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風n

山の美しさに魅かれ登山を始めてまだ間もない未熟者、沢山の人に色々な山の事教えて頂いたり、日々のつれづれを♪

両神山(八丁尾根)後編

2011-11-22 | 奥秩父の山

間延びしてのUPお許しを~ ペコリッ

 

では!後編へ参ります

行蔵峠を何とか無事クリア  西岳へは難無くクリア  これから西岳~東岳と連なる鎖場の連鎖が待っているのです

ポチ君 遠くで守っていてね~

 

 

 

 

赤岳さんが 見ていられんわいってかな~ 展望も少しずつ曇り始めたようです 

 

 

 

狩倉尾根方面 ガスは山を神秘の世界へ誘う様で 時には不気味でもあります

 

 

 

 

上州の山々が遠ざかって行く様です       では! 気を取り直して 気合い入れて~行くぞ~! 

 

 

え~と 右の足がこっちで 左足はあっちに・・・と まるで蛍光灯発電の様に あ~下で見てる人は まどろっこしいだろうな~

って誰も居なかったのでマイペースで登れましたです これ大事大事であります~

実は私は至って身長は 違った~   慎重派なんですよ  頭がクラクラするであります~

 

 

 

こんな鎖場を幾つ越えたか ヒ~フ~ヘ~! もう お腹一杯であります!!

カメラに収められた鎖は余裕の証  長い長い「雲の糸」の様な鎖は流石に途中 息継ぎしましたよ~

 

西岳から東岳辺りか? ホールドがありそうな所なら 足を掛けたり手を掛けたり出来るのですが 

流石に何も無い!一枚岩が一か所  ツルンツルン 昨日の雨後のいやらしい岩の濡れ具合 

となると岩にしがみ付いてしまいがちですが  そうそう 岩にしっかり靴底を当て 岩から離れて~を忘れずにクリア

 

 

 

東岳への最後の鎖場を越え こんな尾根に出るとホッとしますね

 

 

 

頂上にはベンチ・テーブルもあり とても狭いけれど気持ち良さそう 先客あり~ なのでスル~

 

 

 

岩場を終えて山らしい こんな細尾根も気持いい 

 

 

 

もう終わりかと思っていたけれど  これが最後 頂上へのひと登りが2連 山頂からは沢山の歓声が聴こえ 

頂上へ向かって エッホ~エッホ~!  頂上から誰か覗いていました  可笑しな所から登って来てるかしら。。。

 

 

 

 

狭い頂上には 沢山のハイカー で賑わっていました

 

 

 

既に眺望は無く 殆どの方が日向大谷からのコースで登られていた様で 期待した展望が無念そうでした

でも私と言えば 既に眺望は叶いましたので ルンルンな気分で狭いながらも頂上片隅で至福の時を刻んでおりましたよ

思い返せば すれ違った方は男性ばかり へへへッ~! な満足感で一杯であります 

 

 

 

 

 

無事に登れて良かった  的確な指導のもと こんなに楽しい山登りを味わう事が出来ました!!

 

 

 

充分に愉しませて頂き大満足な自分でした 随分のんびり頂きに居たようです

では そろそろ引き揚げましょう 先ずは梵天尾根方面へ降ります

 

 

 

けれど 直ぐに とある沢方面直下 作業道へとズンズン降ります 降るのみ

※このコースはベテラン向きです(オープンコースではありません)

 

 

数か所 枯葉で和らいだ雰囲気の様に見えますが 新米には道を外したら滑落しそうな細い作業道もあります

こういう道こそ油断は禁物なんです  (山は自己責任と言いますが、それでは済まない事もあります)

 

やっと降りてきたか~と実感でした 

 

 

振り返りながら 充実した山旅に 心から感謝の気持ちが湧きあがった瞬間でもありました

 

 

 

僅かに残っていてくれた深紅の紅葉  今年の山の紅葉は何処も今一だったとか・・・

 

 

 

ふ~っ やっと やっと上落合橋の脇に出たと言うのが実感  傾斜に見える山林の様ですが

実際はこんなに急斜面なんですね 茅ヶ岳どころではありませんでした

今更ながら 地味ではあるけれど 山の奥深さに触れた様な気がしました 

 

 

 

 

 

 

 

道中見かけた二子山  四阿屋山から眺めた山容より 随分ドッシリとして見えました 

 

 

 既に身体中筋肉痛の予兆を感じながら ご褒美の追加です!

仕上げはやっぱり これでしょうか 始めての味 つゆはクルミだれなんです 勿論美味しゅうございました!

 

 

 

ダイナミックな山登りを充分愉しませて頂きましたね  

今度は のんびりと景色を楽しみながら ぶらり~ぶらり~な山歩き 里山歩き 行きたいな~

 

 

 

 

三年程前私が始めて中央アルプスの木曽駒ヶ岳~空木岳への縦走なるものを経験した頃 あの宝剣岳への岩登り

木にも登った事の無い者が夢中で頂き目指し 大きな大きな山稜を越え ヘロヘロになりながら やっと空木岳へ辿りつき 

始めて体験した避難小屋での一期一会の出会い 山好きな人達との語らいの中で 山への想いは 一層高鳴るばかり

眺める山々を全部歩きたい そんな大それた想いに 何の疑いも無く  

自分の技量とは裏腹に思いは駆け巡る日々でありました   

 

そして何度も諦めかけた思いは 今も こうして再び愉しむ事が出来た歓びで一杯です!

大自然に触れる感触は 無限の力が身体中に沁み込んでいくようで もの凄いパワーを感じるのであります

萎えた身体も心も シャキーンとなった自分に 沢山の楽しみを与えてくれました  

 

さぁ~! 今度は何処行こう!!     

