府中の杜で

JRAは今、中山競馬場で開催されている時期で府中の東京競馬場で競馬はやっていないんだけど、開催中の競馬場は混むし、でも競馬場の雰囲気を久しぶりに味わうべく東京競馬場に朝から向かう。こうやって朝から競馬場に行くのはとても久しぶり。
やっぱり開催していない競馬場は人も少なく、のんびりした雰囲気。馬はいないけれど、目の前には緑のターフが伸びていて気持ちいい。
こういう時しか馬券を買ったりしない午前中のレースもなんとか乗り切り（ryuuは神懸かり的な勝ちっぷりだった）、午後になっても好調で、いつ以来だか覚えていないくらい久しぶりに２人揃ってのプラス収支で終了。朝から夕方までやるとやっぱり疲れるもんなんだけど、あまり大勝ちしなくてもこれくらい的中しながら過ごせればやっぱ楽しいなぁ。
画像は僕達の席から。ちなみに向こうに見えるのは、この秋に完成したばかりの縦１１ｍ×横６０ｍという世界最大のターフビジョン！
…って、どうでもいい？

帰りの車内、多摩川越しにはとんでもなく美しい夕陽が、秋の空と雲を朱に染めている。今日の充実感と、明日も休みだっていうゆとりと、明日の夜の興奮を思いながら、しばし見とれる。

世紀の週末の始まり

仕事を終えて千駄木に戻り、ryuuが待っているRainbow Kitchenへ。久しぶりの美味しいハンバーガーを食べながら、行き詰まってるデザインのブレストに付き合ってもらう。お陰でなんとなく像は浮かんだ。
帰り際に少し店主のKちゃんと話してRainbow Kitchenを後にし、一旦ウチに戻って準備をしてからryuu宅へ向かう。『丘の湯』でさっぱりして、天王山でタイガースが完勝、連勝を９に伸ばした（オシ！オシッ！！）ことを確認して、早めに就寝。
明日は久しぶりの競馬場。早起きなのだ。

あと３日

８月初めにフランスへ飛び立ってから、早２ヶ月弱。あっという間だった。毎日毎日、彼の同行を気にし続けてきた日々だった。
日本の最強馬であるディープインパクトが、世界最高峰のG１凱旋門賞に挑むその日が、遂に３日後に迫った。
最初は、彼ならば絶対勝てると楽観的に思っていた。でも、期待が大きいだけに、ここに来て不安が僕の胸を覆い始める。
昨年の覇者であるハリケーンランは今年も順調で実際キングジョージでハーツクライを撃破しているし、前哨戦でそのハリケーンランを２着に退けたシロッコは上り調子。その２頭と同じファーブル厩舎の３歳馬レイルリンクは本番に直結するニエル賞を制してきてるし、イギリスのセントレジャー馬シックスティーズアイコンも虎視眈々で、フォア賞でハリケーンランとシロッコに鋭く迫った牝馬プライドの末脚も脅威だ。
また、騎手を見渡すと不安はさらに増大する。ファロン、ペリエ、パスキエ、ルメール、スミヨン、そして、デットーリ…。あぁ、なんという豪華な（恐ろしい）顔ぶれ……。
でも。でもなのだ。恐れることはないのだ。ディープインパクトはこれまでも、いつだって、僕達の不安を一掃してきてくれた。空飛ぶ走りで、僕達に驚きと感動を与え続けてきてくれた。鞍上には日本が誇る武豊。フランスに渡って付きっきりで調教をつけてきた、チーム・ディープインパクト。ディープを世界一にしてあげたいと願う純粋な気持ちは、彼等も僕らもしっかりと共有している。大丈夫だ。
「ハリケーンランよ待っていろ！世界のホースマンたちよ見てくれ！これが、日本近代競馬の結晶、ディープインパクトだ！！」
と関西テレビの馬場アナウンサーが絶叫した無敗の３冠達成から、１年弱。その時は３日後に迫った。ナポレオンが凱旋した栄光の門を、日本の空飛ぶサラブレッドが先頭で駆け抜ける。
普段あまり派手なガッツポーズはしない武豊だけど、３日後のその瞬間は是非とも外国人ジョッキー顔負けの派手な歓喜のアクションをしてほしい。スペシャルウィークのダービーを越える、ガッツポーズを。僕達と共に。

