典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

冬至の祭

2014年12月24日 | <新聞>

 息子が子どもの頃は、クリスマス・ツリーを飾ったり、ケーキも用意したけれど・・・。しかし、わたくしは、キリスト教の信者ではありませんから、「クリスマス」という名前のついたイベントには「壁」をつくっておりますね。

 クリスマスに(カコ)けて(ハャ)いだりする行いは、なぁんか、信者さんたちに対して、無礼ではないかと感じていますのよ。

 しかし、降誕祭のルーツである冬至は、北半球では古代から、様々な民族が喜び、賑やかに祝う祭です。この時期から太陽の陽射しが長くなっていき、やがて、作物が芽吹く「春待ち」の日々に入ります。 こう考えれば、「勝手に燥げばいいじゃない」という無関心の境地になれますね。

 まあ、うちの家族の場合、息子はカトリックの学校出身だし、たちの幼稚園もカトリックです。クリスマス会には「降誕劇」をしたり、「こども讃美歌」を・・・。可愛い声で、去年は聞かせてくれたりしましたね。

 わたしも中学時代、カトリックの教会に通ったことがありますし・・・。聖書も少しは読んだし、キリスト教の教えから学ぶことも多いかな?

 ただ、宗教の怖さは、自分たちは正しいとの立場から、異なる信仰を否定してしまいがちな「非寛容」に陥ることにあるのではないでしょうか。

コメント    この記事についてブログを書く
« モノとしての「新聞」 | トップ | 晴れて暖かいという予報だっ... »

コメントを投稿