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風n

山の美しさに魅かれ登山を始めてまだ間もない未熟者、沢山の人に色々な山の事教えて頂いたり、日々のつれづれを♪

平標山~仙ノ倉山 その三

2010-07-15 | 上信越の山

雨の被写体で大変お見苦しい写真ばかりで申し訳ありません

もう一度平標山まで戻りましたが  わぁ~凄い人 ! 写真には映しきれない程の団体でした~人気の花の名山ですね

 

ここからは平標山の家へと見晴らしのいい木道を下るのですが様子がチョッと違うようです

 

 

 

 

 

下れば下る程 何だかお天気は晴れ間??・・・雨の跡がないのです

 

 

 

小屋が見えてきましたが・・・このガスは流れて小屋が切れ間に浮かんで見えるのです   

レンズが曇ってその様には見えないでしょうが・・・小屋が見えるって何故かホッとします

 

 

 

折角のワタスゲの群生がガスの中?  いえいえレンズの曇りの為こんな見苦しい画像でスミマセン

 

 

 

 

本当はもっと鮮やかに撮れた筈なんですが 

あぅ~何と哀れな画像~ もはやこれまで  これが最後の映像!! ワッタスゲもガックリ!(トラウマ)

 

  

 

 

 

 

 

 

 

と思いきや~何とかレンズも回復してくれたのです ホッ~ ポリポリッ 内心焦りました

試しで撮った昼食メニュー  このピクルスが夏場にはいいんです! あとサンマの缶詰 玉子がゆ

コンビニで買った魚肉ソーセージなんですがBIGサイズがいいんですね~

まだ少し曇っていますが時期に消えてくれました!

 

 

 

こちらが綺麗な山の家 小さいながらも本当に綺麗な家でした

 

 

 

 

 

やっと見え始めた平標山への稜線でした! この日見た最大の稜線でしたので最後に嬉しかったですね

 

 

 

気を取り直して後は只管下るだけ(下りは得意な筈だった)・・・結構な下りなんです

 

 

 

 

樹林帯の様子も変わり始めます  蒸し暑さも感じ始め  なんだか虚ろな後ろ姿  チョッとヘロヘロ気味~

ザックもヘロヘロ??気味~ 

 

 

やっと林道に出ました~

 

 

意外にここからも長く感じたのですが、いい雰囲気の森でした

 

 

 

 

 

やっぱり最後にはお見送りしてくれましたか

 

 

 

駐車場へ着いた頃には大型バスが二台も  いやはや雨の中の歩きは必要以上に体力使います

久しぶりの慣れない雨歩きでしたが、数少ない体験の中で只管下を見ながら歩く他に何も考えず(考えられず)

黙々と歩くのも意外にいいものだと思うようにもなったのです  兎角、少ない脳みそをこねくり回している日々に

休息を与えることが出来るのかな~ なんて思うのであります

 

 

又そんな中でも写真を撮るという事の大変さも今更ながら体験しました   

お見苦しい写真ばかりで恐縮でしたが少しづつ会得出来ればと思っております

毎度ながら最後まで お付き合い頂いてありがとうございました!

いよいよ待ちに待った夏休み突入でありますが、山も海も川も街も  沢山の人で賑わう事と思います

でも、どんな処にいても自然や人々 それぞれに思いやる心忘れずに 楽しい夏休みの思い出を残したいものですね

                       でした!


平標山~仙ノ倉山 その二

2010-07-13 | 上信越の山

いよいよ花の名山!  お花畑稜線散策~と行きたい処でしたがミストな雨がカメラに吹き付けて

どうにも経験値の無い私には思うように撮れないのです  ハクサンイチゲの群生が霧霞

レンズに吹き付ける雨風に何処をどう撮っていいのやら~必死で撮りましたが! 