プロ野球大詰め

プロ野球もいよいよ大詰め。パリーグは今日、日本ハムがシーズン優勝を決めた。
良かった。新庄剛志の最後のシーズン。優勝で決められて、良かった。
彼はかなりの変人ではあるけど、嫌いではない。球界を盛り上げるために賛否両論巻き起こる様々なパフォーマンスでファンを魅了し、守備はご存じ超一流。おちゃらけだけではなく、きっちりとプロ選手としての結果も残す。彼のペナントシーズンの幕は、やっぱり優勝が相応しいから。
今日、新庄は阪神入団時の背番号６３で試合に臨んだ。ふざけているように見えて、野球には人一倍真摯で、だれよりも野球が好きなのだ。型破りな引退発表の後も、真剣に、大真面目に、今年を自身の野球人生の集大成に仕上げるつもりだったのだ。

プレーオフはもちろん１位で通過してもらって、やっぱり日本シリーズはタイガースとやってほしいな。
タイガースは７連勝中。とにかく負けない。ドラゴンズの背中は、３ゲーム先にある。今週末には最後の直接対決３連戦。舞台はマンモス甲子園。奇跡を現実にして、新庄との対決が実現したら、僕的には相当盛り上がるのになぁ。そうならんかねぇ…。

お彼岸

抜けるような青空に、真っ白な雲がたくさん。でも、雲がかかっているというのではなく、今日の雲は空にフワフワと浮かんでいる。気持ちの良い、お彼岸の日曜日。

朝からパートナーの実家に行って、義父、義母、義姉家族と、義妹夫婦（世界一周旅行中）の愛犬リュウも一緒にパートナー家のお墓参り。
以前に一度、結婚の報告に行ったことがあり、今日は二度目。千葉県にあるこじんまりとしたお寺なんだけど、僕は結構雰囲気好きだな。特に今日みたいな秋晴れの日は気持ち良い。

墓地の裏手の通路に彼岸花を発見（画像）。
今日はとてもビューティホーだった空の写真にしようと思っていたんだけど、お彼岸だし、お花にしました。
それにしても彼岸花、久しぶりに見たなぁ…。

THE PERMANENT COLLECTION OF NEW DESIGN PARADISE

学生時代って（またかよ）、深夜番組が面白くてよく観ていた。『カノッサの屈辱』とか、面白かったなぁ。最近はあまり面白いと思える深夜番組もなく、でも、最近では一番好きでよく観ていたのが金曜夜フジテレビの『NEW DESIGN PARADISE』。この世に当たり前のように溢れている身の回りのものを、毎週一人のデザイナーやアーティストが斬新なイマジネーションで新しくデザインし直す、という内容。
深夜枠にしては長寿で２年半も続いたんだけど、残念なことに昨夜が最終回だった。これまでの作品が銀座の日産本社ギャラリーと銀座ギャラリーで展示されているので、今日はそれに行ってきた。
デザインというのは見た目を格好良くするだけでなく、機能性と美しさの両方を兼ね備えているものこそが素晴らしいということを伝えてくれる分かりやすい番組だったし、生で見るとよりそのことが伝わってくる。
画像は、人間が造り出した最大の建造物、どこまでも続く『道』をテーマにしたもの。永井一史が全く新しい発想で生み出した『標識』が映し出される道路に、佐藤可士和の『横断歩道』がかかる。藤本やすしデザインの楽しくポップな『横断旗』を持って子供たちは賑やかにそこを渡り、隈研吾が造り上げた『ガードレール』の緑と花が優しく僕達を癒す。
デザインって、こういうことなのだ。

夜はお呼ばれしていた友人宅で、豪華なお肉で焼き肉パーティー。彼等の１歳１ヶ月になる愛娘は驚くべきスピードで成長していて、会う度に驚かされる。そして、もちろんめちゃくちゃかわいい。
楽しくて、すっかり深酒して帰宅。ご馳走様でした！

