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風n

山の美しさに魅かれ登山を始めてまだ間もない未熟者、沢山の人に色々な山の事教えて頂いたり、日々のつれづれを♪

晴天のスノーハイク ♪

2010-02-14 | 北アルプスの山

2月飛び石連休は気象情報とにらみ合い~この日しか無いかと出発!

それでも高速脇から見える奥多摩周辺は、白い雪の魔法にかかった樹木のように、それはそれは

真冬の山の美しかった事~車窓から次々と飛び込んで来るようでした

 

そんな東京近郊からの出発、この日のハイクを予言しているかのようでした

 

 

 

 

 

ずっと暖めていた場所、数年前の夏、上高地から涸沢カールまで始めて登った時もう一度来てみたいと心に秘めていた思い

山に登り始めたのがこの地からでした涸沢ヒュッテから見上げた3000m級の山々に圧倒され焼きついた思い

そして迎え入れてくれた、この日の晴天に夢心地で歩いてきました

静かな静かな上高地   宜しかったらお付き合い下さい 

                       ~ つづく ~


鋸山~江月水仙ロード  その2

2010-01-26 | 北アルプスの山

やって来ました「地獄覗き」 横から見るともっと恐いですね

柵が無かったらどんなか・・・と思うと目が回りそうです

 

 

 

ハイッ~尖端から直下をご覧下さい  人が見える辺りは百尺観音の岩壁

 

 

金谷港方面~館山自動車道

 

 

一番高く見える二峰の山が富山でしょうか  伊予ヶ岳は?  乗船でお話したA氏がこの二山が人気の山だそうです

 

  

 

展望を満喫すれば、石段をどんどん下ります

階段脇には無数の石仏観音が問いかけてきます 

 

 

 

 

地獄の後は天国か・・・   邪念有り過ぎて無理のようです・・・

 

 

通天関をくぐって、どんどん下ります

 

 

 

30mにおよぶ大仏様  大きいですね  山の斜面がいいですね~

 

  

 

 

 

白く見えるのはお願事をした方の名前を書いた小地蔵の山

 

 

荘厳な石仏に身を清められたかは定かではありませんが、色鮮やかな紅梅は春を告げる天女のよう

 

 

 

なんてノンビリしていたら、花~花~そうそう本日のメインを忘れかけていました~

無料バスが駐車場に来るそうですが、一時間に一本程で、後15分、調度良かった~と安堵して

乗客も私と可愛い女性二人組、単独女性の四人のみノンビリしていいな~なんて呑気に乗車すれば

すっかりお腹も空いていて、朝から菓子パン一個しか食べていなかった事に気付いたのです

そして降り立ったところは凄かった~

                       ~ つづく ~

 


高山の花よ~ありがとう!

2009-09-05 | 北アルプスの山

今回出合った花々は始めての花もあれば、何度かお目にかかった花など、夏の終わりにも関わらず楽しませてもらいました

そんな花々をカメラに収めたく撮りまくってしまいましたが、なかなか思うような写真を撮ることが出来ませんでした

気持ちばかりが先行してカメラの機能を充分発揮できず四苦八苦

そんな中、私が高山植物で始めに知った「稚児車」の穂が太陽の光を浴びてキラキラ輝いていた姿がとても印象的だったのです

 

 

今が盛りのようで前回の吾妻山のスキー場付近でも沢山群生していた母子草

唐松岳へ到着した時は霧の中では、まだ蕾だったのが一夜にして花開き翌朝の晴天には見事に開花していたのでした

 

 

そんな花々達の力強い生命力に沢山の登山者達がどれ程勇気づけられた事でしょう

ほんの束の間のこの季節、高山では既に秋の風、これから迎えるであろう厳しい風雪に備え、しっかりと根を下ろし

育んでいく次への命の営み

何時しか自分の背筋もピーンと伸びてしまいそうな、そんな思い出の花の写真です

 

山行は勿論のこと、写真の腕の向上めがけ感動の山旅をお伝えできればと力が入り過ぎて空回り

そんな私の拙いブログですが、お付き合い頂いた沢山の方々に心から感謝いたします!

また、知識力や経験の豊かさ無くしては得られない山旅では常にリードして下さったKさん本当にありがとうございました!

そして一昨年、的確なアドバイスをして下さったN氏、念願が叶いました!

