自然と音楽と・・/天山

大自然と音楽がテーマのブログです。

エコーズ

2008-09-25 | Weblog
亡くなったピンクフロイドメンバー、リックライトは「ピンクフロイドの本当の始まりはエコーズからだった」と言っていますが、それはよく分かる気がします。ほとんど歌もない中、ほとんど楽器のサウンドだけで聞く人の想像力をかき立てるのはクラシックの曲にも通じる事で、それをロックでやったという事がどんなに素晴らしい事なのかリックは知っていたのでしょう。シンセサイザーやドラムやエレキやベースやハモンドオルガンやそれに付け加える色々なエフェクターでこの長い曲が完成されたのは全く凄い事で、おまけにロックミュージックは大抵3~5分で出来上がっている中、この「エコーズ」というのは23分もあるのに商業的にも成功した事は奇跡だとさえ思う。こういうのが売れる時代というのはもうやって来ないのかもしれませんね。

ユーチューブのはめ込みが出来るのかもしれないですが、がんばっても出来なかったのでピンクフロイドの勇姿はリンクをクリックしてください。→エコーズ

東京牛乳

2008-09-23 | Weblog


近くのスーパーで見つけました。普段あまり売ってないので全然知りませんでした。さっそく買って来てゴクゴクゴク・・・・。いや、これが実にうまい。数少ない東京での地産地消って事も魅力です。運送費がかからない分、二酸化炭素排出量が少ない。ところで東京にこれだけの牧畜業者が存在するとはあまり知りませんでした。TVでは町田方面の牧畜業者を見た事があります。あののんびりとした番組、地井武男さんの「ちぃ散歩」にも出た事があって、へぇー東京にもこんな所があるんだなぁーと驚きながら見ていたわけですが、この東京牛乳のHPを見ると東京にもけっこう牧畜業者がいてもっと驚きました、なおかつ生産者へのインタビューや働きぶりなども映像で紹介されていて、生産者の顔と人柄が伝わって来るのもグッドです。毎日限定生産と書いてあるので数量的にはそんなに多くないのが残念ですが、近頃はアルコールを少し控えている事もあって、風呂上がりの美味しい一杯になりそうです。(⌒-⌒)
東京牛乳のHP

リチャード(リック)ライトの死 ピンクフロイド

2008-09-21 | 音楽
去る2008年9月15日、リックライトが享年65歳でガンのため亡くなりました。シドバレッドがいる頃からのオリジナルメンバーでキーボードを担当。重厚なハモンドオルガンのサウンドやシンセサイザーなどでピンクフロイドのサウンドを支えた私も大好きなアーティストでした。ピンクフロイド全盛の頃のライヴは映像でしか見た事はありませんが、「ウォール」や「ファイナルカット」の後ロジャーウォーターズが脱退した後の新生ピンクフロイドで来日したライブを武道館と代々木体育館で見ましたが、私の見たコンサートの中では最高のライヴでした。リックライトは決してハデではないけれど、全体のサウンドを支える勇姿を見る事ができたのは自分にとってとても幸福な事です。ワルターカルロスの「スイッチドオンバッハ」、富田勳の「月の光」、そしてピンクフロイドの「原始心母」は私のシンセザイザー観になくてはならない作品ですが、初期のピンクフロイドはそれまでほとんどの人が知らなかったシンセサイザーの世界を実験的に音楽のアートという世界まで高め、ロックとうまく融合させたバンドの一つだと思います。2005年に行われた「LIVE 8」では4人が元気で演奏したのがついこの間のような気がします。しかし翌年にはシドバレッドが死去し、今年になってリックライトが死去し、もうフルメンバーのライヴが見られないのは寂しいものですね。合掌。

828mk3(オーディオミディインターフェース)

