ネット爆弾(帝国ネット研究所)

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日本経済に付いて独り言・その1

2011-06-03 03:33:10 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
このエントリはネッタイムス・ブログのアーカイブと言う事で、過去記事なので宜しく。

長きに渡って低迷する日本経済、その日本経済に付いて独り言と言うか、色々と書いてみるとする。
同意する意見や、異論や反論等も多々あるだろうが、個人的な意見として書くとする。
本来なら詳細な資料を元にして、細かい数字等を示したら良いのだろうが、あくまでも個人的な思いを書きなぐるので、記憶違いが有るかも知れないが、御容赦願いたい。
まぁ、あれだ。そんなに大層な話では無いが、アレコレ書いてみる。

かつて日本は「経済一流、政治は三流」と言われ、戦争で焦土と化し、何もかも失われた状況から、高度成長期を経て、見事に経済大国としての地位を築いた。
それを諸外国の人々は「エコノミック・アニマル」と揶揄する見方も有ったが、日本の復興を「東洋の奇跡」と呼び称賛した訳だ。
経済発展を支えたのは企業や人々の努力の賜物だろうが、政治は三流と言われながらも、自民党の長期政権、所謂「55年体制」で政治が安定していた事も要因だったと感じる。
歴史に「タラレバ」は禁物だが、仮に社会党が政権を担っていたら、日本の経済発展が成し遂げられたかは甚だ疑問である。

今の民主党政権の事を「民主党一皮剥けば自民党」と思う人も居るかも知れないが、民主党の面子を見れば判る事だが、社会党が分裂した時の議員や、民社党、社民連等、「55年体制」で言えば、反自民勢力が多数を占めており、実質的には「民主党一皮剥けば社会党」みたいなものだ。
自民党だった小沢一郎、鳩山由紀夫、渡部恒三等が居るから自民党っぽいイメージが有るのだろうが、民主党の支持団体等を見れば間違いなく、実質的には社会党体質なのである。
その「民主党一皮剥けば社会党」が政権を握れば、混迷している政治状況も納得が行くだろう。

では何故に自民党政権から民主党に政権交代したのかと言えば、高度経済成長期等で経済発展した時期は、自民党政権が適していたのかも知れないが、経済成長も行き着く所まで行って、その経済成長を支えていた自民党の役割が終わったのだろう。
右肩上がりの経済成長は終わり、時代の変化と共に政治も変わらなければならない訳だが、自民党は頭の中は高度成長期の日本のまま止まっていたのだ。
経済成長の絶頂期であるバブル経済だが、そのバブル崩壊と共に自民党も崩壊したのだろう。(その2に続く)

【ネッタイムス・東坊京門・作】