 

 

 

 

 

 

 

そしてハクサンコザクラは既に盛りは終わっていたのですが  やっと咲いているのに雨風が? 動物が? こんな姿に

ちぎられた花びらは  こんなに頑張っていたのです  そんな 痛いけな姿がたまらなかったです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨脚がだんだん強くなり横殴りのミストな雨はカメラに襲いかかりそう~ 限界か~

あの!白馬大池での二の舞はたまらん~ でも撮りたい~  やっぱり止めときましょう!こんなですもの

 

 

 

 

 

木道脇にはまだまだ続くお花畑~ それでもスタコラと山頂へ向かって進むだけ 進むだけ~

 

 

 

 

 

方位盤を撮っても余り意味の無い撮り方にガクゼン  そうかなり上からカメラを向けないと全体が撮れないんです 

 

 

 

 

 

大粒の雨でもないのに横殴りの風は、ここでの長居は無用のようで方位盤を確認してもな~んにも見えず

早々に頂上を後にしたのです

 

 

 

 

やはり標高差のある山は、お花畑で何となく油断してしまいそうですが、そこは厳しい自然界なのでありました 

勿論晴れていればこその山歩きではあったけれど  久しぶりに味わった ほんの少しだけの山の冷たさを

しっかり現実を見ろよ! と言わんばかり  浮かれた足取りも何時しか神妙な面持ちか

あ~山って  なんでこんなに色んなことに気付かされるのかな~  

                       ~ つづく ~

 


平標山~仙ノ倉山 その一

2010-07-12 | 上信越の山

随分引き伸ばしてすみませんでした

拙い山レポですがお付き合い頂けたら幸いです

 

 

先週末7月4日であります  前日の土曜日夕刻、平標登山口駐車場にて車中泊~翌日の晴天に期待し就寝

夜中に降る雨音が何時しか消えていたので、もしやと淡い期待を抱きながら朝食を済ませ登頂に向かいました

 

 

元橋・駐車場(5:30)~松手山(7:30)~平標山(9:30)小休止~仙ノ倉山(10:16)~平標山(11:06)

~平標山の家(11:40)大休止~林道(13:00)~元橋・駐車場(14:30)

行程約8時間(休止含まず)   標高差1066m

 

 

何はともあれ雨に降られる前にと雨具のズボンだけ履いて登ったのですが、これが失敗暑くて!

一時間程の急坂を鉄塔まで我慢して漸く生き返った程、けれど中途半端な蒸し暑さのせいか虫は殆ど寄って来ません

昨年の七ッ小屋山での昼食中に始めて知った ブヨ と言う小バエのような虫これが夏山のハイカーの天敵とやら

こんなお天気は虫も不貞寝しているようでしたよ~

 

ブナ林の木道はそれでも気持のいいものでした最初は・・・

 

 

 

次第に息があがってきてしまいます~ 

 

 

 

まずはこちらの鉄塔目指して登りました 何故か鉄塔でないように見えたのは不思議でした  霧の中で仁王立ちの鉄塔

 

 

そんな中  涼しげなミヤマカラマツソウです

 

 

 

こんな大木があちらこちらに霧霞の中から現れ出します

 

 

 

 

なんだ坂こんな坂~  必死です~

 

 

 

 

まさしく霧の彼方へタイムトンネル

 

 

 

十文字では随分楽しませてくれた乙女達でした  こちらではひっそりと白き妖精の様に

 

 

何か見えてきた~ ひたすら二時間の登りでしたね~

 

 

そう~な~んにも見えないのですから、只管下を向いて登るだけ  滴る汗~汗

 

 

 

 

 

どうにも視界は一向によくならない  本当にお花畑あるのかしら?・・・雨はどうなのかな・・・

一体この辺りからはどんな景色が見えるのかな~苗場山はどっちだ~なんてブツブツ

 

 

すっかり雫に包まれてしまったカラマツソウ

 

 

おや~これはハクサンチドリ  こんなお花はやっぱりホッとします

 

 

 

気まぐれにガスは稜線を映しだしてくれるのですが、やっぱり何も見えません~

 

 

 

数人のパーティーが降りてこられました小屋泊だったのでしょう   

 

 

 

一ノ肩のピーク辺りからはヨツバ?ミヤマ?どちらになるのか・・・

シオガマやハクサンチドリのピンクが鮮やかに浮かびあがってきました!そうこなくちゃ

 

 

 

 

 

 カラマツソウも開きかけた花びらに雫が重たそう

 

 

 

小ピークを越えた頃、白い花 オノエラン と言うのですね (必死で調べました イワイチョウでもないツバメオモトでもない)

 

 

 

私は始めて出会いました~ 綺麗ですね!  こんなに群生していたのです

かなりピンボケで スミマセン !! 