 

 

まだまだ続く感動の山旅へ尽きぬ夢を馳せながら、頑張ってブログを続けたいと思っております

今回の最後に初日に出合ったクリクリの眼と口がとても可愛い姿を(焦ってブレてしまっておりますが)

うさぎだいらの公衆トイレの入り口付近で

 

 

                   皆様ありがとうございました


唐松岳よ~五竜岳よ ありがとう!

2009-09-03 | 北アルプスの山

翌朝は当然ながら日の出を眺めに白岳辺りへ登ってみれば、少しづつ明けていく天空の様子

山ならではのものですね~何と美しい景色でしょう   腕が悪く肉眼の素晴らしさが伝わらなくてすみません

 

高妻山~戸隠山方面 

 

 

今回の山旅は心行くまでのんびりと満喫できました

 

 

唐松岳よありがとう~

 

 

五竜岳よありがとう~

 

 

白岳から遠見尾根を下っていきます   それにしても気持ちのいい朝の清々しい空気~美味しいです

 

 

白岳を下ると間もなく急な斜面に出ますが、2~3箇所程で後は歩き易い稜線でした

 

 

  

西遠見山では池塘に写る五竜  

 

  

 

鹿島槍も遠のいていきます

 

 

下りながらも見晴らしのいい稜線歩きが多いので飽きません

 

 

ずっと見えていた白馬三山また何時か行きますよ~その時は宜しくね~♪

 

 

 

あ~この景色ともそろそろお別れか~同じ写真を何枚撮った事か 

  

 

テレキャビンまで後少し

 

 

 

晴天に恵まれた今回の北アルプス初登頂、又一つ忘れられない山旅となりました

八方駐車場まで大糸線で二駅乗り継ぎ戻る事となりましたが、この大糸線も長閑ないい電車です

五竜からの駅はかみしろですが無人駅、ちょっとだけ線路を歩いたりなんかして白馬駅へ無事到着

  

 

帰路への道のりは、こんな公園で白馬駅で購入した鱒寿司を食べながら、名残惜しい気持ちになりながら

今回の晴天に恵まれた夏山を心行くまで堪能出来た事へ感謝し、北アルプスの高山の花の豊かさに改めて

驚き感激し山の奥深さに例の如く魅了されてしまいました

                     ~ つづく ~

 


五竜岳よ~こんにちは!

2009-09-01 | 北アルプスの山

岩陵の縦走路を越え黒岳からの稜線歩き遮るものもない、つづら折りの坂道を刺すような日差しの中を進みます

途中ハイ松の樹林帯へ入ると、少しだけ日陰になり束の間の涼を楽しみました 

 

 

相変わらずその雄姿は悠然と青空に聳えているのです

 

 

 

そんな山並みとは対照的に安らぎのひと時を愛でる高山の花々との至極の出会い

僅かな樹林帯の茂みからは秋の気配の山リンドウや深山秋の麒麟草 

 

 

あまりに美味しそうなので赤い実を口にして~微妙~な味~ 

 

 

ハイ松帯を進むとその先に見えてきました

 

 

振り返れば唐松岳がこんなに小さく見え、改めて五竜の大きさを感じたのです

 

 

程なく五竜岳山荘前に到着、早速頂上へと思ったのですが先行には20人程の団体が見えたので

取り合えずテントを張って軽食を済ませ、一呼吸して登ったのですが、これがベストタイミングでした

ご覧の晴天、山荘は満杯、テン場も満杯いい場所取りが出来たのです

 

 

五竜山荘が下部に見えます  テントも2~3張り程  それが下山時には数えきれない程~人気の山ですね

 

 

 

頂上に近づくにつれ岩壁が現れ始め、幾つかの鎖場があり標高2814mの高さに勝る登り甲斐のある山です

 

 

岩ゴロの道から鋭くえぐられた様な角ばった岩壁を登ります 

 

 

頂上間近では鹿島槍ヶ岳が現れて  思わず「お~う!」 あの二峰が聳えてます

 

 

思わず興奮して人が写って居る事も気付かづにシャッターを押し続けていました

 

  

男性的な五竜とは対照的な唐松岳~白馬三山~朝日岳

 

 

目前に広がる立山の大パノラマ 

 

 

鹿島の奥にチョコンと見える槍ヶ岳~水晶~薬師~黒部の山々 

 

 

上信越の山並みに白馬村までクッキリと見えます   最高の晴天に乾杯!