2008-09-20 | 音楽
私は現在、今年三月下旬発売されたMOTUのオーディオミディインターフェースの828mk3を使っています。これ、機能が良くてなかなか手応えがありました。私の使用している音楽制作ソフト同じMOTUのデジタルパフォーマー5.12(以下デジパフォ)ですから、828mk3のミキサーソフトは常に立ち上げる必要がなく、大方の音の流れはデジパフォ内のミキサーで制御する事ができるし、デジタルミキサーとしても使用できます。この値段ですがデタルミキサーにあるような機能もけっこうあって入力各チャンネルにはダイナミック系のリミッター系やイコライザーなどのエフェクターがついていています。リバーヴは1系統で、全体にかけるとか薄くかけるような感じで極端な使い方は出来ないようですが、828mk3自体のDSPを使うので、パソコンの能力に負担をかけない事はかなりのメリットです。ADAT入力が二系統あるっていうのも新しい。828mk2までがエフェクトはPCに依存していた事を考えるとパドーマンスはかなり高くなったと思います。しかし828mk3はFireWire A(400Mbit)モードで接続されるので、FireWireB(800Mbit)には対応していないとの事で入力の192kHzなどでの制限がなくなるのはまだのようです。しかし、同じFireWireに4台まで大丈夫だしCDの音源が主流の現在では828mk3の機能で充分だと思われます。外部のエフェクターを多様するのでO2Rといっしょに使っていますが、PCベースで使う場合はかなりの力を発揮するでしょう。他にもいくつかのオーディオインターフェースを持っていますが、ライブ前に音が出なくなって接続し直したら音が出たなんて機材もあって(代えの機材も用意していますが)、828mk3の安定度が高いのはとても有り難い事です。初代828も持っていますが、もう長い事使っていますがそれも安定していますし、中古でもいい値段するのは分かります。まだ使用途中なので全ては分かりませんが気がついたらまた載せていきます。
MOTU 828mk3の情報

もうススキ

2008-09-17 | Weblog

秋と言えばススキ、枯れススキなんぞ見えると寂しいもんですがまだ時期的に早いのか、写真のススキは元気に上を向いているので心なしか明るい気持ちになるような気がします(笑)先日に続き多摩川の支流浅川で撮影したものですが、まだ色も鮮やかで緑も夏の名残を感じました。ところで9/14日は中秋の名月でしたね。東京は曇りで撮影できずに残念でした。小さい頃はこのススキを山に取りに行かされた事がありましたが、この月見の頃だったのかなぁ。美しい月を眺めて愛でる日本人っていうのは素敵だなと思いつつも、今では中秋の名月をTVで見るまで忘れているってのが現実なんですよねぇ(⌒-⌒;)
2008年9月14日 中秋の名月↓
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2008/200809/0914/index-j.shtml

ハグロトンボ(お歯黒トンボ)

2008-09-16 | 自然


このトンボ、故郷でもたくさん見たなぁ。
僕らには江戸時代のミセスがやっていた「お歯黒」に似ているからオハグロトンボという名前の方がよく覚えています。五月頃もけっこういた記憶があります。信州の故郷では家の横の整備された川にもたくさん魚がいて、そこにはいつもこのオハグロトンボがいた。写真は多摩川の支流、浅川で撮影したものです。
ところで、お歯黒と言えば昔の時代劇にはよく出て来たものです。それで結婚しているとか分かるのですが、現代の美的感覚で考えると少し不気味な感じはします。今は時代劇でのアニメだってテレビドラマだって、結婚している女性の歯が真っ黒だなんていうのは見た事がありません。きっと映像を作る方々だって美しくて綺麗な女優さんやアニメの登場人物の歯が真っ黒ってのは許せないのではないでしょうか?よく分かる気がします。お歯黒ってこのハグロトンボの羽の色に近いって事だから、この黒色を保つのって大変だったんじゃないかなぁー。この羽の色の歯を持つ女性・・・・振り返ってニヤっと笑った女性の歯がこの色だったら、今じゃホラーですね。

9月に見た花その2(彼岸花)