 

 


両神山へ(八丁尾根)前編

2011-11-19 | 奥秩父の山

冬眠から目覚めて~熊さんの気分でありますが~ ボチボチとUP~UPです

 

前置きはさて置いて 早速 今回の山登りの始まり始まり~

 

前回のネコちゃんパワーが効いたのか 念願叶って行ってまいりましたです

しかし、ご存知の通り こちら八丁尾根コースは時間的には短縮ですが何の何の私の様な初心者には

トホホッ~な鎖場が20箇所 7~10mの鎖が30本を超える 所謂連続の鎖場が待ち受けているのであります

以前の私ならともかく 軟弱な身体で急登すらゼーハーッなのでありますから・・・

その様な私の悪戦苦闘振り お陰で写真枚数は何時に無く少くなっ!~ ブレブレッ~!

お恥ずかしい限りですが お付き合い頂ければ幸いです

 

 

11月12日  行程 

上落合橋登山口(7:50 )~八丁峠(8:50)小休止~行蔵坊(10:10)~西岳(10:20)~東岳(11:50)~

      両神山(12:40)1時間程大休止~山頂出発(13:40)~(※作業道)上落合橋駐車場(15:30)

標高差 573m (上落合橋~両神山)

CT 休憩時間(1時間30分含まず) 6時間40分

 

 

今年の春 セツブン草の花に逢いたくて始めて訪れた小鹿野の地 四阿屋山での眺望で何時か登ってみたいと

心に秘めていた思い 今こうして叶おうとしている  何て私は幸せ者かと。。。。

 

前日の雨にも関わらず白けゆく空には 綺麗な朝焼けの残り陽  嬉しさで心が高鳴ります

久しぶりに眺める山景色 まだ少し残っていてくれてた紅葉に もうこれでも充分満足な気分でした 

 

 

 

 

身支度を整えチョッと何時に無く緊張気味な自分であります  って ここからブレてどうすんの・・・・

 

 

 

 相変わらず寒がりなもので でもこの日は風も無く登山日和だったのですが用心しすぎて又失敗

何時までフリース着てるんじゃ~  この後スッカリ汗ばんでから脱いで もたつく足取りで大丈夫か・・・ 

 

 

 

 

枯葉が気持いい~ って思う余裕 どことなく薄れていた自分であります 

 

 

見た目より結構急坂な道なんですよ~ 峠まで 只管登るだけ  なんだ坂~こんな坂~ フリースまだ脱いでない・・

 

最初の登りって ど~も調子出ないねぇ~ 全然進んでないみたい

 

 

漸く見えてきましたね 八丁尾根 どこをどう登るのか・・・一応イメージトレーニングだけはして来たつもりだけれどネ・・・

 

 

 

やっぱり山で愛でる紅葉は格別です でもこの時の私は既に余裕なし~か~

 

サクサク踏みしめる枯葉の道   

以前登った あの茅ヶ岳の枯葉の急坂 意外に大変だったな~ なんて身体で覚えてるものなんですね 

 

 

 

クサリ場多し・・・分かってますよ・・・分かってますけど・・・来ちゃったよ~

 

少し登った所での展望からは 八ヶ岳の赤岳が すっくと顔を覗かせていました

 

 

 

先ずは あの東岳を登るんです  あっ!その前に 行蔵峠のあの急傾斜が待ってるよ 大丈夫か~~~

 

 

さぁ~ 気を付けて登れよ!    西上州方面の展望  正面奥の赤岳さん 気をもんでいるようでした~

 南天山 諏訪山ってどれだろう・・・ 同定出来ず。

 

 

 

 

 

 

 

先ずは 行蔵坊を越えて 西岳へ いざ!出陣! って気合い入れないとね~ 

 

 

 

 

穏やかな山並みに癒されつつ カメラはしまいましょう  ね! 

 

 

第一難関突破! 既にカメラはザックの中深く やっと ここで写すだけの気力

や~っ まだ数か所の鎖場ですが 私は行蔵峠の直下辺りでしょうか かなりの急傾斜な岩に四苦八苦 

一番しんどかった気憶  三点確保でホールドばかり探しまくって 途中ゼ~ハ~ッ 息継ぎタイム~

指示通り 靴底をしっかり岩につけて 岩から身を離して鎖を掴むと スパイダーマン(ウーマン)見たいに

スルスルと身体が軽くなるんです 

な~る程。。。 わかったぞ!!  恐がっちゃいけないね~  ここから本領発揮?!

 

 

 本来は「行蔵坊」と言うのですが 昔は 八丁峠北側下方の平に御堂があり 両神参りの行者が

こもったので行蔵坊となったそうです  それが対岸の沢名で その奥の一峰の名となったそうです

まさに 修行の道です

 

 

 

やっぱり こんな景色は何よりも最高のご褒美でした!   望遠もしっかり担いできたけれど 今日は心に焼きつけよう

 写しきれなかったけれど 白馬も鹿島槍の独特な二峰の頂きも確認  浅間山も これが見たかった!

 

 

 

ここは 傾斜が少なく 鎖も必要無い程 やっと余裕で下を見る 兎に角ひとつの鎖が長~い! 

