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風n

山の美しさに魅かれ登山を始めてまだ間もない未熟者、沢山の人に色々な山の事教えて頂いたり、日々のつれづれを♪

王ヶ頭ホテルから

2012-07-27 | 信州の山

そうなんです!

見えてる景色はかねてから一度行ってみたかった処でした

美ヶ原ビーナスラインで2000mからの大展望 簡単に車で行かれ 頂上に山小屋とは程遠いホテル

 下界の利便性をそのままに 私の様な者には最適なところだったんですね

 

 

長閑な牧場風景 シャトルバスからですが 牛さんちゃんと振り向いてくれました

 

 

 

食事も食べきれない程に 飛騨牛は勿論 岩魚焼きまで 

 

 

 

 

この景色を どれ程に待ちわびた事でしょう 

 

八ヶ岳から富士山  妙義山 浅間山(こちら側ではありませんが)  

 

 

 御嶽山も行ってみたかったな~

 

 

電波塔は邪魔者となっておりますが ご覧の様に北アルプスの人気者 槍ヶ岳もクッキリと 

御嶽山から白馬岳 アルプスの名峰が立ち並んでいました

 

 

 

散策すら出来ない状況で 何とも口惜しいものでしたが 大展望で全てを払拭してくれたようでした

これが私の最後の山旅となりました  本当に記念すべき二日間 沢山の想いを乗せて 

雲まで流れ スッキリでした

 

 

拙いブログもこの日で1436日となりました

山への想いを残したい そんな思いから始めたブログではありましたが 本当に沢山の方々が

同じ様な思いで山を楽しまれてる 皆さんのブログを拝見するのが楽しく また参考にもなりました

そんな自分ではありますが 今や遠く山を眺める事すら大変な状況で カメラを手にする事もままならず

闘病に専念する事となりました また そろそろブログを閉鎖しようと思います

長い様で短いネット上での山友の様な皆さんに 色々な事を教えて頂き感動し本当に楽しかったです!

全ての事に感謝 感謝 我が人生に悔いなし   

 

本当にありがとうございました  

最後に こちらの写真はホテルの愛犬ポチと厳冬期の 写真なんですが こんな風に私も何時までも

大自然の素晴らしさに感動し また皆様の安全を願っております    可愛いいでしょ!!

 

 


日本のチロル~遠山郷

2011-10-01 | 信州の山

はい!

こちらはご存知の方もおられるかと思いますが 意外に今だ知名度は低い様ですが

私は山に登り始めの頃 本当にな~んにも分からない事ばかりで山名などを追っていた時

「日本のチロル」という名前? チロルと言うからにはハイジーセバスチャンも居るの~?

山深いのかな? なんて検索していたのですが

写真を観てビックリ! こんな所に集落があるなんて凄い 一度訪れてみたいな~

なんてずっと思っていたのです       車は ここにしか駐車出来ません あのビューポイントまで

徒歩で道路を登りますが 直ぐです   でも私には車疲れか ひぃ~へぇ~ほぉ~  

 

 

 

駐車場から登り坂道路を6~7分登り 案内板からは林道片道15分程

 

 

 

こんな林道も何故か懐かしいね~ 以前は結構厳しい林道だったそうですが観光客の安全の為 

かなり整備された様です   

 

 

 

見晴らし良く多分樹林を伐採しているようでした  ここからでしか この眺望は望めないようです 

それにしても この急斜面に点在する家々 斜度は30度とか~ 車でも一苦労な道 冬場は絶対来れないな

嘗ては皆さん歩かれていたのですよね  凄い!    まさに山と一体の生活です!