2008-09-15 | Weblog


さすがにこの花は知っていました。別名マンジュシャゲ(曼珠沙華)。普通に道ばたに生えてました。開花時期が9/15日頃から9月の末頃まで。原産地は中国で、稲作と供に入って来た帰化植物とのこと。鱗茎に毒を持つ球根植物で、田畑を荒らすネズミやモグラ、虫なんぞがその鱗茎の毒を嫌って避けるので、田畑の近くに人間の手で植えられた植物だそうです。人が食べてもかなり有毒らしい。(何度も水にさらして毒を取れば食べれるので緊急の食用にしていた)。色々な異名があって日本ではちょっと宗教的な花ですが、韓国だと「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から相思華(サンチョ)と言うし、西洋では園芸に使っているし、学名のLycoris(リコリス)とはギリシャ神話の女神、海の精:ネレイドの一人、Lycoriasの名前からとられたもの(wikipediaから)なんて書いてあるので随分と場所によってイメージが違うもんですね。自分なんかの場合、小さい頃からこの季節で見慣れているせいか、なんとなく秋の寂しさを感じてしまいます。この花が終われば秋も本格的に深くなって行きますね。
曼珠沙華の詳しい事や東京周辺の見所はココをどうぞ。

9月に見た花その1(アリスデライト)

2008-09-11 | 自然


あまり花に興味がなかったけれど、偶然「にっこうきすげ」の群生を見てから少し気をつけるようになりました。近所を散策していると色々な花があるもんですが、閑散としているよりは花があると明るい感じがしていいですね。写真の花はネットで調べてみたら「アリスデライト」っていうらしい(もし間違っていたらお許しあれ)。家の垣根に巻き付いて人間の背の上まで花が群生していました。ほとんどは白ですがいくつか赤い花もあってなかなか奇麗なもんです。正式にはマンデビラ・アリスデライト(Mandevilla Alice Delight)といい開花の時期は5月から9月までで、暑さにも負けずに夏の間も咲いているとの事ですが、そういえば前から同じ場所にずっと花が咲いてた記憶があります。同じ花なのか新しく何度も咲くのか分かりませんが、11月あたりでも室内の温度を高くしておくと花が咲く事もある・・そうで、ヘタすると半年も楽しめるのだろうか?しかしこれだけ垣根中に花があると育てるのは大変だったんだろーなぁ。秋の足音が忍び寄るすこし寂しい季節には、垣根中に咲いている花が道行く人を元気にしている気がします。

角が抜けないクワガタ虫

2008-09-10 | 自然


毎年必ずカブトムシとかクワガタムシがやって来るので、夏の一時期だけ飼って楽しんでいます。昨年は「ミヤマクワガタ」という大きなクワガタがやって来ましたが、今年は写真のヒラタクワガタ虫(以下ヒラクワ)のみです。このヒラクワ、昼の間は朽ち木の下に潜っています。昨年のミヤマクワガタが土に潜らず立ち上がって威嚇するのとは大違い、そう言えば昨年はミヤマクワガタといっしょにヒラクワも来たので二匹いっしょに飼っていましたが、ヒラクワはそのミヤマクワガタの下とか足の間にいて、ミヤマに守ってもらっていっしょに人間を威嚇していたのを思い出しました。体が小さいからとても用心深いという事でしょうか。そのヒラクワ、天敵の鳥なんかから身を守るために夜みんなが寝静まっているときに動き回っているのですが、その時に何度も脱走を試みているようです。朝、珍しく出ていたのでよく見ると虫かごの網に角が刺さって抜けなくなったようです。なんとか角を折らずに抜きましたが、夜中に相当もがいて疲れたのか、その間抜けさに呆然としたのか、その後ずっと死んだフリしてました(笑)残暑と暴風雨も過ぎ去り秋の空気が少しずつやって来たので、そろそろいつものように森に返してあげようかなぁと思っています。