tenna +

simple・natural・honest
太陽と月のリズムで
ゆるゆる、ゆっくり。

「嚥下食勉強会」のご案内

2011-06-22 10:26:02 | 糸がつなぐ(作品,委託先,過去のイベント)

少し、長い内容になりますが、もしご興味ありましたら

目を通して頂ければ幸いです。


口から食べられないまま、数ヶ月を過ごした父に接して

ミキサー食でもいいから食べてくれたら・・・

ミキサー食になる前に、嚥下機能を残せるように出来る事が

あったのではないか・・・いろいろ考えていたところに、

お友達から案内が届いたのでご紹介させて頂きます。

尚、勉強会には事前申し込みが必要です。詳細につきましては

ご興味のある方にお知らせ致しますので、お手数かとは存じますが

このブログに、メールアドレスとお名前を明記の上

コメントをお送り下さいませ。コメントは公表致しませんのでご安心下さい。


嚥下食勉強会』の立ち上げにあたって

 食べることは生きること、どなたかがおっしゃっていて大きく肯きました。言語聴
覚士として嚥下障害の方々とかかわり、口から食べることで元気になっていく姿を見
てきたからです。より安全な食事を求めて、栄養士さんや調理師さんと話し合ったり
もしました。
 しかし、無事に退院となっても、元通りの食生活にはならない方々もいます。何が
食べられるのか、どう調理したらよいのか、戸惑うご家族がいらっしゃいます。嚥下
食?とろみ調整剤?知る機会も限られています。
 そこで、在宅で嚥下食を作る方々のために情報提供の場として、嚥下食(嚥下調整
食)の勉強会を始めることにしました。
 夢は大きく、簡単・美味しい・食べやすい嚥下食の開発および情報提供ですが、ま
ずは、嚥下障害についての知識を深め、調整食品の使い方を学ぶところから始めたい
と思います。
 多くの方にご賛同頂けると幸いです。一緒に、嚥下食作ってみませんか?
                
 
第1回の嚥下食勉強会を下記の要領で開催いたします。
プログラム:
 ◆嚥下障害ミニ講座:
  テーマ「食べやすい物とは」    講師:言語聴覚士 高島栄美
  嚥下障害です、そう告げられた日から食べられる物探しが始まると思います。個
人の症状により“安全性の高い食品”は異なりますが、一般的な食べやすい物、危険
性の高い物についての考え方の解説をします。
 ◆「正しく学んで賢く使おう!」
  嚥下食を作る時に、とろみ等の調整食品や調理済み食品が数多く出回っています。
上手に使うと簡単便利なのですが、どれをどのように使ったら良いのか、悩んだりし
ていませんか?そこで、個人では難しい情報収集やお試しの機会をご用意しました。
 今回は「マトメアップ」です。
 講師:日清オイリオグループ(株) 内田 克哉
 舌でつぶせる硬さのムースやペーストを作るときに、ミキサーにかけるためには水
分を加えなければならず、必要カロリー摂取にはかさが増してしまいます。こうした
食形態を召し上がる方々には、食が細い、食事時間が長いと疲れてしまう、方が多
く、もどかしい限りでした。そんな悩みを一気に解消(?)してくれそうなのが、油
脂を主成分としたこの「マトメアップ」です。油脂がまとまりを助け、しかも加えて
混ぜるだけのお手軽さとも。メーカーから講師を迎え、実際に調理をしてみながら、
自分たちの手で検証してみませんか?また、試してみたい食品がありましたら、申し
込み時にお知らせ下さい。

日時:
6月30日(木) 10:30~12:00
会費:500円(当日会場にて承ります)
会場:ポプラ若者活動センター 

 皆様のご参加をお待ちしています。    
 なお、当会では、個々の症状に対する食形態などの、個人的な相談はお受けできま
せん。あらかじめ、ご了承下さい。

 次回は、
7月26日(火)に「とろみスマイル」「リフラノン」を取り上げる予定
です。