これから 西岳~東岳へは その連続なんですよ~~  でもね 心の何処かで “ 快感 ” って文字が。。。

 

 

 

記憶が今一つなんですが 行蔵坊越えてからか その手前か確かでないのですが ベテランの男性が一人休んでおられ 

「これからが鎖場の連続だよ~」 って声かけられて これで私の状態が伺えるかと思うのですがトホホッ~

 その方に 両神山荘のワンちゃんは見かけたかと伺うと 何と何と・・・「 前日辺りか八丁尾根付近?で警察に保護されたらしいよ 」

ほ・ほ・ほご!??  登山客のお弁当強盗・・・登山客への誘導ミス・・・  な~訳ありません!

どうやら 険しい山稜を越えてウロウロしている所を 見かねた心優しい登山者が通報したらしいのです

いくら登山犬と言えども あの鎖場の岩肌は どうやって登り降り出来るの? 私よりは上手でしょうが。。。

多分ポチ君かと思うのですが 会えなかったけれど 良かった良かった 

そんなエピソードもあったんです  ポチ君の事はさて於いて いよいよ本番 西岳~東岳への鎖場の連鎖

そこのチミ 大丈夫か~い!!

                                        ~ つづく ~ 

 

 


山の神様からのプレゼント!

2011-11-14 | 奥秩父の山

既に山の紅葉も終盤を迎え 今年の紅葉は私には無理だな~と半分諦めていた日々でした 

 

が・・・が・・・ お誕生月ではありませんでしたが 山の神様は やっぱり忘れてはいなかったのです!

今週末お天気だったら・・・でもずっと追っていても お天気マークは  のち  

半分諦めかけていたのですが 何と何と ずれ込んだ模様  時々    えっ! 愛しい  のマーク!

 

しかも選んだ山が 以前から登りたかった山 でもでも 苗場山 以来ずっと身体は軟弱なままの日々

やっぱり無理かな・・・

でもやっぱり行きたいな~・・・

どうしよう・・・どうしよう・・・

 

色々な思いが交錯する数日間 やっぱり思いが先行! 無理ならっ撤退・・・ 

そんな覚悟で登山口へ。。。。

 

撤退したのか・・・頂上に辿り着けたのか・・・ 

 

いいの~いいの~ こんなに素敵なプレゼントに触れる事が出来たのですから 

眺めるだけで充分な 今の自分でしたから。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな思いで 出かけた山でした  ど~こだ~~~!!

晴れてくれて最高に幸せ~な気分で向かった先なんですが ・・・・ すっかり写真も滞ってしまう程

全身筋肉痛~腕も腿もプルプル~ ブレブレの写真ばかりで 情けなか~

でもね 本人は結構これ心地よかったりするんです 

 

それでは また この一週間は月一の冬眠状態  になってしまうかと思うので 時期にUPしますので

宜しかったら ひっさし振りな 散々な私の山登り編 お付き合い頂ければ嬉しいです 


桜舞う帰路へ

2011-04-25 | 奥秩父の山

ここが本日の最終地点  棚横手山 やはり頂上ぽくないでした・・・ ここで一服? 

何故かそそくさと引き返す事に ここから帰路は大滝不動コースもあるのですが 

どうやら林道崩落気味の様子 やはりこのままピストンにしました  

となると・・・あのガレた下りは意外にキツイかも・・・

 

 

 

登りでは何度も振り返りながら元気をもらった  大菩薩嶺から奥には電波塔が並ぶ三ッ峠まで遠望

下りながらは心ゆくまで眺められる やっぱり下りはいいな~

 

 

 

 

 

幾度となく心無い山火事に遭いながらも 何度も何度も息づこうとする柔軟な強さ 君たちは凄い!!

 

 

 

木々の間からは金峰山の真白き頂きが 冷気を運んでくれたような 懐かしいな~ヤッホーッ! だね~

 

 

山桜の道に元気をもらい~

 

あともう少しだね~ カラマツの新緑が待っているよ~

 

この時私の脳裏には三ツ矢サイダーしかありませんでしたがね あづ~い

   もしくはヒンヤリつべた~い トコロテン~何故かそんな妄想ばかり・・情けなか~

 

 

 

そう~ こんな景色を眺めた頃だったでしょうか・・・ ガレた急坂をスタスタ下っていたのですが

足元ばかりに気が入って 登りの時には気が付いて避けていた あの道を塞ぐような倒木は

私の頭めがけて??・・・いや 私が突っ込んだ~~ 下りの勢いもあって その衝撃でひっくり蛙・・・

一瞬 何が起こったのか・・・呆然自失・・・おでこから火花散る

 

 

後はご想像にお任せします~     とその後 首から下げてたカメラバックから広角レンズが

どんぐりコロコロ~! ひえっ~! 何処まで行っちゃうか~     運良く?!横に逸れることなく

登山道の10m程先で止まってくれた~ 身動き出来ずに その行方を必死に眼で追っていた自分

やっちゃったか~ ・・・・レンズがレンズが・・・  トホホッ~

 

 

 

と思いきや・・・・ 

あんな衝撃にあったにも関わらず無傷だったんです  本当良かった~です ホッ~

 すったもんだの後は 何事も無かったかのように 桜がお出迎えですた

 

色々な種類の桜  新緑に真っ白い花びらが 清々しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずっと 心の片隅にあった山なれど 

人の手によって無残にも痛々しい程に傷ついても尚 懸命に繋ごうとする自然界の力強さは

無限だよ と囁かれた気がした

太古の昔から絶える事無く 柔軟にしたたかに生き抜く力を携えてきた知恵は

留まる事の無い文明と言う浅知恵を 自然界はいとも簡単に追い抜いているようでもあった

自然に寄りそう そんな暮らしは いつの間にか 何処かへ置いて来てしまったのかな

誰もが忘れかけた人としての営み・・・    今少しづつ思い出して来たような そんな気がした

 

桜の優しさに包まれながら 忘れかけた思い ちょっと立ち止まってみよう そんな山旅でもあった

 

相変わらずの ずっこけな山歩きではあったけど  本当に色々な事気付かせてくれる

だから どんなに苦しくても やっぱり止められないんだな~

そうそう あの三ツ矢サイダーも 下山の後は止められないんだな~

 

最後までお付き合い ありがとうございました !  

