このエントリは、
ネッタイムス・ブログのアーカイブ(11月14日のエントリ)なのでヨロシク!
内閣支持率が低迷し、苦しい政権運営が続いている「嘘吐き総理」こと野田佳彦首相は14日、自民党の安倍晋三総裁との党首討論で、次期通常国会での議員定数削減と議員歳費削減の確約を得られれば「16日に解散しても良い」と明言し、特例公債、選挙制度改革の重要法案の成立と、社会保障制度に関する国民会議の設置等、「解散に向けた環境整備」が整い次第、衆議院を解散し、年内に総選挙を実施する意向を関係者に伝えた模様。
野田首相は、消費税増税の際に三党合意と言う名の「三党密室談合」を行った民主党、自民党、公明党(民自公)の所謂「談合三兄弟」が、8月に行った民自公の党首会談で「近い内」に衆院を解散する旨を約束した事に関し、「近い内と言ったのは事実だ。責任は重く受け止めている」と述べており、民自公の三党による解散の約束を「やっと」履行する事になりそうだ。が、である。嘘吐き総理の事だから、実際に解散する迄は信用出来ない(笑)。
これに付いて「水気の無いボウフラ」こと輿石東幹事長は、「首相の専権事項で首相が判断したのだから、それで良いではないか」と、反対しない意向を表明。
ボウフラ幹事長は「16日に解散したいと首相が言ったのだから、撤回する事は無いだろう」と述べ、衆院定数削減に関しては「自ら身を切ると言う国民との約束が守れるかどうか。後は野党の出方を見るしかない」と語った。
しかし、である。ボウフラ幹事長は13日、民主党の会合で「『ドジョウは金魚の真似は出来ない』と言う言葉が首相は好きだ。ドジョウは泥水の中でも生きていける。金魚は綺麗な水でしか泳げない。金魚が水槽から飛び出せば、死んじゃう」と言い、「金魚」は選挙基盤の弱い議員の事を差している様で、続けて「今、解散すれば、ひ弱な若手は生き残れない。衆院選は惨敗し、党存亡に関わる」として、「来年夏の衆参ダブル選挙」を目指して、解散先送りを主張して野田首相を牽制していた。
ボウフラ幹事長の本心は不明だが、野田首相が衆院の解散を明言しても、解散総選挙では大敗が予想される民主党の議員連中がすんなり解散を受け入れるかどうかも焦点が集まるだろう。
実際に一部の議員は「野田降ろし」を画策し、ポスト野田には「モナ男」こと細野剛志を神輿に担ごうとしている様だな。
今後の動きに注目である。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】