二日目
昨日の田ノ原湿原でのキスゲに囲まれて ご満悦から 頭痛で撃沈してしまったのですが
一眠りしての快復 良かった~!

お天気も快晴
今日はそっちの方が大変かもです
折角早起きしたのに 山歩きとは感覚が違い 日の出も見ずに 只管リフト開始に合わせて (8時40分から)
のんびり~マッタリ~何だか時間が勿体ない お二人どうしても登り坂は嫌だとの事
気ばかり焦り 仕方なくリフト前に8時過ぎ 何とかもうちょっと早く乗車出来ないかお願いしたら
20分も早く乗車させて頂いたのです! 決して脅迫した訳ではありませんよ~近いかも 
では本日のお池めぐり~鈍行列車で出発進行!~!
前山湿原~渋池~四十八池~大沼池~池尻~清水口(大沼池入口)バス停(グットタイミングな時間でした)
~発哺温泉バス停~東館山ゴンドラ(高天原からリフトでは降車してから急登りとの事で)
東館山展望台~ピストンゴンドラ~発哺温泉バス停~蓮沼バス停~硯川
行程 約6時間半 バス乗車分は除く
ホテル前から横手山(2305m) をズーム あのゲレンデ懐かしい~ 

前山湿原から ほたる温泉を眼下に 熊の湯付近 美味しい石窯のピザ屋さんが
あるのだけれど どの辺りでしょう

笠ヶ岳 (2075m) 見る方向によって本当に違う山です

前山リフトを登りきった所 鉢山を遠望に前山湿原へ進みます

姉の熊よけ鈴を頼りに 鈴の音? 何かちっちゃい!~ カウベルの方がいいんじゃ?・・・

この一帯が湿原となります
前山湿原のワタスゲはとても元気でしたよ かな~り ボッサ ボッサの頭ですが これが可愛い~
湿原から間もなく 渋池に到着 な~んだ やっぱり登り坂 頑張れば良かったかな~
でも お二人は先があるから 無理は禁物と判断していたようです そうなの?・・・前山リフトって10分程ですよ
昨日の頭痛は何処へやら・・・私を気遣って下さったんですね トホホッ~ ありがとさん
横手山を背景に ワタスゲとアヤメ 標高1800m



茶色く見えるのはモウセンゴケ 凄い群生でした モウセンゴケの花ってあるのですね~
モウセンゴケ
ご参考に

渋池を抜け 本格的な山道へ突入 雪が恋しいくらい この日は暑い 



突きさす様な日差しの中を あの花は何だ この花は何?とおしゃべりをしながら山道を進み
間もなく 樹林の間から 見え隠れし始めた湿原 それだけで清涼感を感じてしまう程

おばさん~凄い格好です
これは山用の紫外線避けの薄いレース生地 以前に購入
唐松岳~五竜岳への縦走での日差し避けにも使用した 優れもの 涼しくてストレスありません
やっと出番でしたね 日焼け恐い~です
姉・・・もっと凄いですので お見せできません~ 怪人二十面相!

志賀山を前に ここが四十八池
こんな日差しで 可哀想なくらいでした



湿原入り口には しっかりと整備された公衆トイレもあり(この日は使用不可)
休憩場所も設置してあります

クラゲみたい~

最高の構図と思って撮った筈が 何でこうなるの~ 
もの凄い日差しの中望遠~広角~マクロと必死に撮り続けた筈が暑さでピンボケ?・・・
レンズをしっかり装着しなかったんです・・・時々やってしまうんです ってか気が付かないの?
・・・・トホホッ~です

二日に分けて歩いた私達の行動範囲は 丁度この地図上にありました ちょっと左上部に発哺が
そこから東館山へと登ります (但しお山は全てスルーでしたが)
バスの移動は 一時間に一本とスリリングな移動となりますが 私達は何故かタイミング良く乗車出来ました
日頃の行いがいいのかな~
ヒメシャクナゲ 葉っぱは確かに石楠花の葉 でも花は とっても可愛いんですね 
始めての ご対面でしたが盛りは既に終了 見れて良かった~

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四十八池を後に 湿原を過ぎると直ぐに あの志賀山への山道です
頂上はかなりの急登だそうですが この地の守護神のようなもの 登りたかったな~


後ろ髪をひかれる思いで トボトボ山道を進みます 目を凝らして道脇を探すと 本当に沢山の
高山植物を見つける事ができます
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志賀山を真横から眺めます 気持良さそうです

ウワミズザクラの花の後でしょうか 違っていたらごめんなさい

樹林の間から 飛び込んできたコバルトブルーのお池 これ画像色は一切編集していません

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これは ミゾホウズキと言うそうです


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珍しい植物に誘われるように 辿りついた先には 先程眼下に見えた大池 いや~ここは知りませんでした
大沼池 志賀山の裾野に広がる大池 瑠璃色に輝いていた水面は近づく程に 暖かな色に変わり
優しく包み込む様な 穏やかさを感じ この辺で昼寝でもしたくなる程でした


直ぐ傍には屋内のログハウス調の無料休憩所と売店 綺麗な公衆トイレもあり
私達は ここで漸くホテルから持参したお弁当と 売店のコーヒーを頂きました(インスタントではありませんよ)
猛暑なこの日も 道中は猛烈な日差しでしたが 2000m近い高所の木陰は 言わずもがなですよね~
ここは是非 紅葉の頃に訪れたいと願う程に魅了されてしまいました
一日ここに居ても私は飽きる事はないと思える程に 優しく包んでくれました

一日居ても飽きぬ程 私はこの大沼池が好きになりました 朝靄にけむる早朝はきっと最高でしょう 
そんな思いを膨らませながら 帰路へと向かいます


左奥の砂浜がチョッと見える所が 先程休憩していた所
この大沼池の瑠璃色は遠くで眺めた方が 一層引き立つようです 色の調節はしていません


大池が遠ざかる頃 漸くこんな歩き易い林道となり 約一時間ちょい 黙々と歩きます


只管平坦な林道を 飽きることなく進めるのは やはり こうした花達が道沿いにいてくれるから
ゴゼンタチバナ~ツマトリソウ~ベニバナイチヤクソウ 豪華なコラボ

延々と歩き易い道を 一時間半程 本当に散歩の様な おしゃべりをしながらの道のりでした


清水の銘水でお水を頂きたかったのですが 直ぐ咲先にあるバス停で時間を確認 あと5~6分で到着
これを逃すと また一時間待つ事になるので 諦めて乗車
次なる場所へ 姉は何度か訪れているのですが その眺望を私に見せてあげたいと
でも この季節遠望は期待薄のようですが やはり早出が何よりなんですよね~
~ つづく ~