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Delightful Days

tell on BLOG - ささやかな日々のしずく

居心地

2009-11-09 | family
土曜日に帰国して、昨日は庭で作業をしたり競馬をしたり夕方から親を連れて近所をドライヴしたりとのんびり。
で、今日から通常出勤。
準備をして階下に降りていくと、当たり前だけど両親と祖母がいて、「いってきます」と告げて駅へ向かう。

仕事を終えて帰宅すると、当たり前だけどまず両親と祖母に会い、「ただいま」と言って2階に上がる。

初日なのに、それがとても自然で。なのにとても新鮮でもあり。
確かに言えるのは、それがとても居心地が良いということ。

annは早くも1階に入り浸り。じーじもばーばもひぃばぁも優しいし、あーちゃん(猫)はいるし外にはグルグル(犬)もいる。
子供にとっても、とても良い環境ではないかと思う。親さえしっかりしていれば。

「あーちゃん、いっしょにしゃしん とろ」と言ってあーちゃんを追い掛け回すも、隣に座るとすぐに逃げられるの図。



なんというか、とても落ち着く、安心感のある安定した暮らしができそうな気がする。予想通り。
だって、家族だから。やっぱり家族って、本来そういうものなのだ。

Cross Point

2009-11-04 | family


今僕は出張でタイにいて引っ越しは手伝えなかったけれど、先月越した家の1階に両親と祖母が、今日引っ越して来ている。

父の、特に父の人生を、遠い異国の地から思う。

人生を極端に例えて上昇してその後下降する曲線だとするなら、今、父の曲線は緩やかに下降する途上にある。僕の曲線はまだ上昇している(はず)。その2つの線が、あぁ、交差したんだなぁ、と思う。

僕をこの世に迎え入れてくれてから懸命に引っ張って来てくれた父の上昇曲線。首が座り寝返りを打ち、ハイハイをしてよたよたと歩き出す。覚束ない言葉で話しメロディをなぞって歌い、学校に通い寄り道をして帰る。受験を経験し独り暮らしのために家を出る。そんな長い僕の頼りない曲線を引き上げながら、まだまだ父の曲線は上昇している。

今再び親と暮らす。もちろんまだまだ元気だけれど人生の晩年に差し掛かった、親と暮らす。その意味を、意義を考える。
もう、父は僕を引っ張ってはいない。僕が、僕が赤ちゃんだった頃の父の年齢をとっくに越えてしまった僕が、その立場にあるのだと思う。

家族って、不思議なものだ。形を変えながら、立場を変えながら、でも絆はいつだって強い。

ここの生活に慣れてきたら、父と行きたい場所がたくさんある。

落下

2009-10-27 | family
いつも通りannとお風呂に入ろうと思って「ann、お風呂入ろう」と声をかけ、お気に入りのオウムのバスローブを持って張り切ってお風呂に向かおうとするannに「ちょっと待って。タオルとか持っていくから」と言ったのだけれど、僕よりも前を歩いていたannは階段の手摺を掴み切れずに、落下。「ちょ、ちょっと待って!」と叫ぶも時既に遅し。annは自慢の腹筋で受け身を取りながら階段を背中から落ちる。もちろん吃驚して泣き叫んでいたけれど、駆け下りて抱き上げ、一度降ろして歩かせてみてもどこにも異常がなく胸を撫で下ろす。
それでも悪いことをした。滑る瞬間は心臓が止まりそうだった。抱き上げたあともしばらく動悸が止まらなかった。

この間まで住んでいたマンションにはもちろん室内に階段はなく、annは階段の上り下りが楽しいようなのだけれど、やっぱり慎重には慎重を重ねなければ。
ごめんね、ann。
泣き叫んだannだけれど、その1分後には何事もなかったかのように笑ってはしゃいでお風呂に入る。
本当に、良かったよ。

僕は明日からまた海外出張。帰国は11月7日の予定で、前回よりも短いんだけど、やっぱりannとのしばしの別れは寂しく、夕方眠ってしまって今夜も夜更かしのannをついつい甘やかして一緒に遊んでしまう。
スーツケースに入り込むannを、本当に連れて行っても良いくらいだ。



眠いくせに強情に眠らず、最終的にはパートナーに叱られてannが寝たのが深夜2時前。って、2歳児だよね…?
明日ちゃんと起きて見送ってくれるだろうか。

@BABY KING KETCHEN

2009-10-25 | family
このブログにもちょこちょこコメントをくれる☆K☆ちゃんはannのことをとてもかわいいと言ってくれていて、誕生日とかにプレゼントやメッセージをくれていた。でも、annともパートナーとも面識がないので、いつか会ってもらおうと思っていたし、いつもパートナーと「お礼しなきゃね」と言っていた。
先日☆K☆ちゃんから連絡をもらい、高円寺に子供も一緒に入れる素敵なカフェがあると言っていたので、せっかくだからそこで会おうということに。

12時過ぎの待ち合わせが、高速道路の渋滞で40分も遅れ(☆K☆ちゃんごめん)てもニコニコ笑顔で出迎えてくれる。
駅から徒歩2~3分。目的のBABY KING KETCHENへ。