日本の原風景百選とか けれど実際 集落の方にとっては 

景観なんて言っていられない程 厳しい生活環境だったのでしょうね

 

 

 

 

 

束の間の時のようでしたが 思いに浸っていられない程の急峻な道路を九十九折に降って

気分はジェットコースター並み スリル満点でしたよ  

 

「下栗の里 」チロルから山道を下って152号線に入り このまま浜松ICまでずっと走ってしまおう・・・

なんて とんでもない道を選んでしまった訳で 地図をご覧になられるとご理解頂けると思うのですが

中央道へもかなり走行するので (その方が遥かに楽だったんですが) 高速は やっぱり つまらない

何だか この秋葉街道から離れたくないのが本音 しか~し やはり甘かった・・・です・・・

 

 

 それでも やっぱり ふらっと立ち寄れる身軽さは捨てがたいものです  

そう  こんな木造校舎にも出会えたのですから 

信州伊那谷遠山郷の山間に建つ 「木沢小学校」 今年で満78歳です

昭和7年から 様々な世情を受けながら 平成12年3月に廃校となったそうです

しかし このまま朽ち果てていくには忍びないと思いを寄せる有志・団体の方々の地道な活動の元

現在も 山あいの近代史とも言うべき木造校舎を保存れているのです

 

 

 

木の温もりの心地よさは言うまでもありません 素朴さの中に自然との共存の意味合い尊さを

私の様な者でさえ そこに居るだけで学べるようでした

 

 

 

「懐かしい~!」 なんて思わず昔のアルバムをめくる方・・・ 結構沢山おられるのでは?

 

 

 

 

 

嘗ての林業の盛んな時代 険しい山ではあっても 人々との暮らしの中で共に生かされていた様に思うのです

 伊那谷の森林鉄道は高度成長期には こんなに活躍したのです

 

 

 

 

 

 

 それでも やんちゃな男の子の姿は今も昔も変わらないね

 

 

 

 

私は何故か この写真が たまらなく好きです   

日本の森林は国土の67%を占める世界有数の森林国家 けれど戦後格安な輸入木材は8割も占めてしまった 

そんな自然豊かな日本を 嘗ての様に 自然に寄りそう生活には 限界があるのでしょうか  

森林は伐採しすぎても荒廃してしまうけれど 手を入れないと もっと荒廃してしまう 

木の心地よさ 木炭 etc 今の日本に何とか生かされないのでしょうか 

過疎地となってしまった山里を 活性することで雇用を生み出すのでは・・・なんて素人の浅知恵か

 

生きぬく為の道しるべ  先人達は残してくれた筈なのに・・・

 

本当の豊かさとは・・・  今一度 我が身に問いかけてしまう写真でした

 

 

 

 

この木造校舎やモノクロの写真は 現在の 私達に沢山のメッセージを突き付けている様に思えてなりませんでした

 

                 信州南 遠山郷     詳しい内容はこちらで  

 

何となく離れがたくなる思いを残しながら木沢小学校を後に 走り抜けた先に 漸くガソリンスタンドを見つけ給油  

その真後ろに見慣れない風景に 車を置かせて頂いて吊り橋を渡り階段上まで 

そこは JR飯田線 水窪駅でした

天竜川の支流沿いに 見た事もない風景に ちょっと感激でした 電車の本数は僅か2時間に1本と言う程度

以前に電車で来てみたいと思っていたのでしたが それは大変だったんですね

 

 

 

 

 

私が山に登り始めたのは たった3年ほど前 このブログも山記録も兼ねてと思い始めたのでした

そんな僅かな期間でも私にとっては 沢山の未知の世界へと広がる心躍る日々の連続でした

そして何よりも 山から繋がる日本の伝統・文化や 山里に暮らす集落の民俗学や風土・歴史など

本当に沢山の学ぶべきものが溢れていました 山のもたらす全てを知りたい・・・

そんな思いに駆られてしまうものでした   恐るべし山の魅力 そして素晴らしい

 

眺めるだけでも幸せな気分  今はそんな謙虚な自分でいられるのですから 私も大人になったもんだ~

そして今回の旅をヒントに 私は こんなに広い日本 ゆっくり旅しよう!

何故か そんなフレーズ思いついたんです~ 意味不明で失礼いたすました。。。

 

急ぎ足で駆け抜けた南信州の旅レポ 最後までお付き合い ありがとうございました! 