 

 


甲州高尾山そして棚横手へ

2011-04-23 | 奥秩父の山

涼しげな山桜との出会いに気をよくしながらも 相変わらず汗が滴るほど フリースなんてとんでもない 

 アップダウンな山道をエッチラ~オッチラ~

やっと平坦な尾根道 でもそれもつかの間ですがね

 

 

 そうそう高速から見えていた林道は綺麗なアスファルト を横切って またひと登り

 

でもこのアスファルトな林道からは ご褒美もあるよ~

私はひと登りした処から愉しみましたが ほ~ら やはり春霞の富士山 肉眼では幻想的で素敵でした 

 

 

ここまで来ると視界もかなり開けて 気持ち良い登りとなります 振り返れば~

 

 

行く手を見上げれば~ 空に向かって もう少し~かな~

 

 

剣ヶ峰到着~ 鈍った身体には結構な登りでした

 

 

剣ヶ峰から間もなく本日のピーク   えっ!?ここが頂上?・・・と思える程 何気なく佇む道標  

立ち並ぶ木々も よく見れば黒ずんでいて 痛々しい さえぎるものは何もないのですから

 

 

あちらこちらに この様な幹が・・・ 痛々しく何とも映すのも悲しいばかり

 

 

 

一気に視界が広がり この斜面一面 枯れ草の世界 樹木は一本もありませんでした

 

目前のひと登りした辺りで小休止する事にしました  視界は確かにいいです 好過ぎ~

それでも伸ばした太腿辺りに日差しはジリジリ焼けつくようで

こりゃ長居は出来ないね~       あ~っ無性に 三ツ矢サイダーが飲みた~い・・・ ポツリッ~

余りの暑さに食欲も無く 枇杷ゼリーが程良く口の中に溶け込んで 美味しかった~

 

 

 

 

21年度には92ヘクタールの焼失だそうでしたが  なんとも不思議な風景 可哀想に・・・

 

 

望遠でズーム 丁度 富士見展望台辺りで団体さんが休憩していたようです 

 

 

それでも残った木々の間からは こんなに見事な花を咲かせていたのです

 

 

あの雪渓みたいに見えるのは コンクリートです

 

 

 

 

 

 

林道を横切って右奥の山!  目指してレッツゴー ~~~ 降りてこられるハイカーが見えます

 

 

 

またひと登りして 林道を渡ります  あれ~また ぼやけてしまってま~す

 

う~最後までこんな登りか~ 一体どんな山だ・・・

 

 

 

よせばいいのに 何故か進んでしまう悲しい性~  ひっさし振りのこの暑さに かな~りやられました 

帰路は大丈夫か?・・・そんなに張り切って・・・やっぱり~    ひっくりかえ~る編・・・

                               ~ つづく ~

                    

 

 

  


甲州高尾山から

2011-04-22 | 奥秩父の山

桃源郷の世界と言えば勝沼周辺 ワイナリーを横目にまっしぐら そこらかしこに咲き乱れる桜は 

やっぱり里山によく映える 勝沼ICから直ぐ甲州街道沿いにある大善寺へ

かなりマイナーな山かと思いきや 以外にも数組の団体さんに遭遇 皆さんお元気そのもの

 

先ずは寺院横を抜け登山口へ 丁寧に手入れされた桜に見送られ登り始めます

 

 

 

 

 

地図上では この険ヶ峰まで寺院から2時間10分 しかもずっと急坂であったのだ~

 

 

浮き浮き こんな桜に見送られ登り始めます

 

心地よい腐葉土の道を登り 葡萄棚を右手に いよいよ山道です

 

 

かなりキツイ登りの途中からは ご褒美の様な視界でした 春霞の南アルプス 白峰三山

うす~く遠望に見えるのですが肉眼では結構見えたのです 望遠レンズ使用すればよかったかな~

すでに余裕無し?・・・

 

 

 

 

意外に長かった急坂を登り終え 私の大好きな尾根沿いには カラマツの新緑が眩しい程芽吹いていた

 

 

 

こんな松が見え始めた頃 振り返れば眼下に霞む甲府盆地

 

 

これから進む先は この山の奥 もう少しひと登りか~ 意外にアップダウンのある山だ~しかも あづい~

 

 

それでも こんな景色はやっぱり嬉しい

 

 

振り返り さっき登り終えたピークにハイカーが眺望を愉しんでいるようでした

 

 

 

滴る汗を何度もぬぐいながら なかなか進まない様な足取りに うんざりしそうな頃 山の神様って粋だね!

本物の山桜です !!  満開でした! 多分今朝程咲き始めたのでしょう とっても綺麗でした!