すっかり待たせてしまった非礼をO君にも詫び、早速皆でランチ。
ここは大人もお子様ランチを食べられる(量が大人向けになっている)カフェなのでせっかくだからお子様ランチにしようかとも思ったけれど、他のメニューも充実していてどれも美味しそう。結局キノコのチキンステーキにした。美味。
annはもちろんお子様ランチ(子供向け)。



なのに、(いつものことだが)大好きなトマトとさくらんぼを食べ、ナゲットについたケチャップを舐めると、あとは僕のライスを取り上げて白ご飯のままガツガツ食べる。
それでもたくさん食べたね。



いつもと違う場所で初対面の人たちに会い、せっかく会えたのにannは少し緊張気味。いつもの調子が出ないのは申し訳なかったけれど、annを愛してくれる人に会えて良かった。人からそんな風に言ってもらえるのは、とてもありがたいこと。人と人との繋がりは人生での宝物。そんなことannにはまだまだ分からないかも知れないけれど、それを噛みしめて歩んでいく人になってもらいたい。

ところでこのカフェは本当に素敵。子供連れがたくさん来ているけれど、想像していたほど騒がしくないし、子供がいるところにあるあの笑顔と幸せ感に満ちている。
積み木や絵本はもちろん、滑り台や小さなブランコまで店内にある。もう少し近ければ通いたいくらいだ。



今度はannのホームグラウンドである我が家に遊びに来てもらう約束をし、駅前で☆K☆ちゃんとO君とバイバイ。
2人ともありがとう。



緊張はしていたものの楽しかったらしく、annもご機嫌でした。

ごっこ

2009-10-20 | family
引っ越してからannはこちらでの希望の保育園に空きがなく、来年の4月から通う予定で、今は毎日義母が見てくれている。来月からは僕の両親と祖母が同居するので見てもらうが、それまでの間(もちろんご近所の義母にはそれからもちょこちょこ来てもらうけれど)は大好きなばーこと毎日一緒。随分と楽しそうに庭いじりを一緒にやってくれているみたいで、仕事から帰宅する度にきれいになっていく庭に吃驚。



しかも、子供言葉など使わずannとしっかりと向き合ってくれる義母のお陰か、言葉の上達もとても早く、ちゃんと会話になるし電話でも受け答えできる。ありがたいこと。

ただ、これまで保育園にとても楽しく通っていたので、子供を見掛けると「おともだちぃ」と興味を示すし、「ばーこちゃんと保育園いきたいねぇ」などと言ったりもしているみたいで。
まだ兄弟もいないannにとって、やっぱり同年代の子供の存在は大きいのだろうと思う。そう考えると少しかわいそうな気にもなるが、今どこか保育園に入って慣れてきた頃にまた移るのはもっとかわいそうだし、彼女を愛してやまない祖父母たちにしばらくはお願いしよう。楽しく過ごしていることは過ごしているみたいだし。

とにかくコミュニケーションがどんどんスムーズになり、夜annと遊ぶのがとても楽しい今日この頃。
最近は逆に絵本を読んでくれたり、マウス(虫除けのつもり)を僕の首からかけて「パパちゃん、おっきい虫くるよ。でも、大丈夫だからねぇ」と励ましてくれる。そんな世話焼きごっこみたいな遊びにannも、僕も夢中なのです。

市民まつり

2009-10-17 | family
引っ越し作業も一段落したことだし、この土日は比較的ゆっくり(義母は庭の手入れを張り切ってくれているけれど)。友人が母娘でフラダンスのステージに出るというので、市民まつりへ行ってみる。
一生懸命に踊る子供たち。ゆらゆらと気持ち良さそうに踊るお母さんたち。長閑な気分。



子供が大真面目な顔で頑張っている姿って、何に限らずじーんとする。

午前中張り切っていたannは車に乗るなり眠ってしまい、友人母娘のステージの間もぐぅぐぅ。終わった途端に起きるという感じ悪いことになってしまった。
起きたあとはご機嫌。僕の出張や引っ越しなんかで、しばらくお出掛けしてなかったからね。
以前ばーこにもらった犬のお散歩おもちゃが壊れてしまったので、同じようなものを買う。選んだのはバンビ。



ちょっと太り過ぎのバンビで、コマがスムーズに回らない。
それでも「バンビちゃん、バンビちゃん」とお気に入り。



う~ん、やっぱり後ろに写ってるお友達のバンビちゃんと比べるとかなり太ってるなぁ。コマが歪んじゃってるもんね。

帰宅して今日も庭いじりを頑張ってくれているばーこも一緒に庭で過ごす。やっぱり庭があるっていいな。
手作りの表札を作った。

張り切りエプロン

2009-10-11 | family
昨晩は結局本棚に本を詰める作業を完了することができず、今朝も身体が重くてなかなか起きられない。さすがに疲れている。パートナーは早くに起きて片付けを進めている。すごい。
10時頃にのそのそと起き出し、だらだらと過ごしていると昼前に父と母、祖母が来た。
とりあえず昼食を食べ、1階で靴箱やら食器棚を組み立てる。最近組み立てばかり。結構上達したような。

annは母からもらったエプロンで張り切る。



この家は車2台停めてもまだ十分スペースがある庭のようなものがあり、車通りからは少し奥まったところに家があるので、annが走り回るには打ってつけ。本人も庭がお気に入りのようで、猫じゃらしを取っては「ねこじゃらしぃ、あった」と笑う。