 


しらびそ高原へ

2011-09-29 | 信州の山

そうなんです~

このまま そばの花を見て帰るだけでは お腹一杯にはなりません!ってお蕎麦を食べたい訳じゃ~ありません~

ここまでの道中 あの名峰達が 「こっちへおいで!」と手招きしているのですから このまま帰宅するには忍びない

と言う事で 標高1900mもの高原へ いざ まっしぐら~ 

 

国道152号線の 山間の道を 走り抜け~ と言いたいのいですが 国道と言っても この道は

かなり激しい道路だったんですね~ 勿論アスファルトな道ではありますが 

これだけの名峰に囲まれた山間の道路 危うい道幅だったり 道酔いになりそうな そんな山道 

先ずは大鹿村方面に向けて ナビでGOO~! 

 

もう充分過ぎるくらいの景色に 気が付けば 駒ヶ根市への分岐辺り 分杭峠にさしかかり 観光客の車が

目につき 一体何なのか・・・・ 降車したものの よく分からないトホッ~

 

調べれば   波動の発生する「ゼロ磁場」と言う所が発見され そこが 分杭峠この一帯らしい

その「ゼロ磁場」が所謂 パワースポットと言われる場所なのだそうです。。。ふ~ん

みんなパワー欲しいのですね・・・

車でも やっぱり大変ですよ こちら標高1424m 伊那山脈の峠の一つですから でも来ちゃった~

また日本で最も高い標高の峠と言えば 三伏峠(2607m)でも有名ですよね

まっ勿論そこまでは国道から外れてしまい過ぎるので却下、しかも3時間程の徒歩 三伏峠小屋泊まりなら別ですが~

 

話は分杭峠に戻します~ 

峠から少し進んだ辺りでは まさにその断層を確認出来たのでした  案内板もあります

(そうそう私のデジイチ電池切れでここからはコンデジ 今だそんな事している自分にガックリ

 

 

 

この一帯は日本最古の最大最長の巨大断層地帯の「中央構造線」 と判明 

降車して確認  この斜面 三層~四層に色が変わっているのが分かりますね

 地球の割れ目を実感!  現在の知力でも計り知れない 大自然の脅威です

 

 

 

 

 

そして秋葉街道をひたすら走り抜け 途中 お蕎麦屋さんが数か所あるのみ 地蔵峠を越え 

何だか やっと辿りついた~ そんな道程でした  昔の人は本当に凄い。。。これが実感です

 

 

先ずは こちら 南アルプス雲がなければ こんな風  でも私は道中たっぷり望めましたから!

負け惜しみじゃ~ありませんよ~

(ウィキペディアから)  標高はここで1833m  

 

 

すっかり雲に隠れてしまったのですが 荒川岳も見えていました  しらびそ峠から大沢岳への登山道は閉鎖されていました

途中がけ崩れ等があり やはり台風の影響だったのでしょうか それにしても南の山の奥深いこと

 

 

 

 

しらびそハイランド ここでやっと昼食にありつけたのでしたが写真を撮る余裕もない程の遅めの食事

流石にまばらな観光客でしたが 中央自動車道飯田ICから一時間半程らしいけれど

私は伊北ICから ずっと国道でしたので なが~く感じました 当たり前か~  

 

 

しらびそハイランドの駐車場奥の小高い階段を登ると展望台です 

この地区は本州有数の天体観測スポット地帯  途中 車より大きな天体望遠鏡とテントを見かけました 

 

 

 

こうして眺めていると2年程前に聖岳から赤石岳~荒沢岳へと縦走した事が 

とても懐かしく 楽しい思い出となって蘇りますね~  あんな所に居たんだな~  

 

 

 

 う~ん たまらんぜ~ぃ!

 

 

茶臼岳も光岳も しっかり見えていました ! その時に撮れば良かったね~

 

 

 

 

 

 

ここで一泊したら こんな風に夕日眺める事が出来るのかな 本当は夕暮れ時まで居たかったけれど~

でもね 夜道は心配な山道 早々に帰路へ向かわないとです 

 

 

 

そんな後ろ髪ひかれる思いでしたが 今一つ欲張った あの名所があるんです 

そう きっとこちらへ来られた方は皆さんが立ち寄る所でしょうね~ 

私は 以前から そんな機会をずっと狙っておりました    あの場所。。。

                            ~ つづく ~

 