 

 

 

 

 

ミストな霧雨の中でも、やっぱり花はいいですね!  随分足止めを喰ってしまったのですが最後の急坂を登りつめると

 

 

 

出ました!  でも視界はゼロ~  頂上では4人程の女性が立ったまま休憩されてました 

そう地面は濡れて座る処はないのです~ きっとここからは苗場山が対峙してで~んと見えるんだろうな~

 

 

 

 

ここで小休止  この先の仙ノ倉山への稜線はお花畑が待っているのです  花の名山でもミストな雨は

風と共に去らない~どんどん吹き付けてくるのです   もう一度雨合羽ズボンを履き何だかんだと時間ばかりとってしまう

折角の木道もスタコラと駆け上がる始末、お花畑よ何処へ~

                       ~ つづく ~

 


お花畑の山へ

2010-07-09 | 上信越の山

実は実は夏の高山植物~今年は無理かな~と諦めかけていたのですが叶いました!

お天気は今いちでしたが、お花畑の花達は喜んでいたようですよ~  

勿論  私は雨でも槍でも  こ~んな景色に出会えたのですから充分なんです !

 

 

今年も生憎の雨の七夕でしたが皆さんはどんな願い事をされたのでしょうか~私は勿論・・・ 

それぞれの願いが叶いますように    笹の葉さ~らさら~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

訪れた山は人気の花の名山でしたので、こんなお天気でさえも団体さんがやって来るのです

でも早朝に出かけたので遭遇することなく静かな登頂をアッと言う間にしちゃいました

久しぶりの雨具の活躍に、これなら北アルプスもOKかな~なんちゃって~その訳は去年の北アルプス縦走予定  

白馬岳~朝日岳の予定だったのですが、なかなか北は受け入れてくれなかったのでした

まずはそんな  「白馬大池編」   宜しかったら     ちょっと引き伸ばし過ぎかな~スミマセン

                         ~ つづく ~


黒斑山  その3

2009-12-17 | 上信越の山

生憎のガスの展望でしたが、この冬初のフカフカ雪やカモシカとの遭遇にスッカリ気を良くして 

心は晴天そのものでした!  又こんな雪景色はやはり高山での楽しみの一つ二つでもあります 

 

 

小諸ICへ向かう頃既にあのガスは遠のいていました

何度も何度も振り返り、山の気まぐれに振り回されながらもその魅力にとりつかれた者たちの宿命

トーミの頭でのあのカメラマンは、きっと今頃最高の気分で浅間山の雄姿を心おきなく撮られていることでしょう

 

 

そう!山は逃げない~又何時か見せて下さいね!  

気持を切り替えれば又これか~  下山でのサイダーやっぱりこれでしょ~このサイズが調度いい

 

 

極め付きががこれ! 黄金の輝き(何と大袈裟な~) 何年ぶり~と思うほどひっさしぶりの焼き芋です

やっぱり石焼って旨みを封じ込めて美味しいです   枯葉の焼き芋も食べたいな~

 

 

例の如く花より団子で終わってしまいそうなところですが、こんなイルミネーションがこの日の最後を飾ってくれました

 

 

巷ではすっかりクリスマスソング♪~も聴こえる頃、いよいよ年末に向けてラストスパート

今年一年を振り返り、またまた落ち込みそうになる自分を抑えながら、来年への希望を胸に・・・

やり残した事数々あれど、それはそれ一歩一歩ゆっくりと前進あるのみ、前を向いて歩きましょ

いい人生だった     そう思える人生に一歩また一歩

山や自然の雄大さは歳ばかり重ねていた自分に大きな変化をもたらせてくれました

私にとって、山との出会いは人生の中で最高の出会いでもあります   皆さんにとっての最高の出会いは何でしょう

人それぞれの出会い   何時までも大切に育んで行きたいですね !  