 

 

 

悲しきかな私の腕では この可憐さは映しきれませんでしたが 精一杯咲いていてくれました

まるで粉雪のよう 恥ずかし気に皆下ばかり向いて       

 

 

 

 

何とも情けない程に ヘロヘロな自分でしたが この桜に会えた事は 私にとっては最高のご褒美でした

流石に春の妖気というのか  もう少し風があってもいいのかと思う程 贅沢な欲求にかられながらも

 春霞の神秘的な白峰三山も愛でつつ 薄桃色の幻想的な世界を眼下に 夢うつつな山登りは

この時期ならではと実感        そしてここから先は やはり想像を超えた現実の世界でした

                              ~つづく ~

 


どこの山だっけ~

2011-04-21 | 奥秩父の山

私は今年の2月に塔ノ岳へ登って以来 山らしい山へ登っていなかったのです 

そうそう 3月のあの四阿屋山への珍道中を最後に 

なかなか気持の切り替えが出来ずに身体の不調も相まって うだうだしていたのですが

やっぱり桜の開花は人の心に寄りそう大きな力があるのですね 

新しい息吹を吹き込んでくれるような期待感で 身体中が高揚するのは私だけでしょうか

アスファルトな桜並木から抜け出して 以前からずっと気になっていた山並みが今回の目的地

 

 

 

こんなショッキングな山をご存知でしたか?

私は偶然にも この21年4月に起こった山火事の時 こちらの山が眺望出来る処でのんびりと前日に

登った茅ヶ岳の余韻を残しながら 桃源郷の世界を愉しんでいたのです

笛吹きフルーツ公園にある 足湯場から遠くに見える黒い煙 「山火事?! ありえな~い」  と思いつつ

帰路の中央高速からは やはり煙が ヘリも上空に 翌日の新聞にはやはり

 

 

 

本当に驚いてしまったのでした

それからと言うもの 中央を抜ける度に この山が気になって仕方なく 何時か行ってみたいなと

何故か思うようになった山でした 

 

眼下には こんな世界が広がっている山  

 

 

 

 

でもね・・・うだうだ過ごした日々を後悔するまでもなく軟弱な身体は如実にその威力を発揮し 挙句に 

この日もやっぱり晴天過ぎて 一昨年に登った茅ヶ岳同様 4月の猛暑にみまわれて こんな感じでヘロヘロ~

 

(2009年4月茅ヶ岳にて)

 

 

見える山並みを 何故かピークハントしてしまう悲しい性が止めればいいのにGOサイン~

 

 

ヘロヘロな写真はこんなです~

またまた私のズッコケな山登り  宜しかったらお付き合い下さい    


節分草 回想記

2011-04-14 | 奥秩父の山

時の流れが何処かでマヒしてしまっていたのか・・・

四阿屋山からの散策は既に編集していたのに すっかり忘れてしまっていた・・・

 

と言う事で山にも行けず 結局の所今頃になって続編投稿しますので ご機嫌宜しかったら

お付き合い下さいね   

 

では!始まり始まり~

 

今回一番のお目当ては 両神の節分草でした

毎年沢山の花を咲かせては訪れる観光客の心を癒してくれる可憐な花たち

斜面一面に咲き誇る頃は きっと大変な人混みとなる事でしょう 

全体の3割程度の開花状態ではありましたが 一つ一つの花々は やはり可憐で愛らしかったですね

 こんなに元気なセツブンソウに会えただけで感激です 

 

 

 

満開には まだ少し早過ぎたようでしたが 鎌倉の節分草より 遥かにしっかりとした花姿 やはり違います 

 

 

 日当たりのよい処で見つけた群生 でもやっぱり撮るのは難しい

 

 

 

 

 南斜面から暖かな日差しを浴びて咲き始めた節分草 本当に目を凝らして探しながら 見つけ出す程

淡く小さな小さな花  決して華やかではないけれど 

そっとそっと話しかけたくなる     そんな可憐な花でした

 

 

 

 

始めて訪れた小鹿野町 早春の花々に出会え 念願の節分草とのご対面 静かなひと時でした

 

 

 

 

節分草園  室堂からの帰り道 朽ち果てた民家の片隅に 何気なく咲いていた 福寿草 

 

 

 

へへっ~最後はやっぱり食い気か~

 

 

仕上げは地元での お蕎麦を頂いて 欲を言えば ふきのとうなどの山菜天ぷらが良かったな~

私はこちら埼玉へ 今年の狭山湖以来 こうして訪れた事は 今迄全くありませんでしたが

ちょっと足を伸ばせば まだまだ こんな長閑な里を楽しめるのだと改めて思うのでした

そう あの両神山の奥秩父方面は 以前ブログでご紹介した 「秩父山中 花のあとさき」 のところだったのですね

ずっと昔から この地で営まれてきた人達の熱い思いによって 私達も貴重な花々を愛でる事ができるのですね

止める事の出来ない文明との狭間の中で 守り継ぐ事の困難さを抱えながら 

必死に守られている そんな日本古来の文化と営みを 何時までも絶やす事無く継承していって欲しい

苦しくとも忍耐強く 穏やかな優しい日本人の心  忘れがちなこの頃 呼び戻さなくっちゃ! 終わり

 

と言う事で

この時期は桜満開の中でありましたが ボヤボヤしていて 我がご近所の桜並木は 

見事な散り際を見せてくれました・・・ えっ~もう散っちゃった~ 

 

 


四阿屋山へ

2011-03-10 | 奥秩父の山

この処花粉で頭がボ~ッとなってUPが細切れ気味ですみません~ 

 では続きます~

 

 

見事に咲き乱れる福寿草園を後に 杉花粉の山中へ突入!

