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地震から1ヶ月

2018-10-05 10:24:38 | 日々のこと

早いもので、地震から一か月が経ちました。
ニュースでは町内の建物の7割に被害があるとのことです。
罹災証明は申請し、検査は終わっていますが、個別の報告が
ないので、自宅がどうなのかは不明。
赤紙が張られていない場合、たいていは"被害なし"で
認定されるという「噂」です。
実際、うちは、基礎や壁にひびが入る事も無く
まぁ外見はまったく問題がなさそうです。
とはいえ、階段や壁に少し隙間ができたり、
ドアが閉まりにくかったり、勝手に閉まったり。
...そういうのはあります。

被害なしと言われるのはちょっと納得いかないような。

家の中ではいろいろなものが壊れました。
大きなものでは蓄熱暖房のストーブと温水器。
とても重たいものがすべて倒れていました。
もちろん、その他のものも、あっちにこっちに飛んで。
足踏みミシンも、毛糸の什器も...。
紡ぎ車と織り機は被害あり。パーツ取り寄せで
なんとかなりそうですが、今はまだ後回しの状態です。

避難通路にあった訳ではないのですが、
揺れが収まる前にヘタに動いてはダメですね。


オール電化のおうちでは、かなり温水器が
倒れたと聞きました。灯油ボイラーのお宅は、
水道復旧とともにお湯が使えるようになっているようです。
金額的なコトの知識が無いので、ご近所さんに
話をする伺いながら...。10月〜11月初めまでに
温水とストーブが使えるようになるかなぁ。

敷地内にはそれなりに大きな亀裂がたくさん

入っているので、家に大きな問題がなかったのは
ラッキーとしか言いようがありません。
数軒先の方は、仮設住宅に申し込むようです。
年配の方は、少し老け込んでしまわれた印象の方も
いらして、これから家にこもりがちな冬を迎えるので
気がかりです。
ようやく生活用水として(飲料不可)
水道が使えるおうちが増えていて、
週末には
食事、入浴の支援も自衛隊が撤退します。
これからは必要な人は申請して
町の支援を受ける方になります。
早くに修繕の手配を始めた人。
資金に余力がある人、
被害の少なかった人...
不満もたまってくると思います。 
集会所では、地震が無ければ話す事も無かったですね、
という
会話もあり、暖かい人のつながりもできたので
地域のつながりがうまく機能したら
いいなぁと
思っています。  

地震から数日で電気で戻るまでが第一段階。
家の中に足の踏み場ができたところから、
水道が出るようになったところまでで第二段階。
そして、これから。
温水器とストーブが直るまでが第三段階。
給水車の活動が終わり、洗濯機のプレハブが撤去され、
自治会館が避難所としての機能を終える日が
早く来ますように。
(会館は、寝泊まりする避難所ではなく
物資の配給などのベースになっています) 

すこーしずつ、糸を紡いでいますが、糸の仕上げは
お湯が出てからになりますので少し先の予定です。 
自宅に糸を見に来て頂くのも歓迎ですし、
minneでの販売も再開しておりますので
どうぞよろしくお願いします。 

 


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