ネット爆弾(帝国ネット研究所)

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放射能、みんなでベクレりゃ怖くない

2011-12-04 19:08:11 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
東京電力の福島第一原発事故は、事故から約9ヶ月も過ぎたと言うのに未だ収束の気配を見せていない。
東電は事故現場を目視して確認せず、アリバイ作りばかりで手を拱いており、ほったらかし状態である。ってのは、何度も書いている通り。
原発事故は3月に起こったのだが、時の経つのは早いもので、もう12月だから年末恒例の「2011新語・流行語大賞」の授賞式が1日に行われ、トップテン&年間大賞が発表された。

11月に発表された候補60語の中からトップテンを選出し、年間大賞には「なでしこジャパン」が選ばれた。
トップテンは「なでしこジャパン」の他に「帰宅難民」「こだまでしょうか」「3.11」「スマホ」「ドジョウ内閣」「風評被害」「絆」と、ここまでは判る。
そして「どや顔」ってのも何となく判るのだが、「ラブ注入」ってのは、何のこっちゃ全く判らなくて、ググってみたら「楽しんご」とか言うオカマのギャグ?らしいね、オカマだから芸って言った方が良いのかな、ゲイってね(笑)。

私はテレビのバラエティー番組を視ないので、と言うかテレビ自体を余り視ないので、「どや顔」「ラブ注入」と言う言葉が流行語と言われても、ピンと来ないね。
そんなだから、最近のお笑い芸人やらタレントなんかも殆んど知らない。
バラエティー番組が糞面白くも無い。と言うのが原因なんだけど、これはバラエティー番組に限らず、テレビ自体が面白く無いね。

まぁ、テレビの話は置いといて本題に戻れば、流行語大賞の「なでしこジャパン」に意義は無く、暗いニュースばかりで辟易していた日本に、久々の明るいニュースだったから当然と言えば当然なのかも知れない。「こだまでしょうか」は、一時期のテレビではACのコマーシャルが、うんざりする位に流れていたから、そのインパクトが強いのだろうけど、私は「ポポポポ~ン」の方が印象に残ってるね、原発事故の爆発みたいな感じ。

東日本大震災と福島第一原発事故が起きた「3.11」と、それらに関連する「絆」、政治ネタの野田「ドジョウ内閣」は無難だろうが「スマホ」は微妙だな、単なる携帯電話のコマーシャルみたい。
「帰宅難民」てのは数日だけ使われた言葉であり、「風評被害」と言うのは、本来の意味を履き違えて使われているから、この二つは却下。
特に「風評被害」は、放射能汚染地域の飲食物から、セシウムがバンバン検出されてベクレ捲っているのに「風評被害」ってのは、どう考えても使い方を間違っているだろうが、却下だよ却下。

こんなの誰が選んだのかと言えば、選考委員には歌人の俵万智、女優の室井滋、漫画家のやくみつる、そして鳥越俊太郎らが名を連ねている。って、「鳥小屋」じゃなかった「鳥越」は引退したんじゃないの?(笑)、引退した筈なのに出て来るとは、この鳥越俊太郎はプロレスラーみたいな奴だ、お前は大仁田厚かよ。
選考基準はよく判らないが今年の流行語は、やはり原発事故関連の言葉が多く入ってなきゃ可笑しいよね。

「セシウム」「ベクレル」「ストロンチウム」「爆破弁」「プルトニウムは食べても安全」「くぁwせdrftgyふじこlp;」「御用学者」「水素爆発」「放射能」「放射性物質」「放射性廃棄物」「ホットスポット」「汚染牛」「汚染米」「くぁwせdrftgyふじこlp;」「シーベルト」「放射線量」「高濃度汚染水」「メルトダウン」「メルトスルー」とね、ざっと思い付いただけでも、こんな感じ。
当ブログではお馴染みの「メルトアウト」や「サーフェス・フュージョン」は、大マスコミがスルーしているから一般的では無いな。

「怪しいお米、セシウムさん」やら「怪しい瓶、ラジウムさん」、「怪しい食品、福島産」とか「アチチアチ、溶けてるんだ炉が~」と言うのも有ったけど、原発事故関連で一番使われた言葉は、枝野幸男官房長官(当時)が事故直後から使った「直ちに」だろうな、これが大賞でも良いね。
それらを敢えて選ばないのは、原発事故による国民への心理的な影響を考慮したからなのかね。
「風評被害」も現実逃避の「魔法の言葉」だから、それを使う事が心の拠り所なんだろうな、「風評被害」と言っていれば安心だからな、「直ちに」も同様。