                          


黒斑山  その2

2009-12-16 | 上信越の山

降り積もった雪に遊ばれながら辿り着いた頂上でしたが・・・

生憎のガス~ガス~見事に何も見えません~狭い頂上では数名のハイカーが同じ思いで、その時を待っていました 

腹が減ってはとばかり昼食にとりかかり、まったりと浅間遠望を待ちました

 

 

この日は風も無く想像以上に温かかったのです

それでもやはり頂上でじっとしていると温かい飲み物はご馳走です~インスタントおしるこが胃袋にしみました~

 

 

時折見せる青空に皆歓声を♪~けれど直ぐにこんな空に  太陽のベールは厚いのか

 

 

漸く諦めて頂上を後に次回へと思いを残し、後から来られるハイカーの方に場所を交代しました

 

 

すげなくされても、まだまだ沢山のご褒美に心は満たされてしまいます 

 

 

 

 

シラビソの樹林の隙間から一度だけチョット見させてくれた蛇骨岳からの稜線から浅間山の外輪の一部

う~全容を想像するとたまらない~!  絶対次回はその全容を見させて下さいね~

 

 

後ろ髪ひかれる思いで帰路に向かいます

 

 

トーミの頭の先でじっとその時を待っているカメラマン   どれ程待たれているのでしょう

 

 

 

 

帰路は中コースを回り雪の量は今迄以上に歩くのがやっと~スノーシューを持ってきていたのに車に置いてきたのです

こんなに積雪があったのですね~  いや~最高です!

 

 

 

ダケカンバの樹林が綺麗です

 

 

 

 高峰山も見え始めまたこの場所はマイゲレンデのようで気持のよい所でした

 

 

すったかったったった~~と ♪

気持よく下った先で、積雪も落ち着いた山道に差し掛かった時です

 

 

ここ!この道の中央にカモシカがいたのです~しっ!しかもずっと私の事を見ていて動きません!

ありゃ~貴女は誰?・・・何しに来たの?・・と何故か上目線のような  確かにっ!

完璧固まった私です~ その時間1分もあったような~慌ててカメラを取ったのですが遅かりし~

 

 

道脇森の中へゆっくり下りて行きます、でも時折こうして眺めているのです 

なんてこった~ 折角のシャッターチャンスをこんなにブレてしまって本当にトホホッのホッ~です~

 

 

これは最高のご褒美でした!

まさか野生のカモシカに会えるなんて思ってもいなかったので舞い上がってしまいました

山での楽しみは、こうしてなかなか見る事の出来ない生き物達との遭遇です

もしかして、急いで逃げなかったのは人間が危害を与えない事を何度か学んでいたのでしょうか

それにしても思いがけずの出会いに今日の山旅は最高のご褒美をくれました!だから山は辞められないのです♪

                       ~ つづく ~


黒斑山  その1

2009-12-14 | 上信越の山

12月11日  忙しく仕事を終えての出発

関東周辺は朝からの雨続き、翌朝は雨も上がると見込み上信越道、東部湯の丸SAまで一直線

予想通り翌朝は雨も上がり雲の流れが遅めな様なので、ゆっくりのスタートを切ったのでした

6時起床~朝食~何だかんだと遅くなり 車坂峠登山口を出たのは9時でした~

 

 

表コース出発(9:15)~避難小屋(11:00)~トーミの頭(11:30)アイゼン装着小休止~頂上(12:20)

頂上大休止30分程・出発(12:50)~トーミの頭(13:10)アイゼン着脱~中コース

カモシカ遭遇??(14:20)~到着(14:40)

行程時間大休止等含む  5時間30分

 

 

 

 