志賀高原 その四

2011-07-23 | 信州の山

充分に愉しんだ大沼池からは またもや楽々のゴンドラで東館山へと向かいます

前山リフトでお世話になった係の方に 高天原からのリフトからは かなりキツイ登り坂になるので

発哺ゴンドラからの方がいいとアドバイス それでこのコース(随分軟弱に見えたのでしょうか~ 確かに~です)

そして大沼池入口から発哺温泉までバスに揺られて やって来ました

 

 

 

 

 

まず飛び込んできた視界は あの寺子屋山でした

一昨年冬 あそこの展望から眺めた山々の景色は それはそれは綺麗なものでした

志賀ならではの雪景色 空気も澄み切って 高天原辺りのタンネの森の(オコジョが出るか愉しみの)滑降は

の~んびり辺りの樹林の美しさを堪能しながら気持ち良かった~

 

 

 

そして次に飛び込んできたのは 何と真っ赤か~なコマクサ  植物園らしい色だね~ 

 

 

 

寺子屋山~赤石山~岩菅山への縦走も面白そうですね 

 

 

 

こちらが岩菅山 へぇ~っ 奥に見えるのが裏岩菅山 想像していた感じとは違っていました

 

 

 

 

コバギボウシが盛りでした

 

 

                                                       ダイモンジソウ 綺麗ですね                              

      

 

                                           テガタチドリとは 手形? 関所のある所に群生したの??

 キカリゴケ なんですが 分かりにくいですね 肉眼ではよく分かりましたが 

  

 

 

                             大沼池近くにで見つけました  トゲが痛そうでした

 

右から寺子屋山 岩菅山への稜線 

 

 

 

東館山神社の鳥居をくぐって 少し登ると 視界が一気に広がりました

 

 

 

ここは遮るものも無くて 意外に気持ちの良い処でした 

 

 

 

 

 

ネバリノギラン

 

 

 

 

 

グンナイフウロ と言う事で good night      あっ~まだか~  ではこっちで  good by~!

 

 

もう少し時間があれば 植物園から寺子屋山へ降った辺りに武衛門池があり そこもとてもいいそうです

でもバスの最終が16時20分 ここでは30分程しか時間が無かったのです

それでも目一杯愉しんだ本日のハイク 今日はこれで終了~ お天気も快晴過ぎた程 

でも 夕刻になってもの凄い雷雨! いや~ 山の雷は始めてでしたが 既にホテルに帰っておりましたので

あの稲妻を じっくり眺めておりました  明日はもう帰らなくてはならない 僅かな時間何処へ?

お決まりの あのコースかな~  と・・・・・お姉様方お二人 どうやら今夜は早々にお休みのようです

 

 

 

今日のお粗末編をカミングアウトしちゃいましょう~

実は発哺ゴンドラからバス停へ帰る途中に 斜面に沢山のキスゲが群生していたので帰りに

一人づつ撮りましょ~と言う事になっていて 順番に撮っていたら最後に私の番で姉が急に

「あら タオル落としてきたわ~そこで ちょっと待ってて!」と 探しに でも直ぐに引き返し

多分ゴンドラ内で山で落としたのでは無いからとの事でした その間5~6分    

で 私は変な態勢で ずっと待っているのですが・・・・

 

姉はすっかり 私の存在を忘れて バス停へ行こうとしたのです~

はっ~!・・・えっ!・・・ 何それ!~この場所でずっと待っていた私は何なの?!~ 

傍で友人Sさんは笑い転げるし 通りかかる人は何してるのかと怪訝そうに見るし

マイペースな姉が炸裂  毎度の事ですがね~ 旅の終盤 やってくれましたと あきれ顔

 

 

 

 

でもって 血は争えない姉妹 細い山道を歩いているとき 横から張り出た枝に気付かず

頭が引っかかって 「あれ~~~っ」  それって 私が山で よくやる失態 

改めて我が身を振り返ったのであります  何でそんな所ばかり似てしまうのか・・・

 

 

 

 

 

情けない二人の姉妹を しっかりサポートしてくれたSさん 笑いを抑えながらのシャッター 

何故か私はキスゲを押さえてる 意味がわからん~ 

本日最後の締めはこんな感じですた~~~

                                             ~ つづく ~

 

 

 

 


志賀高原 その三

2011-07-20 | 信州の山

二日目 

昨日の田ノ原湿原でのキスゲに囲まれて ご満悦から 頭痛で撃沈してしまったのですが

一眠りしての快復 良かった~!