 

 

下山したのが2時頃、まだまだこの後続々とハイカーが登ってきます  勿論山荘もテン場も大変な賑わいでした

 

 

折角なのでベンチで夕飯をと店を広げれば、贅沢な展望の下での楽しい楽しい山の出会いのひと時

 

 

この写真には写っておりませんが年長者(見た目は若い!)の明日五竜岳へ登頂すれば百名山達成のご夫婦や

単独の男性達(山の為にマラソンをしているのだそうですよ~見習わなければですか~)との

一期一会の山での出会いに互いの無事を祈りながら、美味しいお酒を酌み交わし山談議に寒さを忘れての花が咲き

満ち足りた思いで寝袋に入る頃 辺りは一面ガスの世界に変わり、もう何も見えなくなったのです

満天の星なんて見えないだろうと思ってウツラウツラ~ところが雲の切れ間からは北斗七星~オリオン~カシオペア

頭上高く、しかしはっきりと! 五竜岳辺りには雲が切れたら天の川が見えた筈!(残念)

八ヶ岳で見た時以来です    ずっと見ていると自分が近づいていく様な気がする程に大きくて

何だか少し興奮して眠れないかな~  なわけないです~やっぱりグッスリでした~

至極の眠りにつきました

                         ~ つづく ~ 


唐松岳よ~こんにちは!

2009-08-30 | 北アルプスの山

シュラフに潜り込み 「どうかどうか翌朝は快晴でありますように」 と願いを込めて就寝

轟音たなびく山間は何時しか静かな風音となって夜明けを迎えたのでした!

そしてその遥かなる稜線の先にはあの 「劔岳」 連なる名峰が絵画の如く広がって見えるのでした

夢にまでみたこの光景  最高の晴天に感謝感謝でウルウルでした(テン場から)

 

 

前日には何も見えなかったこの雄姿  これからお邪魔する五竜岳が聳えていたのです

 

 

軽く朝食を済ませ、胸躍らせて歩む唐松岳への稜線

 

 

朝焼けに浮かぶ唐松岳山頂  昨年私はこの山を知り何とか単独で登頂しようとしたのでしたが

山の経験など何も無い自分に今思うと何と無謀だったのかと今更ながら呆れてしまいました

そんな自分が今こうしてやっと登り始めているのです  ジワジワと感激が増してくるのを感じながら仰ぎ見る頂上

 

 

剱岳~立山 聳える名峰に言葉はありません

 

 

そして先月登頂出来ずに下山した白馬遠望への稜線が朝日に輝いて見えた~不帰劔の一峰~二峰~険しい稜線

 

 

五竜岳~これから行きますよ!

  

火打~戸隠~妙高 でしょうか  雲海にその稜線が写しだされていました

 

 

 

朝日に輝く立山の峰々

 

 

どっしりと聳える薬師~水晶~裏銀座の山並み最高です!

 

 

どれ程の眺望でしょう   感無量です

 

 

今日の快晴に心は弾み、のんびりとその眺望を心行くまで堪能しました 

 

 

唐松岳よありがとう! さようなら~

 

五竜へ向けて豪雨にも頑張ってくれたテント撤収~心は爽快!立山連峰を横目に歩を進めばその岩稜はドンドン近づいてくるようです

 

 

まずは五竜への縦走路での幾つもの鎖場~

 

 

 

風はまだ強風でザックや首に下げてるカメラが邪魔でした          岩場の牛首辺り

 

 

 

以外にも岩壁は登っているという実感が増し楽しかったのです~

 

昨日の雨で帽子はビショビショでしたが山ではそのまま被っていればいいのですね~所謂自然乾燥を実感

本日の紫外線は最高潮の様です

 

大黒岳への稜線

つづら折りの坂道を登りきると白岳の分岐にでます~気持ちの良い展望と遮るものが無い稜線歩き

 

 

何度も振り返りながら唐松岳が小さくなっていくにつれ、当たり前ですが五竜岳の山並みがどっしりと行く手を遮るように

迫ってくるのでした~北アルプスの醍醐味を身体中に受け止めながら、刺すような日差しにも

今回は何故か嬉しくて五竜への逸る気持ちを抑える事が出来ない程でした

 

 

 

唐松岳頂上から山荘辺りではコマクサの群生がその盛りを終えようとしていました

他の植物など近づかない砂礫の斜面に地底深く根を張りながら厳冬をじっと耐え抜いた証

その可憐な花色からは想像も出来ない程の強靭さを、我が身に例えても及びもつかぬほど

大自然への畏敬の念を改めて感じずにはいられませんでした

                         ~ つづく ~

 


北アルプスよこんにちは!