車道はすっかり除雪車が活躍していたので、登山口を過ぎると間もなく予想を遥かに超えた積雪には驚いてしまいました

 

どうしても12月に雪を見るというのがスキー場以外に実感がないのです

確かに、この直ぐ近くにはASAMAスキー場があるのですが・・・

 

 

完璧にテンションが上がりペース配分を忘れ、Kさんに諌められてしまう次第でした 

 

 

このトレースに付いて行ってはいけません~    どなたの足跡??  雪は生き物達の形跡を残してくれるので

山を一緒に共有している気分になります  

 

 

うわ~~この坂は楽しいね~♪   滑っても汚れないし痛くないのが雪の良さ~

 

 

ツボにはまってさぁ~大変~♪ どじょう(おこじょ)が出て来てこんにちは~♪~

なんて歌ってる場合じゃないです~  だんだんヘロヘロになってきます~

 

 

 

 

八ヶ岳の頭にはまだ雲が乗っかっています

 

 

シラビソの樹林帯に着くと積雪はどんどん深くなって、所々先導者のツボ足にはまった跡に自分も足をとられたり

うれし楽しい♪ ~ しか~し大変な雪の山坂道をエッチラ~オッチラ~汗だくになってきます

 

 

 

 

 

避難小屋は鉄板の筒の様で緊急小屋そのものという感じです  どうも様子が変わってきましたね

標高も上がり雲の中へ突入か~

 

 

トーミの頭あのガスの向こうへと登りますが、なかなか晴れません~ここでアイゼン装着されてる方もいます

 

 

これって、エビの尻尾ですか~  冬の風って本当に凄いですね~ 雪の彫刻ロダンも真っ青

 

 

浅間側に滑ると真っ逆さまですがトレースがしっかりありますので大丈夫、でも一度風が吹いたら

先が見えません   冬山は本当に天候も変わり易く危険の渦の中くれぐれも安全登山

 

 

トーミの頭でアイゼン装着 山頂までの急坂をこんなガスの中を登るのですが眺望はどうかな~

 

 

心なしガスはドンドン広がって行き、時折見せる太陽の隙間からの青空が思わせぶりに期待感をあおっているようでした

う~浅間山さん~今日はいかがなものでしょうか~

                        ~ つづく ~ 


雪山へ ~ ♪

2009-12-13 | 上信越の山

今年最初?というのか最後と言うべきなのか・・・  兎に角

高山はもうすっかり雪景色  やっぱり雪山は最高でした!

雪を踏みしめる音 キュッ~キュッ~    この感触は何故か誰もが高揚してしまう音 

 

 

 

 

お見苦しい程、短足な足ですが ご勘弁!  真上から撮るなって・・・

これからの雪山に備え購入したSCARPAの靴のデビューです  履き心地が心配でしたが

それはそれは快適なものでした、下界で履いてる時は心もとないものでしたが山装備って本当に凄いです!

アイゼンもピッタリはまり、これなら剣岳でもどこでも~ (調子に乗りすぎ)

 

 

 

 

楽しい雪道を心ゆくまで満喫してきました    そして何より最高のご褒美まで ♪

またまた拙い写真と山レポですが、お付き合い頂ければと 

                        ~ つづく ~


八海山と花火?

2009-10-29 | 上信越の山

先日、姉から写メールが届きました~

どうやら先月連休に出かけていたらしい  私が巻機山から眺めていたあの  八海山!あの麓に居たのは姉か~

 

里山の麓からはこんな風に頂上まで一望出来る山なんですね  あのギザギザの頂き~そそられます~

 

 

 

 

  

そして、こちらは茨城県土浦市で行われた花火大会の様子だそうです

あっちこっち飛び回っている姉です  花火が好きなんですよ~夏場の湘南は毎週のように見れるのに

毎年10月の一週目か二週目かに行われるそうですが、晩秋の花火はひと際心に響くイベント

花火師による競演は霞ケ浦の湖面を艶やかに彩ったことでしょう

 

 

 

 