夕方までかかって組み立てを終え、来月1階に引っ越してくる父と母と祖母と共同生活について少し話した後、父たちはその生活を楽しみに帰って行った。
僕にとっては血の繋がった親でも、パートナーにとっては義理の両親。もちろん上手くやっているけれど、毎日一緒に生活するとなるとやっぱり不安もあったりして。annが所謂悪い意味での「おじいちゃんおばあちゃん子」の甘えん坊にならないためにも、最低限のルールは必要だと思う。

父たちが帰ったあとも本棚の整理。夜になってようやく終了。と同時に2階全体の片付けもほとんど終了。
annの部屋もきれいになった。



ご本人も「annちゃんのおへやぁ」とご機嫌。絵本も最近は自分で読むことも。



出張から帰国した後から続いた引越モードもようやく終わりに近付く。なんだかホッとして、ドッと疲れが出る。でも、良かった。

引越一家 台風一過

2009-10-08 | family
昨夜までになんとか荷造りの形を整え、伊勢湾台風以来の大型だとかニュースで忙しく報じられる台風18号が接近する中、朝9時から引越開始。
てきぱきと荷物を運び出してくれる引越屋さんの動きには今回も惚れ惚れ。チョロチョロと動き回ってきっと邪魔であろう客にも笑顔を絶やさない。精神力が強い。

風はずっと強かったけれど、雨は降ったり止んだり強く吹き付けたり。それでいて遠くには青空が見えていたりした台風独特の空模様は、昼前には快晴に変わる。早めに通り過ぎたようで良かった。



昼過ぎにトラックへの積み込みを終え、昼食を摂ってから14時前に新居へ。運び込みもスムーズで17時前には終了。引越屋さんにお礼を言って、パートナーとannの待つ旧居へとんぼ返り。
がらんとした部屋ではしゃぐann。楽しい生活を送らせてくれた部屋へ家族揃って「ありがとう」を言う。
窓からは台風一過でクリアに清んだ空気の向こうに、この部屋から観る最後の富士が。良い部屋だったな。



annはとても良くしてくれた保育園も今日が最後。10か月で入園してから、早1年2か月以上。色んなことを教えてくれて、親も驚くほど成長させてくれた。
最後にカメラを預けて、保育園での先生たちとの写真を撮ってもらった。とても楽しそうに遊び、笑うannを見ていると心から感謝の気持ちが沸き起こる。



夕食を食べてから新居へ。とりあえず隣接する2軒に挨拶に行く。どちらも良さそうな人で良かった。

さて、部屋にはまだ段ボールが山積み。これからも大変だけど、新しい暮らしの始まりの中での作業はきっと楽しいに違いないよね。

ぴっちぴっち ちゃっぷちゃっぷ

2009-10-03 | family
引っ越すと、今の住居で使っているものが新しいところで使えなかったりとかで何かと物要り。計算している以上にお金って出ていってしまうね。
今日も引っ越し準備で一日買い物。不動産屋に鍵をもらい、新しいカーペットやカーテンをつける。届いていたドレッサーを組み立てる。



忙しいときはつい視野が狭くなって目先の物事に切羽詰まったり、いやなことや面白くないことがあればその事ばかりに気を取られて他が見えなくなったり。でも、物事にはいくつもの側面があるし、道は長く広く、だからできればいつも大局観で俯瞰したい。例えば、天気が雨だと「天気が悪い」ってネガティヴなイメージが先行しがちだけど、見方を変えればとても楽しいもののように。

ぴっちぴっち ちゃっぷちゃっぷ ランランラン♪

Time will go on

2009-10-02 | family
なんだか忙しかった出張帰りの1週間(風邪引いてたので実質3日だけど)がようやく終わり、日本を離れていた間に貯まっていた仕事も少しずつ片付いてきた。やれやれ。
明日からの土日は引っ越し前最後の休みなので、買い物やら荷造りに追われるだろう。でも、新しい環境に移ることを考えるとワクワクする気分の方が大きい。頑張って荷造りするか。

今夜は仕事を終えて一旦帰宅して夕食を食べ、やっぱり最近引っ越した義姉家族宅へ。こじんまりとしているけれど綺麗な一戸建てで、子供たちも嬉しそう。

今日は長男Yの9歳の誕生日だった。
出会ったときは3歳とかだったので、時の経つ早さとその力にまたしても驚く。自分も子供を授かってからは時間のことで驚いてばかりだ。彼の弟Kも7歳だっていうから、そりゃ驚くよ。
もう2人とも30kgを超えているので、以前みたいに膝や肩に乗られると重い重い。



なぜかannのハッピーバースデイ独唱でお祝い。
おめでとう。