最初は 参ったな~と思わず後ずさりしそうな程の杉に 「え~い女は度胸!」と覚悟を決め

恐る恐る歩を進めたのです~

 

 

 

木道を登り やがて両神神社奥社が見え始め 皆さん ここで身支度をされておられました

 

 

 

 

どこが頂上なのかは 全く分からず いずれにしても ここから30分程 のんびり歩を進め

前方に登り始めておられる方に 何故か付いて行くような気分で進んで行きましたが

意外に痩せ尾根の急坂を登るのだな~なんて思っておりましたら 前に進まれてた中年のご夫婦が

四苦八苦しながら戻られる・・・ お聞きすれば 「ここは以前直登ルートで登ったのですが 足場が悪過ぎて~」

とここからの登りは断念されるとの事     えっ? えっ~?! 直登ルートなんてあったっけ?・・・

鎖場とは違うっの~?・・・

 

 

 

およそ三分の一程登って来た事もあり このまま登ります~

しか~し! ここからが必死でした~! 本当に直登 岩場とは違って枯葉に埋まった樹林の間を

右に旋回 左に旋回 足場が無い?・・木の根っこに しがみ付き 腕力だけで登るんか~

岩場ならヨセミテ? ここは根っこ ソレミテ?  そんな駄洒落を言ってる余裕すら無かったであります

これが長丁場なら完全に ヘロヘロでした  振り返る事すら出来ませんでした 先ずは無事登頂!

 

 

 

 

こちらも これからアカヤシオなどがが楽しめる山だそうですね 両神山 行ってみたいです~

 

 

 

なんと独特なその山容 ズームで二子山 こちら完璧直登ですよね!

 

 国道からも眺められた山容は 左斜面は痛々しい程削られて ピラミッドのようでもあった 武甲山

 

 

 

眺望を堪能すれば やっと落ち着いて~ 溜息  ひぃ~っですね~ 

この日は暖かでしたがホットレモンティーが意外に美味しかったです

 

ベンチに腰をおろして ふと目を止めると 眼下に 先程登ってきた登山道?!

勿論ここからは下山しませんよ! 下部の文字が枯葉で読めませんが・・・

 

 

頂上は本当に狭いです この右下にふたつベンチがあり そこで小休止したのです

 

一休みして ハイカーが次から次へとやって来ます 場所をお譲りして正規の登山道にて下山

 

本来なら このルートを登って来るものだったのですね

 

 

 

確かに こちらも結構な急登ですが しっかり鎖も設置してあります ここを離れてから数分後

大きな落石の音を聞き男性の大きな声も聞こえたので 一瞬不穏な空気を感じましたが大丈夫そうでした

 

 

最初の分岐に戻りましたが        これが目に入らぬか!!

道なりに歩くと このまま真直ぐに進んでしまいます  左から男性が登って来られます

これが正規の登山道です  この注意書きも この丸太も眼中に無かったのです

分かっていたら ちゃんと回避しました 本当にすみませんでした 

 

 

 

 

それでも沢山沢山愉しませて頂きましたね 

 

 

 

 サンシュの花も ほころび始めたようです

 

 

 

 

 

気が付かなかった事で故意ではありませんでしたが何はともあれ 無事に下山させて頂きました 

地元道の駅で頂いた四阿屋山の登山ルートには頂上付近での注意書きに(初心者の登山禁止)

とまで書かれている事に帰宅して始めて気が付いたのですが ちょっと驚きでした

始めての山登りでと言う場合は ちょっとびっくりする所でもありますが禁止って・・・?

充分に注意して肝に銘じてと言う事で   道標はしっかり見る事ってかな 

今回の登山道

多分普通は引き返します・・・ ちょっと山慣れした風な自分が一番危険なのだと反省しかりです

山はあくまでも安全に 楽しくがモットーです  本当に いい経験をしました 「邂逅の森」の文中での

マタギの言葉思い出し ずっしりと心に響きます ・・・            「自然を侮ってはいかんぞ」 

                                   ~ つづく ~


春を探しに~♪

2011-03-08 | 奥秩父の山

そう春を告げる先駆者達 あなた達に会いたくて ずっと したためていた思い

誰よりも早く早く会いたくて ここまで やって来ました

でもね その前に ちょっとだけお山に登りたくて ヒョコヒョコ登ってみましたが・・・

低山の醍醐味?! ・・・  味わう事となりました~

 

3月5日 この日雲ひとつ無く 久しぶりの快晴 風もなく穏やかな一日でした 

秩父の小鹿野町 両神山の東に位置する四阿屋山(777.6m) 低山ながらバリエーションに富んだ

人気の山 そして麓には有名な福寿草園や あの節分草を愉しむ事が出来る お花の山でもありました

 

 

 

先ずは紅白の梅が 青空に突き抜けそうな程の勢いで咲き乱れる中を通り四阿屋山居広場へと向かいます

 

 

 

 

そこは蝋梅の心地よい香りに包まれて 地面からは これでもか~と言わんばかりの福寿草で一杯でした

 

 

 

 

そこはかとなく蝋梅の香りは 本当に気持ち良く まるでアロマの世界でした!

 

 

 

 

見事に咲き誇る福寿草の群生 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもね~何故か私には この黄色の花びらが 卵の黄身に見えて~仕方ないのですが~

 

 

 

 

 

では! こぼれんばかりの この杉花粉真っ只中の山の中へ いざ!出陣! 

      絶対に木は揺らすべからず!!

 

 

 

どれ程の時間を過ごしたのか こんなに沢山の蝋梅や福寿草を見たのは 始めてでした

観光の為必要以上に植栽されたのでしょうが 山間での饗宴はまさしく春爛漫

薄桃色の春の到来の前に 可愛らしくコミカルなレモンイエローの世界で 前夜祭というところでしょうか

充分に堪能すれば いよいよ楽しいハイクへと向かいます

こちらから四阿屋山頂までは おおよそ1時間程とのこと 足慣らしには調度いい 

 

そんな散策気分で向かった先は・・・・ きっと数人の方しか登られないのであろう・・・当然です

そんな登山道へ??!!・・・・ あれ~っ!   

