す、




最後のセリフ・・・・。








私に元気をくれるんです。

ただ今、自作面白ネタ　４位！
　　　
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極限状態の私 受験話 １

それは、大学受験の帰りの出来事。


私は、無事試験を終え、帰りの電車に揺られていた。

車内は、受験を終えた学生達で大混雑。

電車内でアナウンスが流れた。

「この電車は予定より遅れております。東北本線で仙台に乗り継ぎの方は、＊＊番線にお急ぎください。」

周りがざわつき、慌てだした。

私は新幹線に乗り換える予定なので、とうてい関係のないアナウンスであった。



にもかかわらず・・・・・、


なぜに？？？


私まで慌ててる！！


駅に着くや否や、徒競走のごとく、周りの人と一緒に走り出し＊＊番線の電車に飛び乗った。

あ～間に合った！！ここで、一安心・・・・・・・・？



何かが違～～う



まもなく出発する電車の中で、頭がパニックの私。


これって新幹線だっけ？

そういえば、改札通らなかった。

行きは新幹線の改札を通ってきたはず。



電車から降りて、「仙台行き」のプレートを確認。

また、電車に乗る。



いいの？　　いいの？　　　いいの？　　いいの？　
　
間違いない？間違いない？　ほんと？
　　　　　　　　　　　　　　　
大丈夫・・・・・・だよね。


でも、でも、でも、でも、でも、


何かが違～～～～～～～う！




　
んっ、座席の向きが違う？

変わった新幹線・・・・・・・・・。







あ～～～～～！






やっとこれが在来線だと気づく私。

発車のベルがなる中、電車から飛び降りた。



人は極限状態になると、新幹線と電車の区別がつかなくなるという。






えっ、私だけ？




明日は受験の結果を発表しちゃいます。
運命はいかに！




どこ？　どこ？
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うなじのうぶ毛？

はじめて人の髪を切った。


主人の髪だ。

　　　　　　　　　　
気分は美容師さん



うなじに生えているうぶ毛を女性用かみそりで処理していた。




「　うぶ毛　　うぶ毛　　」




リズムにのせてご機嫌に毛を剃っていた。





はて？んー、どこまでうぶ毛なんだろう？










はっ！





時すでに遅し。





コボちゃんのような刈り上げ頭の主人が私の目の前にいた。



翌日、会社に送り出す時の、あの後ろ姿・・・・・・・


今でも忘れられない。







明日も続髪切り話です。
楽しみにしてケロ




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私らしい面接

４年前のこと。

パートの面接を受けた。
電話のオペレーターだ。

当時、家を衝動買いし、働かなくてはならない私。

ここは是が非でも受かりたいと力が入る。


集団で面接が行われた。


「では、志望動機を」


みんな、子どもが大きくなり仕事を始めたい、社会復帰したいなど、
きちんと答える。


なんだかみんな賢そう・・・
　　

私の番

「通販のオペレーターに憧れていて、マイクをつけて
しゃべってみたくて。」

「あははは」
「くすくす」

なぜか笑いが起きる。


なんでだ


笑いを取るつもりはなかったのに笑われた。

よ、よし！今度はきちんと答えなくては。

次は、私が最初に答える番だ。


「＊＊＊＊＊＊＊について、そして＃＃＃＃＃＃について
お答え下さい。では、＠＠さん（私）から。」


う、うそっ

二つも質問された。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
二つなんて、質問を覚えられな～い。



長い長～い沈黙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「あ、あの～　　質問なんでしたっけ？」


「げらげらげらげら」「わっははははは」


大爆笑の渦。


終わった・・・・。


これほど、ショックだったことはない。
家のローンをどうしよう。
家に帰って寝込んでしまうほどの落ち込みだった。



ところが、

数日後、合格通知が郵送された。
何かの間違い？と不安だった。

仕事をはじめてまもなく４年。
あこがれのインカムをつけ、笑顔で電話を受ける私。

やっぱり採用は間違えだった!

な～んて会社に後悔されないよう、今も仕事に励んでいる。







その後の仕事ぶりは明日紹介します！


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たった一日で勝手に買う話（家）

アパートのそばに、建て売り物件ができた。
よく晴れた気持ちいい初夏の日。
散歩がてら、ひやかし気分でのぞいた・・・・つもりだった。

「この家を買わなくては！」

私の中の誰かが『この家を買いなさい』と私に命令する。

今まで、家を買おうと主人と相談していたわけでも、
物件を見て回っていたわけでもない。

でも、私は家を買うことに決めた。

主人に電話をし、
「家を買いたいから今から見に来て」
と言うと、反対された。
当然であろう。予定もしていないのだから。

そこで、近くに住む一人暮らしのお姑さんを連れてきて、
同居用に家を買いたいと伝えると、喜んで賛成してくれた。

再度、主人に電話をかけ、今度はお姑さんが説得。

「同居、出来るなんてうれしい～。いいな、家買うぞ。買うからね。」


結果、その家は私たちの家となった。
たった一日で、しかも、主人のいないところで。


その日、帰ってきた主人はあきらめ顔で言った。

「家、買って来るかなあ。」




ちなみに、
以後、本契約を結ぶまで主人が家を見ることはなく、
全てを任せてくれた。
一世一代の衝動買い。

この場を借りて、主人に感謝！



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