 

 

 

 

 

お天気も快晴  今日はそっちの方が大変かもです

折角早起きしたのに 山歩きとは感覚が違い 日の出も見ずに 只管リフト開始に合わせて (8時40分から)

のんびり~マッタリ~何だか時間が勿体ない  お二人どうしても登り坂は嫌だとの事

気ばかり焦り 仕方なくリフト前に8時過ぎ 何とかもうちょっと早く乗車出来ないかお願いしたら

20分も早く乗車させて頂いたのです!  決して脅迫した訳ではありませんよ~近いかも 

 

では本日のお池めぐり~鈍行列車で出発進行!~!

 

 

前山湿原~渋池~四十八池~大沼池~池尻~清水口(大沼池入口)バス停(グットタイミングな時間でした)

~発哺温泉バス停~東館山ゴンドラ(高天原からリフトでは降車してから急登りとの事で)

東館山展望台~ピストンゴンドラ~発哺温泉バス停~蓮沼バス停~硯川 

行程 約6時間半 バス乗車分は除く

 

 

ホテル前から横手山(2305m) をズーム  あのゲレンデ懐かしい~ 

 

 

 

前山湿原から ほたる温泉を眼下に 熊の湯付近 美味しい石窯のピザ屋さんが 

あるのだけれど どの辺りでしょう

 

 

 

笠ヶ岳 (2075m) 見る方向によって本当に違う山です

 

 

 

 

 

前山リフトを登りきった所  鉢山を遠望に前山湿原へ進みます

 

 

 

姉の熊よけ鈴を頼りに  鈴の音? 何かちっちゃい!~ カウベルの方がいいんじゃ?・・・

 

 

 この一帯が湿原となります

前山湿原のワタスゲはとても元気でしたよ  かな~り ボッサ ボッサの頭ですが これが可愛い~

 

 

 

 

湿原から間もなく 渋池に到着 な~んだ やっぱり登り坂 頑張れば良かったかな~

でも お二人は先があるから 無理は禁物と判断していたようです そうなの?・・・前山リフトって10分程ですよ

昨日の頭痛は何処へやら・・・私を気遣って下さったんですね トホホッ~ ありがとさん

横手山を背景に ワタスゲとアヤメ 標高1800m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶色く見えるのはモウセンゴケ 凄い群生でした モウセンゴケの花ってあるのですね~

      モウセンゴケ    ご参考に

 

 

 

渋池を抜け 本格的な山道へ突入 雪が恋しいくらい この日は暑い  

 

 

 

 

 

 

突きさす様な日差しの中を あの花は何だ この花は何?とおしゃべりをしながら山道を進み

間もなく 樹林の間から 見え隠れし始めた湿原  それだけで清涼感を感じてしまう程

 

 

 

おばさん~凄い格好です これは山用の紫外線避けの薄いレース生地 以前に購入

唐松岳~五竜岳への縦走での日差し避けにも使用した 優れもの 涼しくてストレスありません

やっと出番でしたね 日焼け恐い~です 

姉・・・もっと凄いですので お見せできません~ 怪人二十面相!

 

 

 

 

志賀山を前に ここが四十八池

 

 

 

こんな日差しで 可哀想なくらいでした 

 

 

 

 

 

 

 

湿原入り口には しっかりと整備された公衆トイレもあり(この日は使用不可)

休憩場所も設置してあります

 

 

クラゲみたい~ 

 

 

最高の構図と思って撮った筈が 何でこうなるの~ 

もの凄い日差しの中望遠~広角~マクロと必死に撮り続けた筈が暑さでピンボケ?・・・

レンズをしっかり装着しなかったんです・・・時々やってしまうんです ってか気が付かないの?