2009-08-29 | 北アルプスの山

 

昨年(穂高)~今年(白馬~朝日)へと登頂は儚く消えて、今回念願の北へのリベンジがやっと叶いました!

それでも一日目は曇天から雨へと 「やはり今年も駄目か~」 と諦めかけていたのですが今回ばかりは

問いかけてしまいました 「どうして、そんなに拒むのですか・・・」 と諦めきれなかった訳です

そんな思いが届いたのでしょうか本当に嬉しかったですね  改めて山の神様に感謝の気持ちで一杯です!

そのような訳で今回の感動の山旅を楽しんで頂けたら幸いです

 

8月20日(松代SAにて深夜車中泊)~21日(唐松岳テン泊)~22日(五竜岳テン泊)~23日帰宅

それはそれはノンビリと2泊3日の北アルプスを堪能させて頂きました

 

まずは1日目八方池から唐松岳への行程ですが、相変わらず食料と水の確保でザックははちきれそう

そして何より心配な雨雲が既にゴンドラでは雨合羽に着替え準備万端~雨が降ろうが槍が降ろうが心の準備はOK!

 

 

八方池までは沢山の観光客に混じっての花畑三昧~既に秋の気配の花々達~野紺菊や胡麻菜~山母子

 

 

遠見尾根方面 

 

白山沙参(ハクサンシャジン)に高嶺松虫草(タカネマツムシソウ)の薄紫が綺麗でした

 

 

 

 

花々達に元気をもらいながらも雲の流れが気にかかります

 

 

  雲の切れ間には白馬鑓ヶ岳への 「不帰嶮 」が見える筈・・・

 

 

振り返り歩いた稜線散歩道

 

 

八方池付近からの 「不帰嶮」 ギザギザの稜線は見えませんでした~

写真で見かけていた八方池は思ったより小さく感じましたが晴天ならば、この湖面には白馬三山が映っていたのでしょうか

 

 

第3ケルンからは向う唐松岳への稜線

 

 

ダケカンバの涼しげな登山道ですが強風で枝がバタバタとあおられて~

 

 

リフト付近にも咲いていた下野草(シモツケソウ)の群生

 

 

扇雪渓万年雪なのでしょうか   横目に歩を進めます

 

 

こんな沢山の稚児車の群生です   と見とれていたら、雷鳥の親子が人の気配などもろともせずに

イワヒバリまでがウロウロ~ 完璧舞い上がった私はシャッターを押せずに右往左往

いや~最高でした!  始めての雷鳥とのご対面! 眼に心に焼きつけました

 

 

丸山ケルン辺りに差し掛かる頃、ガスはどんどん上がって来るのでした

 

 

何だかこの先は何も無いように見えるのですが・・・トホホッ~

 

 

この先を渡れば唐松山荘へ辿り着くのでしたが、このガスの中ではもう何も見えません

ただひたすら山荘めがけて歩むだけ~今回もやっぱり駄目だったか~と気持ちは落ち込みそうになるばかり

明るいうちにテントを張ってはみたものの、強風にあおられながら挙句の果てに雨はその強さを増して

今夜のテン場は大丈夫なのか目覚めたら、水浸しなんて状況もあり得る程の大荒れ強風と雨音の大合唱!

眠れぬ夜を過ごすのかと思いきや(昨夜の車中泊ではトラックの騒音で睡眠不足)以外にもグッスリ眠れたのでした(ポリポリ)

                            ~ つづく ~


糸魚川駅にて

2009-07-28 | 北アルプスの山

やはり雨は止むことはなく翌日の天気も今ひとつ、ならば気持ちを切り替えて最終日に予定していた

蓮華温泉に立ち寄り帰路へ向う事になったのです

雲間からは時折見せてくれた雪倉岳~朝日岳の山並み、あの稜線の先に憧れの栂海新道があるのか~

下山は得意?な私でしたが途中「天狗の庭」での稜線は強風で真冬の風はどんなだろうと身震いする程でした

又、ひっくりカエルではありませんがザックが重いせいか本当にカエルの仰向け状態になり

自分ではなかなか起き上がれないもので 大笑い~雨の中でもとことん楽しんじゃいました~

2時間弱程の下山で山のベテランさんが皆さん絶賛された蓮華温泉、遠くに露天風呂に入られている方が見えます

「いいな~」と思わず~せめて脱衣所くらいあってもと思うのは野暮な話でしょうね~

温泉は硫黄の匂いも少ししますが薄灰色に近く滑らかでツルツル~建物もしっかりとした本当にロッジ風

白馬蓮華温泉ロッジ  http://w2.avis.ne.jp/~renge/

 

