ここまでの道中の電車の乗り継ぎは 散策より時間がかかり やっぱり遠いな~
どっと疲れが出てしまった様で 夕食後は温泉に浸かり 一気に爆睡に入った様です 
山登りの方が どれだけ大変か。。。 なのに あの爽快感は格別なんでしょうね~
と言う事で早朝散策の予定だったのですが窓の外は 夕刻から降り続いていた雨で ガックリッ
二度寝したせいか ボ~ッとしながらも 少し小降りとなった様子
このまま帰るには寂し過ぎる様でしたので 朝食後ホテルのカッパを お借りして(自分のは?)

小雨に煙る河童橋を後に 梓川右岸沿いをトボトボ進みます 半分ヤケクソかい?

白樺林の林道沿いには まだまだ沢山の高山植物が咲いていてくれました ソバナ(岨・そば)
意味は山の険しいところ、崖という意味でその様な所に生えている食用の草という意味だそうです

な~るほど。。。
何てね この時は何だろうって そうそう ゼ~ハ~喘ぎながら涸沢まで登った時の帰路で
購入した「上高地の花 70種」 のアンチョコを見ながら編集しております 
この時はまだ 寝ぼけております~
ところがですね・・・・この綺麗な黄色の花が そこには載ってないのですよ
調べれば キンミズヒキ 小雨に一番映えていたようでした


これは クサボタンでオスとメスと別の株で 雄花の方がやや大きめなんです
だから これは雄花ってことですね 葉っぱがボタンに似ているからクサボタンって 安直過ぎ・・・
もっと可愛い花名にして~

写真を撮っている時は 面白い植物と思っていたのですが
編集していて始めて分かったのですが このクルクルリンの下には紫の花が・・・・
と言う事は これも クサボタン まるでチングルマを想像するような 七変化 面白いですね~
この花が
こんな風にクルクルリン~になるのですね~こちらは ちっちゃいから 雌花ですね

小雨の中 そんな散策をしていると 時期にウェストン碑の場所に到着 そう ここへ来たかったんです
冬に訪れた時には この場所が分からなかった訳が やっと理解出来ました!
雪で凍結した岩壁で 見えなかったんですね~ 納得!
何方か 心なし固まっていませんか~
大きさを比較出来ると思って撮りましたが
何か変。。。

ウェストン・レリーフ から直ぐ近くには 丁度清水ホテル・上高地ホテルの前辺りになりますが
霞沢岳がくっきり見える筈。。。。筈

こんな感じなんですが・・・

霞沢岳へは徳本峠から登山道があり 六百山へと縦走するルートは穂高連峰を眺めながらの
迫力ある稜線となっているそうですが 登山者が少ない為か若干道は荒れているらしい
想像するだけで楽しいね~
梓川左岸からは穂高連峰と対峙する様に 霞沢岳から六百山へと雲が流れています


穂高は全然 お出ましにならないので 同じ右岸沿いを戻り ブラブラと道脇の植物を眺めていたら
この蝶々は!? わぁ~何だか図鑑で見る写真の様 名前・・でしょうか??ヒョウモンかな~
ここ上高地は高山蝶の生息地なんですよね 珍しい蝶々が花から花へと乱舞している様です


植物や昆虫などを探しながら戻る途中 歩いていると・・・・あら~らっ~!
ガサゴソ草が揺れる???
えっ!なに?! 熊?!・・・・まさか!
ウェストン碑を過ぎた辺りで この草むらからヒョコヒョコ出て来たマガモ君 おはよ~!

それから次々と草むらから飛び出すように出て来た この子たち! かわいい~!!

逃げる様子も無く 我が道を進む軍団 何処までも付いて行っちゃいそうな 赤いカッパのお姉様!

本当に慣れている様子が分かりますね な~んだか嬉しくなります! お友達になれたかな~
暫く一緒の歩行(結構速いんですよ) そそくさと 道左脇の小さなお池に行ってしまいました~

私にとっては本日最高の贈り物だったような 楽しいひと時でした 本当かわいくて~かわいくて~
たまらんぞ~~
でした!

いつの間にか雨も上がり 少しずつ雲の切れ間から やっと主役もチラホラ じらされながら
帰宅の準備に。。。。 カモさん達のお陰で 心も軽やかになった気がしました

お土産を買う為 河童橋前でウロウロしていると 土産物屋の前で何気に眼に止まるものがあり
五千尺ホテル脇の土産物屋の正面入り口に ヒラヒラと舞い降りた蝶々
何て綺麗なんでしょうね! でも全然動きません・・・
私が写真を撮っているので 観光客の方が気が付かれて 皆さん写真を撮ったり無視したり色々
踏みそうになった人もいたのです・・・
私は触れないので何方か樹に避難させてくれないかな・・・・短い一生を懸命に輝いているようでしたね
こんな所では朽ち果てないでね。。。。

遅めの散歩でしたので アタフタとチェックアウトを済ませ お土産やら
そうそうシャトルバスの整理券の変更やら (雨が止んだので帰宅時間の変更)
アバウトな予定だったので天候には流動的に対処するつもりでした やっぱり長~く居たいですよね~
だって お天気は どんどん晴れて来るのですから そうそう あそこへ行きましょう!
~ つづく ~