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自然と音楽と・・/天山

大自然と音楽がテーマのブログです。

JBL

2008-10-02 | Weblog


今日は気持ちのよい秋空でしたね。少しヒンヤリとして空気がピンと張ったような感じで頭の中までスッキリしたような気持ちで爽やかでした。
またオーディオの話ですが、私が今まで行ったスタジオに入っているモニタースピーカーでJBLを見る事はあまり無かったけれど、私にっとては大好きなスピーカーです。ずいぶん前の事、岩手県釜石鉱山の中でコンサートとか音響イヴェントをおこなった事があって、その時にJBLの素晴らしさを感じた事がありました。大理石で出来た地下200mの空間である「マーブルホール」はその壁の表面がザラザラしているのと、四方八方に広がった穴が音を吸うため、残響音が少ないのでちょっとしたスタジオのような環境でしたが、大音響ともなればやっぱり反射音はありました。その大音量を稼ぐため最初は無理のきくボーズのスピーカーを使っていたのですが、乱反射される音のせいか、音がグニャグニャしていて聴きづらいのでどうしたものかと困っていると、そのイヴェントを支えている音響会社のエンジニアがスピーカーをJBLに差し替えてくれました。するとどうでしょう、音の形というか音像がはっきりするのです。スピーカーの善し悪しというものは、もちろん大差のあるスピーカーは別としても、いくつか聞き比べないとなかなか感じるのは難しいし、聞く人の趣味もあるからなんとも言えませんが、私はこの時に改めてJBLのスピーカーへの信頼が厚くなりました。前回書いた真空管のギターアンプはツインリバーヴなんですが、当時もスピーカーをJBLに交換すると固めの綺麗な音がするとは言われていて、友人でももそうしていた人がいましたが、レスポールなどのハムバッカー系のエレキとの組み合わせは抜群で綺麗で上品な音がしていたものです(自分はそうはしませんでしたが)。音がクリヤーと言ってもハイ上がりな音ではなく、高音でも芯がしっかりした音で、音楽を聴くにも(時にジャズなんか聞くとシンバル系はくっきりすると言われていました)クッキリするという感じで今でも愛用しています。音楽作りのモニターにしてしまうとJBLで聞こえる音が他のスピーカーや環境によっては変わってしまう事もあるのでメインモニターにはしていませんが、好きな音楽にどっぷりつかる時のスピーカーはやっぱりJBLになってしまいます。