ブラザーズグリム

テリー・ギリアムに期待して観たら、ちょっと肩透かしをくらいました。
なんか普通のドタバタ劇って感じでしたね。

グリムを使った割に、あまり童話のエピソードが活かされてない感じですね。
どうでもいいトコで赤ずきんやヘンゼルとグレーテルなんかが出てきます。

つまらなくはないんですが、これといったウリがないってトコでしょうか。

スメル男

「スメル男」は、臭いを感じなくなった主人公がとてつもない体臭を放つようになってしまう小説です。

・・・って書くと何だか全然分からないですね。

文章的には、ちょっと読みにくい部分もあるかなーと感じたんですが、内容的にはとても面白いです。
主人公の体臭を嗅いだ人が嘔吐しまくるんですが、その時の描写が笑えるものが多いんですよ。
電車の中で笑いを堪えるのが大変でした。

前半と後半で話の展開が全然違ってしまい、いつの間にかシリアスなストーリーになってしまうんですが、それもまたアリかなぁと。

ちなみに電車男よりも昔の本です。最初が１９８９年ってありました。