10月とあって寒さに震えながらの鑑賞だったそうですが、あまりの美しさに身震いしたそうですよ~

人々は一瞬の美しさや変わらぬ自然の雄大さにも心癒され明日への活力として、愛して止まないものなのですね

誰もが感嘆するそんな光景が何より心癒される、そんな時代を感じます 


巻機山 その二

2009-10-23 | 上信越の山

ニセ巻機山から気持のよいササ原を木道に沿ってなだらかな道を歩けば巻機山無人避難小屋

30人ほど宿泊可能だそうですが新しいですね、前日も沢山のハイカーが宿泊されたようですが

 

 

ニセ巻機山方面を振り返れる  木道は濡れると滑りやすいのですね  おっとっとと~の繰り返し

 

 

小屋目前で見えてきました!   巻機山頂上稜線

広くなだらかに広がるその峰は、とうとうと流れる月日をずっと見守ってきた母なる山のような温もりさえ感じるものでした

 

  

 

こんな山肌を見るのは初めてでした  何とたおやかな山でしょう  心が落ち着くようです

正面に割引山を眺めながら右方向へ登って行くと巻機山の頂です

 

 

山上部周辺は地元の方々や沢山のボランティアの方によって地塘や植生の復元によってここまで回復したそうです

 

 

山頂付近の地塘

 

 

木道に沿って登るとそこは山頂??・・・となっているようですが、本当はここではないそうです

沢山のハイカーで賑わっていましたので写真だけ撮って本来の頂上へと進みます

 

 

 

はい!撮った写真の先にはこんな眺望でした   美味しいお酒で有名な八海山~越後駒ケ岳~中ノ岳

そう越後三山でした~何時か行ってみたい山です  見える山は何処も行ってみたくなります

 

 

 

頂上までの流れるような行程、眼下を見下ろせば上越の山並みを望めました谷川岳~左端は万太郎山でしょうか

 

 

しか~し!本来の山頂はこちらだそうです  あの道標地点から10分程です   こちらは至って静かです

 

 

ここまで登ってきましたが十分時間があったので牛ケ岳へも行ってみたくなるのは自然な成り行き 進む足を止める事が

出来ない程にこの眺望は尽きないものでした足元は不安定な木道となり ますが、こんな視界の中なら気持ちよく進む事ができるものですね

 

 

 

遠望には既に雪を被った平ヶ岳~至仏山(間違えました)燧岳!

 

 

なだらかな木道の先に見えるのが牛ケ岳  気持のいい展望の中の道です

 

 

この日は本当に風も無く穏やかな秋を満喫することができました

遠くに見えた山肌が、このような草のグラデーションによって豊かな秋の色を作り出していたなんて

本当に今更ながら大自然の見事なまでの優美さを目の当たりにしたようでした! 

心身共に穏やかになると何故かお腹も空いてくるのは私だけか~仕方ないです腹時計は昼時です

さぁ~まずは牛ケ岳で昼食を楽しみましょ~

                            ~ つづく ~


巻機山  その一

2009-10-20 | 上信越の山

美味しい山菜鍋を頂いて夕暮れ時を桜坂駐車場へと向かいました

周りは田園地帯すっかり日も落ちてしかし、まだ6時頃なのにお店らしい所は駅前のダイエーだったか

スーパーらしき店はありませんでした、ここで買い物をしておいて本当に良かったと

後は何故か酒屋さんだけは何件も点在しており灯りもついておりました・・・呑み助さんが多い??流石越後~

駐車場は数台の車があるだけでしたが翌早朝には満杯状態でした人気の程が伺えます

 

 

10月12日  二日目  巻機山

桜坂駐車場(5:30)~焼松五合目(6:30)~九合目・ニセ巻機山(8:50)~避難小屋小休止(9:00)~巻機山山頂(9:50) 

牛ケ岳(11:00)大休止~巻機山~?六合目・天狗岩眺望(13:06)~登山口(14:00)

行程時間約9時間半~大休止含む 

 

 

梅酒で温まって車中泊、シュラフに包まっていたら暑いのなんのってダウンのズボンもいらないし

ホカロンもいらないのでした~グッスリ就寝、翌早朝、軽食を済ませ朝もやの中を歩き始めカメラも薄暗いので

シャッター押せませんでした  井戸尾根コースの登山口からはいきなり岩ゴロの勾配

一時間程で五合目焼松に到着、紅葉の具合が心配でしたが、いい感じの色つきにニッコリ! 