温泉に浸かりながら今回の山旅を振り返り

天狗原湿原の幻想的な風景は沢山の登山者の憩いの空間のよう

そして白馬大池、花の楽園で雨に打たれながらも、凛と咲き誇っていた花達、しっかり心に焼きついてます   

            いつだって止まない雨はないのです

一日2本のバス運行の最終便14時40分発で山道を揺られる事1時間半~充分堪能させて頂きました

運転手さんは若い方でしたが親子程いえもっと、もっとそんなお年ほどの車掌さんのコンビが新鮮で

ほのぼのとした登山バスで~本当良かったですよ~   

 

 

姫川沿いに走る「大糸線」とても気になる沿線でした  百名山の一つ雨飾山がデ~ンとそそり立ち

そして明星山と呼ばれ1189m程の大岩壁の山なのですが圧倒的な存在感で聳えていたのです

ロッククライマーの方ならご存知の山だそうですが、この一帯はヒスイの宝庫でもあるのです

地質学的・考古学的にもとても重要な場所なのだそうです、何だかワクワクします

雨飾山や明星山の山並みは一度訪れてみたい所ともなりました

そしてこの日本海と北アルプスを繋ぐ栂海新道の終着点、親不知にはウェストンの座像があります

地元の方々の山や大自然を通して故郷を思う熱い思いが胸に迫ります

 

私にとって山を繋ぐ沢山の好奇心は今ある自分の心の置き場所として、日々の糧となり希望となり

無限に広がる大きな存在として一層切り離す事の出来ないものとなりました

得体の知れない山の魅力は何処まで続くのでしょう

 夏はまだまだ始まったばかり、雨でも日焼けでもど~んと来いです!

 

「風n」へお来し頂いた沢山の方々へ

本当にまだまだ未熟でくじけそうになる程の拙い山行ブログですが感謝の気持ちで一杯です

私自身の励みともなり、これからも一緒に楽しんで頂けたら幸いです

ありがとうございました! 


白馬大池

2009-07-27 | 北アルプスの山

白馬大池山荘へ到着!

雨も小雨に変わりユックリと見渡せば山荘は湖畔に浮かぶ浮島のようにも見えました 

兎にも角にも濡れ鼠状態で着衣は全て乾かさなくてはと思いきや~テン泊の予定!

乾燥機なるものなんて借りれないのですよね!ましてや今夜も雨は続くでしょうやっぱり無理です~ョネ 

へたれた身体でテン泊も断念。

折角重い荷を担いできたのに~ 山を理解していない自分、まだまだ修行が足らない情けない自分でした!

 

 

いつになく雨が切なくて様々な葛藤を繰り返している自分でありました

 

 

明日はせめて雨は止んでくれるだろうか~この山奥へ登らせてくれるだろうか~北の山稜は

 

 

なかなか心を開いてくれないようで去年の7月もやはり涸沢までで穂高へは行かれなかった

全ては山のみぞ知る、そんな思いで一杯でした

けれども恨めしく思う気分にはならないのです、どうしてこんなにも自分が素直な気持ちになれるのか不思議でもありました

あるがままを受け入れる・・・ 

 

雲上の楽園で切ない心を満たしてくれた大好きなチングルマ~ハクサンイチゲ~ハクサンコザクラの群生

萎えた心をどんなにか癒してくれたことか、相棒のカメラには写せなかったこの風景しっかり眼に心に焼き付けよう ! 

 

 

充分な時間の中で登山者も少なく比較的まだ静かだった白馬大池、人気の山だけに連休明けの晴天はきっと

沢山の登山者で賑わうことでしょう、けれども、こんな静かな時を過ごせるのも以外にいいものです

心に波打つ様々な迷いも、この時ばかりは静かに漂ってくれている

そんな心穏やかな時を 「ありがとう」 そう呟いてしまいそうな白馬大池でした

                       ~ つづく ~


白馬大池・・・乗鞍岳

2009-07-26 | 北アルプスの山

さぁ~いよいよ白馬大池に向って急登です!