・・・・トホホッ~です 

 

 

 

二日に分けて歩いた私達の行動範囲は 丁度この地図上にありました ちょっと左上部に発哺が 

そこから東館山へと登ります (但しお山は全てスルーでしたが)

バスの移動は 一時間に一本とスリリングな移動となりますが 私達は何故かタイミング良く乗車出来ました

日頃の行いがいいのかな~

 

 

 

ヒメシャクナゲ 葉っぱは確かに石楠花の葉 でも花は とっても可愛いんですね 

始めての ご対面でしたが盛りは既に終了 見れて良かった~

 

 

 

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四十八池を後に 湿原を過ぎると直ぐに あの志賀山への山道です

頂上はかなりの急登だそうですが この地の守護神のようなもの 登りたかったな~

 

 

 

 

後ろ髪をひかれる思いで トボトボ山道を進みます 目を凝らして道脇を探すと 本当に沢山の

高山植物を見つける事ができます  

 ??

 

 

 

志賀山を真横から眺めます 気持良さそうです

 

 

 

ウワミズザクラの花の後でしょうか 違っていたらごめんなさい

 

 

 

樹林の間から 飛び込んできたコバルトブルーのお池 これ画像色は一切編集していません

 

 

 

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これは ミゾホウズキと言うそうです 

 

 

 

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珍しい植物に誘われるように 辿りついた先には 先程眼下に見えた大池 いや~ここは知りませんでした

大沼池 志賀山の裾野に広がる大池 瑠璃色に輝いていた水面は近づく程に 暖かな色に変わり

優しく包み込む様な 穏やかさを感じ この辺で昼寝でもしたくなる程でした 

 

 

 

 

 

 

 

直ぐ傍には屋内のログハウス調の無料休憩所と売店  綺麗な公衆トイレもあり 

私達は ここで漸くホテルから持参したお弁当と 売店のコーヒーを頂きました(インスタントではありませんよ)

猛暑なこの日も 道中は猛烈な日差しでしたが 2000m近い高所の木陰は 言わずもがなですよね~

ここは是非 紅葉の頃に訪れたいと願う程に魅了されてしまいました 

一日ここに居ても私は飽きる事はないと思える程に 優しく包んでくれました

 

 

 

 

 

 

一日居ても飽きぬ程 私はこの大沼池が好きになりました 朝靄にけむる早朝はきっと最高でしょう 

そんな思いを膨らませながら 帰路へと向かいます

 

 

 

 

左奥の砂浜がチョッと見える所が 先程休憩していた所 

この大沼池の瑠璃色は遠くで眺めた方が 一層引き立つようです 色の調節はしていません 

 

 

 

 

 

 

大池が遠ざかる頃 漸くこんな歩き易い林道となり 約一時間ちょい 黙々と歩きます

 

 

 

 

 

 

只管平坦な林道を 飽きることなく進めるのは やはり こうした花達が道沿いにいてくれるから

ゴゼンタチバナ~ツマトリソウ~ベニバナイチヤクソウ 豪華なコラボ 

 

 

 

 

延々と歩き易い道を 一時間半程 本当に散歩の様な おしゃべりをしながらの道のりでした

 

 

 

 

 

清水の銘水でお水を頂きたかったのですが 直ぐ咲先にあるバス停で時間を確認 あと5~6分で到着

これを逃すと また一時間待つ事になるので 諦めて乗車

次なる場所へ 姉は何度か訪れているのですが その眺望を私に見せてあげたいと 

でも この季節遠望は期待薄のようですが やはり早出が何よりなんですよね~

                                ~ つづく ~ 


志賀高原 その二

2011-07-18 | 信州の山

眼の前に現れたのは!  えっ~! おこじょ?? 

 

 

 

 

な~訳ありませんよね そう 雨宿りに打ってつけの場所が運良く見つかったのです

 

 

 

こちら正面 何となく お店風ですけど

 

信州大学自然教育園の丁度 裏手にロックガーデンがあり 私達はその下に居たのです

石段を登り切り 資料室前の縁の下辺りで 縁の下じゃネズミですよね 軒下です~

雨宿りさせて頂いていたのですが・・・・

次第にスコールの様な激しさで 雨の跳ね返りと蝦に襲われて たまらず  ドアーが開いていたので

声をかけても返事が無かったのですが 飛び込んでしまいました  何だか恐る恐る 

ドアーをそ~っと       中に入って初めて信大園の建物と把握 

でもだ~れもおりませんでしたが ここは無料資料館なので良かったです~ 

 