しかし、である。そんな「魔法の言葉」も、放射性物質が実際に検出されて現実に戻されたり、「直ちに健康に影響は無い」と言っても直ぐに影響は無いが、何れは健康被害が出る可能性が高いのである。
昔、ツービートのギャグで「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と言うのが有ったのだが、どうせなら開き直って「放射能、みんなでベクレりゃ怖くない」てのは、どうか?。
新たなる魔法の言葉だよ、この言葉はセシウムが検出されても使える。
しかし、「赤信号、渡って死んだツービート」と言うのも有るから(笑)、言葉で誤魔化しても駄目なのかも知れない、チャンチャン。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

一川防衛大臣が95年の少女暴行事件を乱交事件と発言

2011-12-04 03:22:07 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
野田佳彦ドジョウ内閣に防衛大臣の一川保夫参議院議員(石川県選挙区)と言う人物が居る訳だが、民主党の懲りない面々・その27にも書いたが、防衛大臣の就任会見で「安全保障に関しては素人です」と発言し、後に「国民目線と言う事だ。」と苦しい釈明した一川。
また、先日はブータン国王夫妻と民主党の不敬な輩にも書いた通り、「国賓よりも政治資金を集めるパーティーが大事」として、宮中晩餐会を欠席した一川。

そんな一川大臣なのだが、またまた失言をして、大臣としての資質が問われる問題となっている。
一川大臣は2日午前の記者会見で、田中聡前沖縄防衛局長が不適切発言で更迭された問題を巡り、田中前局長の処分方針や自らの監督責任に関し給与返納を含めて対応する考えを示したのだが、1995年の少女暴行事件に付いて「乱交事件」と発言したのである。

一川大臣は1日の国会で少女暴行事件に付いて「詳細には知らない」と答弁した事も問題視されているが、これに付いては2日の会見で「(事件の)関係者も居るので、正式な国会の場で詳細に説明する事案とは異なると思った」と釈明。
これらの会見で、一川大臣の「乱交」発言が飛び出した様であり、ヒゲの隊長こと自民党の佐藤正久のツイートを以下に貼ってみる。

一川大臣、記者会見で「少女らんこう事件」と発言。記者は唖然。記者会見が終了後、役人が慌てて「らんこう」とは「濫行」だと取り繕う始末。大臣は職せずに給与返納で乗り切る意向のようだ。
@SatoMasahisa

以上がヒゲの隊長のツイートなのだが、このツイートに捕捉すると、一川大臣の発言に記者らは呆れ果てていたらしいが、一川大臣は気付かずに知らん顔し、会見後に防衛省広報が「訂正したい」と申し入れ、「らんこう」とは「濫行」だと苦しい言い訳をしたと言う。
自民党の石原伸晃、公明党の井上義久両幹事長らは2日午前の会合で、既に国会答弁が問題だとして「問責決議に値する」との認識で一致している。

他の野党各党も同調する見通しで、決議案は可決される公算が大きい模様なのだが、この「乱交」発言で可決されるのは確実な情勢だわな。
上記の当ブログ「民主党の懲りない面々」にも色々と書いているのだが、民主党の議員連中は碌な事を言わない奴が多いので、問題発言等をする議員が次から次に出て来る。
この一川大臣は、民主党の代表選で勝利した野田ドジョウ首相が、挙党一致を挙げて各派閥から組閣した所謂「派閥人事」で、防衛大臣に任命されている。

まぁ、マスコミに言わせると民主党の場合は派閥では無くグループらしいが(笑)、派閥は派閥だわな。
当ブログに何度も書くから「耳にタコ」、ブログだから「目にタコ」かも知れないが、オザワンこと小沢一郎は民主党が野党時代に「民主党には政権担当能力は無い」と発言している。
そんなオザワンだから、さぞや一川大臣の発言に付いて怒り心頭かと思いきや、一川大臣はオザワンの派閥だから、オザワンは何も言わず、頭を抱えるしかない状態だな。

オザワンの派閥と言えば、2010年分の政治資金収支報告書で、谷亮子参院議員が、ヘアメーク代として5万2500円を支出していた事が判明。
昨年5月の初登庁日に谷のチラシ撮影の為にヘアメークを使ったと言うのだが、支出の目的欄に「ヘアメーク料」と記述をしたのは、これが初のケースではないかと言われている。
メークの効果は有るのかな?(笑)。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】