典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

何のために読むのかな?

2014年12月10日 | 〈記録〉モノとしての本・地図・資料

  今夜見たテレビ番組です。なかなか、面白かったですね。

 私も、インターネットで調べる方で、辞典の代わりによく検索する方かな? でも、手かがりとしては、重宝しています。しかしながら、味気なさは、ぬぐえないし、「歴史」となると、「「出典」や「根拠」が明示されているとは思えない・・・。だから、あくまでも「手かがり」や「確認」程度で、鵜呑みはねぇ。 「間違い」も、けっこうありますね。 

 情報は情報に過ぎませんでしょう。まあ、書籍、本と言っても、ピンキリありるしね。

 さっきまで、「ロシア史」の本を2時間ほど、寝室で読んでいました。色鉛筆でラインをいれたり、鉛筆で書き込みをしたり・・・。

 これはという本は、壊れるぐらいに、期間を置いて、何度も何度も、繰り返し読みます。最初から最後まで読みとおす必要はない・・・。

 わたしは、本は生き物やと思うておるんです。

 売らんがための中味スカスカの本もあれば、書き手が人生、命を削るようにして綴った活字もあります。必死に取材を重ね、あれやこれやと何年もかけた一冊もある・・・。

 小学校低学年のときに読んだ『グリム伝説集』なぞは、今も大事に持っていて、先日読み返すと、目を瞠るような、トキメキに出会いました。60年近い昔の児童向けの本だったけれど、ドイツという地域についての自分の蓄えた知識で、まったく違った物語になっていました。

 学ぶということで、書籍だけではありませんが、自分のいのちが活性化する、そんな喜びが湧いてくる・・・。pm11:56

 さあ、目薬をさして、寝間にもとります。

 

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