 

 

 

 

 

目覚めの鳥のさえずりは 本当に癒されますね~

 

 

 

久しぶりに経験した もの凄い雨 あの二人全然動じないんですよね~ここが見つからなくっても

「山はそんなものよ」 ですって・・・ 確かに~ 通り雨の後の爽快な空気は 高原ならではです

直ぐにバス停があり そこで あの老夫婦にバッタリ~ 「雨は大丈夫でしたか?」とお聞きすれば

折りたたみ傘を高く上げて この通り~ ってジェスチャー    山慣れされてますね 

では御機嫌よう!   また 何時か何処かでお会い出来ますように  

 

 

自然園でお勉強してきたばかり  これは・・・ダケカンバ! 

 

 

 

下ノ小池  葉ばかりのイワイチョウでした

 

 

 

 

この日は 夏特有のお天気そのもので 1500mの高原といえども かなりな蒸暑さで

スコールの様な雨で 植物たちも ほっとしているようでした

 

 

 

ゲレンデ上にはキスゲや アヤメが 騒がしく通り過ぎた冬を後に今が盛りとばかり咲いていました

 

 

 

 

 

 

前方にゲレンデが見えます  丁度下部が蓮池辺りかな だとしたら何度も滑降した懐かしいゲレンデ 

なんだかな~です 

 

 

 

 

文字通りワタスゲが群生するワタスゲ平 

この直ぐ近くに 懐かしい~あの恐怖(私だけですが) のジャイアントコースがあるのです

アイスバーンの ジャリジャリッ!に 思わず腰が引けて 転んでしまって なかなか起き上がれずに

七転八倒~ そんな処こそ思い出は深いものですね

 

 

 

 

この日 私達は硯川から蓮池までの 湿原散策を のんびり 雨に濡れる事もなく 歩くことが出来ました 

後はホテルに戻り マッタリと過ごすつもりでしたが 私この日は朝から何となく頭痛があり 体調が今一つ

「あ~何か嫌だな~」 あれ以来・・・ 志賀がトラウマになったみたいで そんな思いを払拭する為にもと

出かけたのに・・・・ 明日は大丈夫かな・・・ なんてちょっと不安ながらも お二人より

早々に就寝したのであります        明日は長丁場のトレッキングなんだけどな~ 

                                ~ つづく ~


志賀高原 その一

2011-07-14 | 信州の山

今年もやはり猛暑の夏となってしまいましたが皆さん いかがお過ごしですか

夏休みの季節 今年は節電対策の一環で休暇もお盆を基準に 交代で取る事も可能になりましたね

 

何と言っても 爽やかな空気か ザブ~ンと水に浸かる そんなお遊びが一番!

で私の休暇は・・・懐かしの志賀高原と 相成りました~  メンバーも最悪?な歳の離れた上の姉と その友人

学生時代からずっと仲良しコンビのお二人にお邪魔虫に~ 何とも珍道中な旅でありました~

7月10日~12日 平日を挟んでの 高原散策は お天気共に静かな時間を過ごす事が出来ました

夏に訪れたのは何回かありましたが ノンビリ散策を味わったのは今回が初めてでした

冬の志賀は スキー三昧で 只管滑って転んでのスピード狂?  ゆっくり景色を眺める事も無かった

 

今回の 白銀の衣を脱いで 漸く志賀高原の様子が鮮明に理解出来たようです 

そして改めて その雄大さに感動してしまいました 

今回私達は 70近い湖沼が点在している高原湿原の トレッキングを愉しみました

 

では楽しく 愉快な 御池巡り 宜しかったら お付き合い下さい 

 

一日目

長野新幹線~バス 正午前に宿泊地の硯川に到着 昼食を済ませ 先ずは あの田ノ原湿原を目指して

お隣の熊の湯~平床大噴泉~木戸池~田ノ原湿原~三角池~日陰湿原~上の池~長池~

信州大学自然教育園~小の池~ワタスゲ平~蓮池バス停~硯川

 行程約3時間程 (帰路はバス乗車にて30分程)

 

 

熊の湯から少し過ぎると こんな処がありました  でも何故か写真がボケてしまっていました??