                                   ~ つづく ~


花粉悲惨の山へ~

2011-03-06 | 奥秩父の山

花粉症の方にとって この時期は本当に飛散~悲惨

悲しくもないのに 溢れるとハナミズキ 違う違う!~鼻水 アウウッ~

毎年忘れずに訪れる そんな訪問者に熱烈歓迎   なっ訳ありませんが 昨年中は幸運にも?

この時期病院の中でありましたので 花粉症発生してから十数年もっとか・・・始めて薬無しで過ごしたのです

そういう意味では快適な入院生活でありました~・・・ あれから一年・・・・  花粉症やっぱり今年は無理~

 

 なんて言いながら  びゅゆゆ~んと  やっぱり行ってしまった~ 

 

 

それはそれは 低山ではありましたが 図らずも かな~りドキドキ ハラハラの楽しい~ハイクとなった訳で 

 

 

私の花粉症状は 最も眼にくるようでありまして かゆくて翌朝 ボクサーの試合後の眼の腫れのようになるので

それはそれは厳重に対策したのでありますトホホッ~ (花粉用眼がね飛ぶように売れてるそうですよ)

 

 

花粉対策万全で行ってきました~ 

何故か山中に居る時は 全然症状が出なかったのに 都心へ着く頃に少しずつ発症

思った程 眼は腫れませんでしたが 翌朝 頭がズズ~ンと重いです 

しか~し 心は   Spuring Ephemeral !!           

                                               ~ つづく ~


瑞牆山 後編

2010-11-20 | 奥秩父の山

やっぱり頂上はいいね~! 

ホラホラ富士山がこんなに綺麗なシルエット 何故か少し斜めになってます 

心なし何時もよりチョッと 恐い頂上の様でしたので ( 昔は高所恐怖症だったんです!)

暫く慣れるまで 四つん這いな自分でありました~ 

 

 

岩を登るのは大好きなんですが・・・この瑞牆山の頂上は今までに無かったような頂上?・・・慣れるまで少しビビったであります

 

 

深田久弥の終焉の山 茅ヶ岳 まるで墨絵です

 

 

 

ローソク岩と懐かしい懐かし~南アルプス 北さんはスッカリ雪化粧でしょう

 

 

 

  始めて登った時の八ヶ岳は赤岳での強風の洗礼受けたっけ 寒かったな~

 

 

 

 遠く浅間山が墨絵の様に 何時か登ってみたいな~ 

 

 

眺望を堪能しながらのティータイムは本当に贅沢なひと時です 山梨名産のあんぽ柿

干し柿は好きではなかったのに 山に登り始めて好きになったのでした~

 

 

 

 

 

 

去年は金峰山から眺めた瑞牆山だった  不思議だな~山って どうして見える山々に行ってみたいと思うのか

 

 

 

風も無く穏やかな山頂でのひと時を堪能 そろそろ下山  

で??登りではここは通らなかったけど・・・愉しいね!飽きないね! ここの登山道

 

 

立派な木階段 ここだけ~

 

 

下りの時の方がロープの役目はあります

 

 

 

山頂を眺める中腹で 懐かしそうに見上げておられた方(掲載の許可は頂いておりませんがスミマセン)

愛犬と山頂を見つめる姿が印象深く お話をすれば若かりし頃 瑞牆山~金峰山と縦走されたとか 

どの辺りが頂上への道かと聞かれ「あんな処だったか~」としみじみとされ その眼差しは感慨深く

 きっと誰もが 嘗て自分が登った山を こんな風に眺めるているのだろうと 思えてしまうのでした

 

 

 

ここから先は このワンちゃんを連れては登れないだろうと 「流石に抱っこは出来なしね~」ですって

 

僕は7歳なんだ だから お山はチョッときつかったな~ でも大好きなご主人の喜ぶ顔が励みなんだ

と言う顔をしていたような~ ちょっと甘えん坊なラブちゃん 枯葉にマッチした毛並み いい子だね~

 

 

こんな道を毎朝散歩出来たらいいね~   って駐車場 何時もながら 帰路は寂しい~

 

 

 

 

 

 

久しぶりに登った山道は 萎えた身体には結構厳しかったけれど 何時もながら 身体の疲労とは裏腹に

何故こんなに心地よいのだろうか 何度登ってもそれは分からない

人はそれを山病と言うらしい   そんな病なら 大歓迎だ!

四季折々の山景色 やっぱり自分の眼で堪能したい そんな思いで一杯でした  

殆ど自己満足な世界でありますが 何時もながら ご訪問して下さる皆様に感謝いたします

同じ思い共有出来る事は 嬉しいものです   ありがとうございます  


瑞牆山 前編

2010-11-18 | 奥秩父の山

初狩駅を後に向かった先は 瑞牆山荘駐車場へ真っ暗な山道をまっしぐら

昼間の長閑な風景とは一変して想像出来ぬ程の暗闇でした

 

就寝前、真っ暗な山荘脇のトイレを利用時の事・・・

トイレ排水溝溺れてた多分~多分ねずみ・・・が・・・トホホッ 完璧ダウン まともに見れなかったので

多分としか言えない  別のトイレを利用したものの・・何が何だか分からないくらいの自分の動作でした

もしかして枯葉かな~・・・わからん~

お陰で眠りも今一で~  しか~し我ながら自分は逞しいと思いました!  