こそばゆい夜

学生の頃って、彼女がいない時期はとにかく彼女が欲しくて、結構飲み会に行くものだよね。だいたいそうだよね。
僕もまぁ、人並みには行っていた。渋谷や新宿、池袋。新宿東口交番の前で待ち合わせ。渋谷のハチ公広場の電話ボックス前で待ち合わせ。ドキドキしながら女子を待ってたなぁ。懐かしいなぁ…。

とか、今日はそんな気分を少し思い出した夜でした。いや、コンパに行ったわけではなく、ある女性にある男性を紹介した、みたいな感じ。
場所は渋谷、待ち合わせは１０９前、店は『Insomnia Lounge』。なんだかソレっぽい。
もちろん、もう大人だから、あの頃のテンションとも違うし、自分が行くってのも面倒くさいしあり得ない。
でも、こうやって、新たに男と女が出会うって、ちょっとウキウキするよね。

とか、なんだか久しぶりの気分に、少しこそばゆく浸った夜でした。

masterpeace LIVE@mona records

とかタイトルに書きましたが、ワタクシ会議が長引き開始時間になんてまったく間に合わず、というかなんとか聴けたのが最後の２曲だけでした。『ミキノネ』と『monogatari』。なので、ライヴ全体の感想は持てず…。とても残念。ただ、なんだかお客さんの年齢層が高かった印象が強い。おじさん＆おばさんが多かった。でも、おじさん＆おばさんがマスピの曲に真剣に耳を傾けている光景は、なんか良かったな。
今日を境に曲作りに力を入れるためにしばらくライヴはお休みだというmasterpeaceなので、２曲とはいえ生で聴けて良かった。当分ライヴで聴けないのは残念だけど、その分新曲が届くのを期待して待ちましょう。

ライヴ後、ryuuとフルートのkotoeちゃんと友人のTノちゃんと、つっちーを待ちつつ食事。いつも通りゆったりリラックスできる仲間と、いつも通りライヴの感想やらおバカな話やらで楽しい時間。つっちーが合流してからも、マスピの今後の話やら、さらに拍車がかかったおバカな話やら…。

終電で帰宅。せっかくの生マスピを堪能できなかった分は、CDでカバーしよう。

ミキノネ～♪

Family Bowling

３連休最終日は夕方義姉から電話があり、義姉家族と皆でボウリング。ボウリングなんていつ以来だろう。たぶん４年振りくらい。
子供たち３人と戯れながらのボウリングはなかなか集中できず（言い訳）、とても久しぶりだし（言い訳）、なんとここのレーンはファウルラインを越えると無効という厳しいルールもあり（言い訳）、１ゲーム目は全然ダメ。
でも、２ゲーム目でなんとか挽回。って言っても大したスコアでもないが…。
賑やかなボウリングのあとは、賑やかな食事。子供たちとなぞなぞをしたり英語クイズをしたり。
子供たちには、この世界はどう見えているんだろう、とかフト考える。子供には子供の目線、世界がある。僕にもあった。夜更かしするとドキドキするし、親戚が来るとはしゃいだし、おじいちゃん家に行ったら興奮した。
このちびっ子たちはこれからの長い長い人生をどう生きて、どう成長していくんだろうとか、ちょっと伯父さんぶって思いを巡らせてみたりして。

根津神社三百年大祭

昨日からの３日間は根津神社の三百年大祭。
今日は天気が心配だったのだが予定通り神幸祭のお神輿が出るというので、散歩がてらふらふらと見にいくことに。
根津神社には３基の大神輿があり、通常は２年に一度の例大祭でその内の１基が渡御する。でも、今年は根津神社が現在の場所に遷座して三百年という記念の祭りなので、３基一挙に出るとのこと。
６代将軍家宣が献納したというこの大神輿が本当に大きくて壮麗で驚いた。イメージにある神輿と違い、担ぐというより引くという感じだけど、そりゃこんな大きいの担げないよ。
根津界隈は多くの人で溢れかえっていたけど、道端に露店は出ていない。境内に出ているんじゃないかとぞろぞろと神輿の後を追って神社へ向かうも、宮入り直前に雨脚が強まり、大勢の人が一斉に傘を差し出すし、身動き取れないし、宮入りを見送って帰宅。
でも、三百年という記念の大祭で、３基の見事な大神輿を見られて満足でした。