昨年(穂高)~今年(白馬~朝日)へと登頂は儚く消えて、今回念願の北へのリベンジがやっと叶いました!
それでも一日目は曇天から雨へと 「やはり今年も駄目か~」 と諦めかけていたのですが今回ばかりは
問いかけてしまいました 「どうして、そんなに拒むのですか・・・」 と諦めきれなかった訳です
そんな思いが届いたのでしょうか本当に嬉しかったですね 改めて山の神様に感謝の気持ちで一杯です!
そのような訳で今回の感動の山旅を楽しんで頂けたら幸いです
8月20日(松代SAにて深夜車中泊)~21日(唐松岳テン泊)~22日(五竜岳テン泊)~23日帰宅
それはそれはノンビリと2泊3日の北アルプスを堪能させて頂きました
まずは1日目八方池から唐松岳への行程ですが、相変わらず食料と水の確保でザックははちきれそう
そして何より心配な雨雲が既にゴンドラでは雨合羽に着替え準備万端~雨が降ろうが槍が降ろうが心の準備はOK!

八方池までは沢山の観光客に混じっての花畑三昧~既に秋の気配の花々達~野紺菊や胡麻菜~山母子

遠見尾根方面

白山沙参(ハクサンシャジン)に高嶺松虫草(タカネマツムシソウ)の薄紫が綺麗でした

花々達に元気をもらいながらも雲の流れが気にかかります

雲の切れ間には白馬鑓ヶ岳への 「不帰嶮 」が見える筈・・・

振り返り歩いた稜線散歩道

八方池付近からの 「不帰嶮」 ギザギザの稜線は見えませんでした~
写真で見かけていた八方池は思ったより小さく感じましたが晴天ならば、この湖面には白馬三山が映っていたのでしょうか

第3ケルンからは向う唐松岳への稜線

ダケカンバの涼しげな登山道ですが強風で枝がバタバタとあおられて~

リフト付近にも咲いていた下野草(シモツケソウ)の群生

扇雪渓万年雪なのでしょうか 横目に歩を進めます

こんな沢山の稚児車の群生です と見とれていたら、雷鳥の親子が人の気配などもろともせずに
イワヒバリまでがウロウロ~ 完璧舞い上がった私はシャッターを押せず
に右往左往
いや~最高でした! 始めての雷鳥とのご対面! 眼に心に焼きつけました

丸山ケルン辺りに差し掛かる頃、ガスはどんどん上がって来るのでした

何だかこの先は何も無いように見えるのですが・・・トホホッ~

この先を渡れば唐松山荘へ辿り着くのでしたが、このガスの中ではもう何も見えません
ただひたすら山荘めがけて歩むだけ~今回もやっぱり駄目だったか~と気持ちは落ち込みそうになるばかり
明るいうちにテントを張ってはみたものの、強風にあおられながら挙句の果てに雨はその強さを増して
今夜のテン場は大丈夫なのか目覚めたら、水浸しなんて状況もあり得る程の大荒れ強風と雨音の大合唱!
眠れぬ夜を過ごすのかと思いきや(昨夜の車中泊ではトラックの騒音で睡眠不足)以外にもグッスリ眠れたのでした(ポリポリ)
~ つづく ~