まだ眼が覚めていない自分でしたか??  平床大噴泉 この付近でもゲンジホタルを見る事が出来るそうですが

今年は 余り繁殖がよくないそうです  私はまだホタル観た事がないのです 

 

 

 

 

この時期 キスゲが沢山迎えてくれましたが・・・・ボケボケでスンマソン~

 

 

 

膝丈程の笹と白樺の心地よい森を道路沿いに歩くと やがて木戸池に当たります

 

 

木戸池 小さな湖畔です

 

 

少し高低差が出て木道に沿って登ります  お姉様方 今までが平坦過ぎたか~ぜ~は~っ

人の事は言えません 

 

 

鬱蒼とした森を抜けると開けた先には   うわ~キスゲの群生! 素敵!!

 

 

 

ここが あの有名な田ノ原湿原で よく広告などに撮られるビューポイント  ちと斜めになってしまった~ プロは凄いであります

 

 

 

 

 

 おまけ~

 

 

こちらの御年配のご夫婦のご主人に写真を撮りましょうかと お気遣い頂いて遠慮なく三人を撮って頂き

私達もご夫婦の写真を お撮りして仲が宜しいご夫婦の様でつい 「もっと近付いて」なんてポーズを指示してしまったり

とても他人には思えない程に気持が通じてしまって 本当に楽しかったんです  

おまけにサクランボまで戴いてしまって  本当に失礼な言い方かと思いますが 爽やかなご夫婦

御主人は終始にこやかで優しい眼差しで奥様を包み 苦楽を共にしたご夫婦の絆を感じました

退職後はご夫婦で山へも出かけられて 穏やかな老後を愉しまれているようでした

御年配と言いましたが とても若々しいでしょ!  目指せ!我々も!

 

 

 

 

以前に訪ねた時より ワタスゲの群生はもう終わりで ちょっと寂しかったけれど

素敵な出会いに より一層 清々しい空気となりました

 

 

 

湿原の中で見つけたのですが とっても小さくて可愛いお花??

あっち向いてホイッ!

 

 

チミはこんなところにいましたか  今日はおかっぱ頭ですか~お似合いですよ~

 

 

 

 

 

 

湿原を抜け 森の中へと進みます  蒸暑い~

 

 

それでも木陰に入ると気持ち良い冷気が待っています

 

 

 

だから こんなキノコもお出まし

 

 

この山道沿いには 沢山のギンリョウソウが迎えてくれました こんなお顔初めてお目にかかります

な~んか頭でっかちの宇宙人!  われわれは~

 

 

 

開ききるとこんな お顔になるのですか~

 

 

 

何を撮っていますか そんな必死な格好で

 

 

まだ少しだけ 咲いていてくれました綺麗なピンク アズマシャクナゲ

 

 

 

長池 とても静かな湖畔のようで 何より手つかずな感じが素敵でした

 

 

 

 

 

遊歩道に沿って 歩いていると これは オオヤマレンゲでしょうか 貴重な花なのに どうしても

森の中は暗くて ボケてしまいます 

 

 

 

 

森を抜け湿原に出ると すっかりお馴染みになった ワタスゲ君とハクサンチドリ

 

 

 

 

三角池 標高1570m深さ4・7m 雨が降り始め ゆっくり写真が撮れませんので三角がわかりませんでした

 

 

 

 

どうしても森に入ってしまうと暗く ブレた写真になってしまうんです

黒部杉 原生林の奥深い歴史を感じます

 

 

 

御前様 ほら ここではボケません でも何やらシトシトと雨音が・・・

 

 

ちょっと雲行きが でも通り雨ぐらいで済みそうですが・・・いやいや 山の雨はやっぱり凄い

でも・・・雨具・・・蒸し暑い・・・傘・・・あっホテルに忘れた! 段々凄くなってきました

 

 

さてさて あのお姉様方はのんびりお話しながら どうって事ないみたいに歩いておりますが私濡れるの嫌です~

辺りをちらほら きょろきょろ いや~何て運がいいんでしょう 

こんなにいい雨宿りの場所が直ぐ眼の前にありました お二人 「良かったわね~」 と未だに呑気

                             ~ つづく ~