すっかりハイキング気分で湿原を歩いてしまっていたので、気持ちを切り替えての登り

今回のザックは「ふぅ~重いっ~」 頑張ってますね~   

  

雲の流れを横目にあの山稜を越えなくては 

  

少し展望が開け眼下を見れば先程の天狗原が見えました 

高度を上げ登り続けます

ちゃんとロープがありますが下りでは必要なのでしょう

チョッと股裂き気味かしら?  短足なせいか~!歩幅がキツ~イ!

何度か小さな雪渓をトラバース、しかしここはかなり恐い急登でした!

今回はチャンとストックのゴムは外しておきましたハイッ~ 岩の丸印のペンキを目印に、なるべく岩をつたって登ります 

ここから先に見える稜線へと登り、安山岩の上を天狗の様に跳び渡る歩行のようでした

渡る安山岩の隙間は深く滑ったら何処まで落ちていくのかしらと思える程でした

そしてこの辺りからは小雨が本格的な雨になり、上着だけでいたのでズボンを履く為にザックから取り出そうとしたのですが

一番底に詰め込んでなかなか出せず荷物を全部出し切っての状態、どれ程時間が過ぎたのか

基本的な事が何も出来ていなかった自分に改めて情けなさを感じずにはいられませんでした

 

大きなケルンを過ぎて時折雲の隙間からは残雪の山並みが顔を出しては又消えて、もう写真を撮る余裕もありません

安山岩からの下りでやっと見えてきた白馬大池~その右奥に赤い屋根の山荘が見えた時は

やっぱりホットしましたが、対岸にある山荘へは右回りにどうやって行くのだろうと・・・

下界の湖畔とは訳が違うののですよね~夢中でペンキマークを追いながらの歩行でした

相変わらず天狗の岩跳び状態で池の淵の残雪をトラバース~しっかり踏み跡があるので大丈夫ですが

滑ったらジャボンです   雨脚は少し弱まった感ありでしたが、雨具の役目はどうだったのでしょう・・・

雨合羽の手入れは洗うだけではなく防水スプレーもしっかりしなくてはいけなかったのでしょう

無知な者には山ウェアーは何故か万全と勘違い! MILLETのメーカーさん教えて下さい!

上着のポケットの中に溜まった水一体何なんでしょうか?・・・!

ズボンのポケットに入れておけば良かったのに、大池を写した後は上着のポケットに大事に入れてしまった

NIKONのCOOLPIXはお池の中状態だったのです  ずっと私と共に感動を伝えてくれていた相棒

                       ~ つづく ~


白馬大池・・・天狗原湿原

2009-07-24 | 北アルプスの山

エッチラ~オッチラ雲の流れを横目に登った先には、こんなに素晴らしい湿原がありました  

天狗原湿原

静かな時の流れを感じる空気感は訪れた者にしか味わう事が出来ないのでしょう

チングルマの群生が既に穂になり風に揺らぐさまは心の中まで顕れる様でした

 

チングルマの花が穂に変わる過程を始めて見ました!

