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チャットモンチーとGO!GO!7188(続々)

2007年12月29日 | みみよりめより
待ちに待ったチャットモンチーのライブDVD、「チャットモンチー レストラン スープ」が2月27日に発売されます、ニューシングル「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」(なんか「いきものがかり」風のタイトルだなあ)と同時発売。今年の「チャットモンチー 日比谷野外大音楽堂 七夕ライヴ ~天まで響け!!~」を収録したものだそうです。そういえば管理人もう一つのひいき筋ゴーゴー(GO!GO!7188)のファーストDVD「とのさまツアー2001」も日比谷野外音楽堂での収録。

ゴーゴーの「569」とチャットモンチーの「生命力」も同日発売でしたし、この2つのバンド、スリーピースであるところ、歌詞先行の曲作りであるところ、、ボーカルがリードギターで作曲、初DVD音源が日比谷野音と、いろいろ似たところがありますね、「シャングリラ」という曲だってどちらも作っている。後輩のチャットモンチーがゴーゴーと競い合っているかどうか知りませんが、一応意識はしているのでしょうね。ファンにとって嬉しいのはこういった物理的共通点とは別に、作り出すサウンドがまったく違うということ、だから「どちらもファン」であって、全然おかしくない。

「ニコニコ動画」に一時ほとんど消されていたチャットモンチーのライブの映像、別の投稿者だと思いますが、少しずつアップされており、今度こそはと、もらさずダウンロードしていますし、ゴーゴーの「パレード」発売ライブは全曲ダウンロード済み。映像を楽しみつつ、アナログですが音声をメモリーオーディオに録音し、こちらは通勤途中に楽しんでいます、ニコニコは音質がいいので、助かります。

ドラムとベースの抜群の安定感と、ギター専科とくらべてもまったく引けを取らない、屈指のギタリスト、ユウを擁するゴーゴー。ノスタルジックなメロディーライン。かたや、まだまだ安定感にかけ、ライブによってはヘロヘロの時もあるものの、決まればゾクゾクっとされるほどスローでユニークなフレーズのチャットモンチー、橋本絵莉子さん。メロディーラインは何の影響を受けたとも言いがたいほどきわめてユニーク、抜群のポップ・センス。

最近ライブ音源(映像)収集の中で気づいてきたことですが、チャットモンチーのベース(福岡晃子)とドラム(高橋久美子)さん、結構すごい。サウンド・プロデュースの腕もあるのでしょうが、「シャングリラ」や「春夏秋」での、ドスンドスンとひびくバスドラ、独特の「揺れ」を感じさせる絶妙のタイミング。かたや抜群の安定感とメロディアスかつ重く響き渡るプレーで局全体の屋台骨を支えるベース。曲としてはあまり好きではないのですが、「とび魚のバラフライ」でのハイ・ポジションでのプレーは凄い。ちょっと無茶かもしれませんが、ポール・ロジャースを擁する伝説のロックバンド「フリー」、ドラムのサイモン・カークのドスン、バタンというリズム、アンディ・フレイジャー(ベース)のスリリングなプレイを思い出したり。

40年の時の壁はあるにせよ、どちらも「ロックって、もともとシンプルなもの」と感じさせるサウンドです。