目覚めたら忘れていたのですから 

 

 

 駐車場出発(6:50)~富士見山荘(7:30)~瑞牆山頂(9:30)~大休止(30)~駐車場(12:30)

行程約5時間45分 休憩等含む

 

 

翌朝なんだかんだと身支度に手間取り あっと言う間に白々とした景色に変わり始め

出発したのは7時近くになってしまった~  何時もの如くのんびり行こう 踏みしめる枯葉の感触

懐かしい感触なんて しみじみ歩けば こんなトンネルを抜けたり

 

 

  

 

こんな倒木をまたいだり 出だしから アスレチックな山道に ボ~ッとはしていられない

 

 

やがて木々の間から見え始めた あの山容~ 花崗岩の白さが絶妙

 

 

 

富士見山荘ここまで30分程 ここからは金峰山への分岐となり沢山のテントが張られていました

 

 

 やがて天鳥川沿いを横目に 大岩に逞しく根っこを張り巡らせた木々が立ち並ぶ異様な風景に

思わず圧倒された

 

 

この大岩は皆さん 必ず撮られていますよね 誰が最初に棒を立てたのでしょうね~

パックリ割れた岩を支える棒が 可笑しげで  でも ここからの登りが結構手ごわいんですね

 

 

 道はどんどん荒くなり 倒木やら岩屑やら 急坂にこぼれ落ちてきたようなあり様

まともな山道などありそうもない程 大腿筋がプルプルッだ~

 

 

やっと視界が開けてきたら 懐かしい眺望が待っていました チョコンと五丈岩が可愛らしい 

 

 

 

金峰山から眺めた瑞牆山を何と異様な山だろうと 何時かきっと登りたいと思っていたのです    

昨年の9月に登った そんな 金峰山からの眺望

 

 

これがローソク岩か 本当だね~

 

 

まだまだ続く岩の道

 

正直この道標を見た時はホッとしましたです~

 

振り返れば こんな大岩の急登な間を 皆さん登ったり 下ったりしているんですよね~

 

 

ありゃりゃっ~凍ってます~ でも それ程困ることもなく ロープが必要かどうかは分からない程

足の長さがある方は 難なく通過です 私はチト短かったので 一応ロープ使用~

 

 

 

そんな凍りついた岩を登り切ると頂上です!

さて~今回の眺望はいかがでしょうか  あの山~この山~ そんな山並みを眺めるのが

やっぱり愉しいのです

                                    ~ つづく ~


こんな眺望へ

2010-11-17 | 奥秩父の山

週末、初狩から向かった先は 何とも奇妙な山容で有名なお山

黄砂交じりの視界ではありましたが 南アルプスの山並みも同定出来るほどでした

しか~し 九月に登った北岳以来の山登りで 身体は正直者かな~り筋肉痛 

 

 

 

寒くも~暑くも無く 曇天かな~と案じていましたが 霞みがかった大気が意外にも幻想的 

まずは こんな眺望で かな~りご満悦な自分でした! 

                                  ~ つづく ~


逍遥~十文字峠最終章

2010-06-20 | 奥秩父の山

今年三月の志賀スキー以来、念願の山へ来れるとは正直思ってもみなかったのです

行って駄目だったら二度と行かれないかな~何度も迷いながらも気持ちは既に山の中~もう止められない

やって駄目なら潔く諦めよう~  な~んて一大決心したような

この数カ月の間に自分の人生をあらためて振り返ってみたり、ほんの短い間だったのに沢山の経験をしたような   

そ~んな思いを胸にやってきた奥秩父の山並みは、心なし優しく包んでくれたようでした

 

 

 

 

 

 

 ただただ一目散に登り始めた早朝

腐葉土のフカフカな山道は足元から頭の先へと伝わってくる心地よさ~少しずつ蘇ってくるような感触でした

 

 

 

登りの険しさと、下りの余裕は段違い、こんな景色だったかと二重の楽しみ

 

 

 

 

倒れて間もない老木の朽ちても尚、吹き返そうとするその執念は一体何なのだろう

 

 

 

荒涼とした木々は自然の厳しさそのもの  今更だけど本当に凄い!

 

 

 

久しぶりの山歩き無事下山しましたよ~石像さん   

 

 

 

八丁坂を下り広い広い原生林の中、圧倒される程の森の奥深さに気付かずに通り過ぎた朝

今また、あらためて奥秩父の雄大な懐に抱かれ浸る瞬間でした

 

 

 

何時もの如く名残惜しい~とうとう本日の奥秩父の旅を終える橋が見えてきました 

 

 

 

 

朝靄の中、胸躍らせて歩いた白樺林      心ゆくまで楽しませて頂いた

 

 

 

 

 

山旅の最後を彩ってくれたのがこの花たちでした~勿論私は初めて出会えたのです

ベニバナイチヤクソウの群生が夏の訪れを知らせるかのように少しずつ咲き始めていました

 

そんな山の何気ない季節の移ろいにさえ人は魅了されてしまう

ただただ只管に与えられた命の営みを懸命に繋いでいる、そんな直向きな姿が愛おしくもあり健気でもあり

いつの間にか、そんな彼らに勇気をもらい重い筈の足取りは何時しか身体中が新鮮な空気の塊のように

フワフワと浮いてしまいそうな程軽くなる   山の無限の力なり

 

 

久しぶりの山に撮りとめなく引きずってしまいましたが、最後までお付き合い有難うございました!

前日まで不安な思いはありましたが、きっと私以上に同行して下さったKさんは不安で一杯だった事かと思います

無事に下山出来た事、本当に本当に心から感謝いたします   

その2日後の検査では実際確かな数値が出たのです!(先生には内緒でしたが) 

山のパワー恐るべし! 更なる勇気が湧いてきました!