ハイマツの実でしょうか?赤い色がとても綺麗でした 

栂池自然園で沢山見ましたが高くて写真に写せませんでしたが、ここは身の高さで丁度いいのでした

オオシラビソの紫のマツボックリです(栂の実) ロープウェイでの案内の方が説明されていたのですが

これ程に実がつくのは珍しいそうです  5~6年に時には10年に一度の割合だそうで 

そんな年は白馬では何故か自然災害などが起こるとされているそうです、因果関係があるのでしょうか

これはナナカマドでしょうか?赤い実をつけるころ又訪れてみたいです

あの雪田を登るのですかぁ~あの稜線の下が白馬大池になるのですね~何だか想像がつきません

そろそろ急登の準備をしなければ、カメラはズボンのポケットにしまいましょう

そう~しっかり入れておりましたね!  雨具もまだ着ていません~ところがなんです・・・

ここでは既に準備しておかなくてはならない事があったのです 山の天候は直ぐに変わります

どの様な時も機敏に且つ冷静に行動して始めて有意義な山旅を味わう事が出来るものなんですが

頭で分かっていても経験に勝るものはありません、大源太山での雨の下山で経験した筈なのに・・・

雨具は直ぐに取り出せるようにしておきなさい!って山の神から叫びが声が聞こえてきそうでした 

                        ~ つづく ~


白馬大池・・・栂池自然園

2009-07-20 | 北アルプスの山

この連休は何処の山へ行こうかと検討していましたが念願だった北アルプスへ決定となり

3泊4日の山旅を予定しておりましたが、生憎の天候となり白馬岳頂上展望も難しく3泊4日の山旅は断念

山は逃げない!きっとまた何時か来ましょう!と堅い決意の元、以下の行程となりました

奇しくもこの日は大雪山大遭難のニュースが飛び交っていたようです

心からご冥福を祈ります

 

7月17日(金)

東京(あさま501号)早朝出発~長野駅よりバスにて栂池高原着10時頃 ゴンドラ~ロープウェイ乗り継ぎ

栂池自然公園(10~20分程散策)11時頃登山口~白馬大池着(15時頃)

 

 

バスから眺める空は相変わらず曇天、きっと晴れてくれるか~雨でなければそれで充分と希望的観測

ゴンドラからロープウェイへと乗り継ぐ経路ではサルオガセがお出迎えです~

昨年始めての中央アルプス縦走で見た植物でした、そしてもう一つの山の楽しさを教えてくれたのです

当たり前の事なんですが冬のロープウェイとは全く違った雰囲気なんですよね

栂池自然公園ビジターセンターではこんな動物達にご対面

広がる栂池湿原はやはり有数の自然園でした、霧雨の中の植物は生き生きしているようにも思えます

コバイケソウやミヤマキンポウゲ~コイワカガミもまだ咲いていました

紫色の花はハクサンチドリ ~白い花はカラマツソウかと

一番可哀相に思えたのは、このワタスゲでした がんばれ~!

雲が途切れる事を期待しながらの、それでも随分ノンビリと散策してしまいました

オオシラビソ(栂の木)の樹林 

まだ咲いていてくれました~ヒオウギアヤメさん

赤い屋根のビジターセンターを左に向かい登山口へと歩を進めます

 

ハイキング気分が抜けないまま登山口へ~

栂池自然園で既に標高は2000m程です、簡単に来てしまった分何処かでお気楽気分が抜けていないのでした

時折小雨が降り雨合羽を着たり脱いだりと、小まめに体温調節しながらエッチラ~オッチラ登ります

そう3泊4日分の食料その他の荷は10kg(ロープウェイで重量検査あり+300円

全行程テン泊を予定しておりましたのでワクワク~ウキウキ感で何処か緊張感を失っていたのです

途中小休止すれば例の虫達が歓迎してくれて~慌てて虫パッチ!休憩どころではありません

虫除けネットも大活躍といった処でした、これ晴天だったら大変だったのではと(ブ~ン~ブ~ン)

まだまだ栂池を出たばかり、頑張りまっしょい!

                        ~ つづく ~


最後の映像?!

2009-07-19 | 北アルプスの山

何故にこんな「タイトル」??

と思われたことでしょうが、何の因果か前回のブログで私は新商品カメラに心変わりをしてしまったと記載しましたが

ここへやって来る為にも買い替えようとしていたのです

しかし、その事がご機嫌を損ねたかの様に、私の一年間愛用していたカメラが機能しなくなりました

その理由は雨でした   

 

  

 

この画像を最後にカメラは機能不能となりました  私の腕の悪さをカメラのせいにして

立派に機能していたのに「あ~ぁ~ぁ~どうして~ごめんなさい~」と思わず心で叫んでしまいました

そんな今回の悪戦苦闘の山旅をお楽しみ?頂けたら幸いです

                       ~ つづく ~

 


常念岳

2009-05-19 | 北アルプスの山

長野県安曇野市からの常念岳

5月9日に姉が日帰りで戸隠辺りまで出かけ、お蕎麦を食べつつ撮ってきた写真を拝借です~

菜の花まだ咲いていたのですね~

均整のとれた三角錐がひときわ美しいです

こうして見ると行きたい山は山程あります~でも、遠くで眺めるのも又いいものです

花粉は辛いけれど四季のある日本はやっぱり素敵な国です~ね

これからの季節はのんびり花を愛でながらの山歩き   いいですね~