間延びしてのUPお許しを~ ペコリッ
では!後編へ参ります
行蔵峠を何とか無事クリア 西岳へは難無くクリア これから西岳~東岳と連なる鎖場の連鎖が待っているのです
ポチ君 遠くで守っていてね~
赤岳さんが 見ていられんわいってかな~ 展望も少しずつ曇り始めたようです
狩倉尾根方面 ガスは山を神秘の世界へ誘う様で 時には不気味でもあります
上州の山々が遠ざかって行く様です では! 気を取り直して 気合い入れて~行くぞ~!
え~と 右の足がこっちで 左足はあっちに・・・と まるで蛍光灯発電の様に あ~下で見てる人は まどろっこしいだろうな~
って誰も居なかったのでマイペースで登れましたです これ大事大事であります~
実は私は至って身長は 違った~ 慎重派なんですよ 頭がクラクラするであります~
こんな鎖場を幾つ越えたか ヒ~フ~ヘ~! もう お腹一杯であります!!
カメラに収められた鎖は余裕の証 長い長い「雲の糸」の様な鎖は流石に途中 息継ぎしましたよ~
西岳から東岳辺りか? ホールドがありそうな所なら 足を掛けたり手を掛けたり出来るのですが
流石に何も無い!一枚岩が一か所 ツルンツルン 昨日の雨後のいやらしい岩の濡れ具合
となると岩にしがみ付いてしまいがちですが そうそう 岩にしっかり靴底を当て 岩から離れて~を忘れずにクリア
東岳への最後の鎖場を越え こんな尾根に出るとホッとしますね
頂上にはベンチ・テーブルもあり とても狭いけれど気持ち良さそう 先客あり~ なのでスル~
岩場を終えて山らしい こんな細尾根も気持いい
もう終わりかと思っていたけれど これが最後 頂上へのひと登りが2連 山頂からは沢山の歓声が聴こえ
頂上へ向かって エッホ~エッホ~! 頂上から誰か覗いていました 可笑しな所から登って来てるかしら。。。
狭い頂上には 沢山のハイカー で賑わっていました
既に眺望は無く 殆どの方が日向大谷からのコースで登られていた様で 期待した展望が無念そうでした
でも私と言えば 既に眺望は叶いましたので ルンルンな気分で狭いながらも頂上片隅で至福の時を刻んでおりましたよ
思い返せば すれ違った方は男性ばかり へへへッ~! な満足感で一杯であります
無事に登れて良かった 的確な指導のもと こんなに楽しい山登りを味わう事が出来ました!!
充分に愉しませて頂き大満足な自分でした 随分のんびり頂きに居たようです
では そろそろ引き揚げましょう 先ずは梵天尾根方面へ降ります
けれど 直ぐに とある沢方面直下 作業道へとズンズン降ります 降るのみ
※このコースはベテラン向きです(オープンコースではありません)
数か所 枯葉で和らいだ雰囲気の様に見えますが 新米には道を外したら滑落しそうな細い作業道もあります
こういう道こそ油断は禁物なんです (山は自己責任と言いますが、それでは済まない事もあります)
やっと降りてきたか~と実感でした
振り返りながら 充実した山旅に 心から感謝の気持ちが湧きあがった瞬間でもありました
僅かに残っていてくれた深紅の紅葉 今年の山の紅葉は何処も今一だったとか・・・
ふ~っ やっと やっと上落合橋の脇に出たと言うのが実感 傾斜に見える山林の様ですが
実際はこんなに急斜面なんですね 茅ヶ岳どころではありませんでした
今更ながら 地味ではあるけれど 山の奥深さに触れた様な気がしました
道中見かけた二子山 四阿屋山から眺めた山容より 随分ドッシリとして見えました
既に身体中筋肉痛の予兆を感じながら ご褒美の追加です!
仕上げはやっぱり これでしょうか 始めての味 つゆはクルミだれなんです 勿論美味しゅうございました!
ダイナミックな山登りを充分愉しませて頂きましたね
今度は のんびりと景色を楽しみながら ぶらり~ぶらり~な山歩き 里山歩き 行きたいな~
三年程前私が始めて中央アルプスの木曽駒ヶ岳~空木岳への縦走なるものを経験した頃 あの宝剣岳への岩登り
木にも登った事の無い者が夢中で頂き目指し 大きな大きな山稜を越え ヘロヘロになりながら やっと空木岳へ辿りつき
始めて体験した避難小屋での一期一会の出会い 山好きな人達との語らいの中で 山への想いは 一層高鳴るばかり
眺める山々を全部歩きたい そんな大それた想いに 何の疑いも無く
自分の技量とは裏腹に思いは駆け巡る日々でありました
そして何度も諦めかけた思いは 今も こうして再び愉しむ事が出来た歓びで一杯です!
大自然に触れる感触は 無限の力が身体中に沁み込んでいくようで もの凄いパワーを感じるのであります
萎えた身体も心も シャキーンとなった自分に 沢山の楽しみを与えてくれました
さぁ~! 今度は何処行こう!!