 

 

登山口から間もなく、いきなりの岩ゴロの勾配と昨日こちらは若干の雨だったのでしょうか

足元は粘土質のドロドロの悪路~ここで転びたくはないな~と言う感じ

やっと開けた展望らしき先に見えます、あの尖がり山~谷川岳の懐かしい大源太山!  

楽しかったな~いよっ!越後のマッターホルン!

 

 

 

一息ついて心は益々逸ります    泥んこでも何でもいいや~と急坂を登れば六合目の眺望に感激!

 

 

天狗岩とやら格好いいですね~まだ雲の頂きのようです割引山(われめき)見える沢はヌクビ沢

この沢コースもと考えていたようですがKさん、私とではチッと心配だったのでしょう~一般コースにしました

 

 

 

急坂を登って六合目辺りからは樹林の様子も変わり、ブナや落葉樹林の色づきが綺麗です

 

 

 

こんな泥坂を登れば何時しか開けて来ました~うゎ~!

少し靄がかかってはいましたが、どんどん晴れていきます~ 

 

 

約2時間半あまり急坂を登っていくと岩ゴロの平地で皆さん小休止されていました

そう~こんな展望が待っていたのです

登って来た道を振り返れば~こ~んなに紅葉していたのです 遠望には苗場山

 

 

そして朝日岳へと流れる稜線~ガスで見えなかった朝日岳での眺望、こちらの縦走コースは今は随分荒れていうそうです

クマササが朝日に輝いてキラキラしていました!

 

 

急傾斜の檜穴ノ段 、これ結構大変でした~

 

 

階段を過ぎると広々とした台地七合目 

 

 

 

谷川岳~朝日岳遠望

 

 

米子沢方面の稜線~なんですか!この山肌  まるでサラブレッドの毛並みのように温かなぬくもりさえ感じるような

 

 

正面右が割引山~で数人のハイカーの方が見えます   そこは??

 

 

はい~本当の名前は 「前巻機山」 なんですよね   チビ巻機山でもいいでしょうにね~

 

 

お天気が心配でしたが昨夜は満天の星空でやっぱりドンドン晴れてくれました 

同じ紅葉でもこちらの紅葉は、その辺の紅葉とは訳が違う、そんな気がしました

そう、これ以上樹木は無いのですから、後は何が紅葉するのでしょう・・・

                       ~ つづく ~

 


山の秋

2009-10-16 | 上信越の山

10月11日~12日

今年の紅葉はどうかしら?  と出かければ嬉し楽しい~秋の彩の山を楽しんできました

こんな秋の色もあるのだと感激でした!

 

 

 

この季節は暑くもなく、それ程寒くもなくの登山日和~

って何時でもこじつけて登山日和な自分です~    宜しかったら又お付き合い下さい

                        ~ つづく ~


米沢の里~会津の里へ

2009-08-27 | 上信越の山

天元台高原から車で10分程下ると 白布温泉地と言っても、数件程の山郷の静かな里山です

娯楽施設なども無く静かな静かな温泉地  道路を挟んで向かい側を下ると白布大滝

当然ながら綺麗な水の流れやマイナスイオンは火照った身体を潤してくれるようでした

 

 

 

白布温泉集落、嘗てはこの一体は茅葺屋根の温泉湯治場だったとか、しかし、火災にあい

その後はこの一軒を除いては全てトタン屋根や瓦に変えられてしまったそうです、残念でなりませんが

本日はこちらの宿にて旅の疲れを癒し、地元の山菜や川魚に舌鼓、微かな里の温もりに包まれながら

清々しい朝を迎える事ができました

     http://www18.ocn.ne.jp/~nishiya/     ← 西屋

 

嘗ての茅葺屋根の集落の様子が伺われた 薬師堂

 

 

翌朝は会津若松から喜多方へと迎い 

スカイラインから眺める秋元湖~自然のままの湖畔の様子がたまりませんでした 

 

 

小野湖からの雲間に聳える磐梯山    五色沼などは有名ですが私はこの秋元湖や小野湖~桧原湖など

小さい湖が何故か好きですね~そして雄国沼は特にいいんですよね

 

 

仕上げは喜多方ラーメンで(坂内ラーメン)は長蛇の列で他で食べたのですがやっぱり・・坂内がいいな~

実は今年、薬師岳小屋で山菜をご馳走になった福島の方に「坂内より、はせがわラーメン!」と絶賛されていたので

その「はせがわラーメン」をやっと探したのですが、ラーメンマップ にも載らない地元民の名店らしい事が判明

しか~し残念な事に、この日は定休日だったのです 来年の楽しみとなりました~

さてさて、早々に引き上げなくては今夜中に帰宅せねば翌日は仕事です、しか~し寄り道ばかり

道の駅から眺めた会津磐梯山   暗闇の中からも何時までもそのシルエットが確認できるのでした

 

 

 

こんな里山の夕暮れを眺めながら帰路へと向いました

白布温泉から会津へ~会津から喜多方(喜多方ラーメン堪能)へと本当に忙しく車を走らせながらも、眼に映る光景は

長閑な田園風景ばかり忙しなく行動している事を忘れさせてくれるようでした

道草をくいながらの帰路は当然ながら夜中の2時過ぎ 当日の仕事は夢うつつの中で・・・

それでもひっさびさの山の空気に満たされた思いでした


いろは沼

2009-08-24 | 上信越の山

天元台高原から、いろは沼までは1時間もあれば登れるのですが既に標高2000m程山は侮ってはいけません

梵天岩までいきたかったのですが、いろは沼からは往復2時間弱、スタートも遅くリフトの最終は4時30分

本日のハイクはここまでとなりました

天元とは碁盤用語で碁盤の中心の事で転じて「世界の中心」という意味らしい、では「世界の中心」から~

 

 

木道に導かれるように湿原を歩けば既に秋の気配大好きなワタスゲも盛りを終えようとしていました

 

 

ギボウシやシラネネニンジン~イワオトギリなどが夏の名残を惜しむかのように咲いていました

梵天岩への登り口まで歩いてみると吾妻の雪どけ水「大凹の水場」冷たく美味しい水です

登山者の喉を潤していることでしょう

 

 

登り口はいきなり、こんな岩からです でも登りたかったな~

 

 

水場付近での休息でしょうか

 

 

それでもこの日の快晴に感謝して、吾妻連峰の雄大な火山郡が織り成す絶景を堪能しました

 

 

かもしか展望台へと戻ると眼の前にいた鳥、お腹辺りが斑でお尻は白の鳥~なんでしょうか?

 

 

ゲレンデ付近では沢山のトンボが頭に止まったり手にも止まってくれて緊張してしまいました~

山の一日は早いもの、そしてもう夏山から秋へと彩を変えつつあるようです

ロープウェイから眺めた標高800mにある新高湯温泉、斉藤茂吉が湯治したことでも知られています

何時か行ってみたいですね

 

 

ロープウェイからの眺望はすっかり黄昏時、墨絵のような山並みが綺麗でした

 

本日の行程はこんな感じで、お手軽ハイクの束の間の山の空気を堪能してきました

そして向った先に白布温泉があり今夜の宿です

                     ~ つづく ~


小休止

2009-08-23 | 上信越の山

すみません~

この週末に夏山リベンジで出かけておりまして先程帰宅にてUPが出来ません

リベンジ編も続けてUP致しますので宜しく~

吾妻山へのいろは沼への木道にて写した花です

 

ミヤマリンドウです

そしてお馴染みの稚児車

ではまた後程お楽しみ下さい

                      ~ つづく ~