96時間

ふと思い立ってブラリと映画館へ行き、何か面白そうなのないかなーと物色していたところ、96時間という映画が目に入り、サクッと観てきました。

主人公である親父は離婚していて、最初は冴えない父親っぽく描かれてるんですが、途中から想像もつかないくらいのスーパータフ親父になってしまいます。つか、この映画はヒーロー物だったんですね。

娘が旅行中に誘拐されてからは、コマンドーもびっくりの超親父っぷりを如何なく発揮してくれます。親父の超人的なスキルが満載の情報戦や戦闘だけでなく、全く交渉の余地のない人間の強さが際立ってますね。
親父の相手はビジネスで犯罪をしている人たちなので、ピンチになると交渉しようとしたりするのですが、一切耳を貸さずにサクッとやっちゃうところなんか笑ってしまうぐらいに気持ちいいです。

ちょっと残念だったのは、スピード感を出すためか、カメラが激しく揺れたりする場面が多く、何が起こっているのかよくわからないことがままあったことですね。カーチェイスのシーンとか、ガチャガチャ揺れてて何が何やらサッパリでした

全般的にはスカッとする映画だったと思います。
・・・でも、最後の場面では、あの親父よく出国できたなと思いました。

鴨川ホルモー

連休中に鴨川ホルモーを観てきました。

テレビのCMで感じていたよりも、「ゲロンチョリー！」の叫びは必死なものでしたねぇ。

この映画、前半と後半で雰囲気が全然変わるんですよね。前半は普通に青春ものっぽい感じで、後半はハジけたアホっぽいノリが全開です。
メインとなるお話は主人公のヘタれっぷりが際立ち、途中から正直イライラしてくるくらいでしたが、所々に組み込まれているネタが最高に笑えました。特に織田信長関連のネタや、神社での裸踊りは卑怯なくらいに笑えます。

後はオニを操る独特なオニ語が面白いです。CMでやってた「ゲロンチョリー！」は「潰せ」で、さらに比較級が「ド・ゲロンチョリー！」や「ブリ・ド・ゲロンチョリー！」となっています。ちなみに、それぞれ「ブッ潰せ」、「マジ、ブッ潰せ」という意味です。
こういった言葉がポンポン飛び交う風景は、割と不思議で、でも、意外と違和感は少なかったりします。

変な映画が好きなら、観てみてもいいんじゃないでしょうか。

ファニーゲームU.S.A.

後味の悪い映画と評判の「ファニーゲーム」のセルフリメイク、「ファニーゲームU.S.A.」を観てきました。

ある一家が別荘で変な２人組のゲームに巻き込まれる話なんですが、こいつは確かに後味悪いですね。幸せなバカンスが、あっという間に地獄絵図って感じです。

（以下、ややネタバレなんで注意）

でも、割と突っ込みどころも満載なようにも見えました。
なんていうか「志村後ろ、後ろー！」なノリというんでしょうか。おそらくこの映画のギミックとして“観ている人”を意識したものが時々出てくるんで、そういう風に感じてしまったら、監督の思う壺なんでしょうね。
それでもあえて突っ込むとするなら、少年はとりあえず遠くに逃げなさいと。奥さんは車からは隠れなさいと。旦那は充電器を探しなさいと。せっかくのチャンスは有効に使っていって欲しいものです。ま、それができるかできないかがゲームの重要なポイントなんでしょうね。

デトロイト・メタル・シティ

DMCことデトロイト・メタル・シティを観てきました。

いや、正直ここまで面白いとは思いませんでした。みんなちゃんとDMCでしたね。
マンガのエピソードがいい具合に活かされていて、それでいてお話は映画独自のものがちゃんとしてるっていう、原作があるものとしてはかなりいいデキだったと思います。

どの役者さんもなりきっててすごかったんですが、クラウザーさんの松山くんと社長の松雪さん、あとはDMCファンの２人（大倉さん、岡田さん）が特にすごかったですね。大倉さんはそっくりすぎでした。

テネイシャスＤ 運命のピックを探せ

少し前になりますが、観てきました。この映画はヤバイです。かなりのモノですわ。
とりあえずジャック・ブラックが好きじゃないと、まったく面白くないかもしれません。まさに「俺がＪＢ！」みたいなもんですから。

あとは品行方正なものは、まったく期待してはいけません。まあ、ＪＢのこれまでの映画をチラッとでも観たことがあれば、そんなことは百も承知で観ているとは思うのですが。
出だしからかなり飛ばしてる映画で、所々でミュージカルチックに歌いだしたりしてＪＢがだいぶやりたい放題やってます。その割にかなり面白いんですよね。ナチョ・リブレのダレた感じはありませんでした。

相方のカイル・ガスもいい味出てますね。すっとぼけた感じなのに、ギターを弾くとスゴ腕という設定もいいです。この２人はどっちも強烈なんで、ＪＢとＫＧが揃うとハチャメチャになるのが当たり前って感じで、映画の後半では慣れてくるくらいでした。

それにしても、２人の少年時代の役者がそっくりでしたねぇ。

アフタースクール

巷で結構評判になっている「アフタースクール」を観てきました。

この映画、かなり面白いです。

どんでん返しがあると聞いていたにも関わらず、きっちり騙されてしまいました。このひっくり返し方は、すごく面白いです。
最初から、ほとんどのセリフや行動にひっかけが満載されているので、最後まで行ってからやっと「あー！」となることが多数ありました。ほんとに２度みると、きっちり理解できそうですね。

余計なことを想像しないのが、この映画に騙されないコツですかね。
でも、騙された方が面白いですよ。

まさにＤＭＣ

デトロイト・メタル・シティ、略してＤＭＣ。
この珍妙なマンガがすげー面白くて、思わずトリビュートアルバムも買ってしまったんですが、今度公開される映画もかなりヤバい出来っぽいです。小林少女のヤバさではなく、面白そうでヤバそうです。

デトロイト・メタル・シティ　映画・アニメ公式サイト

すごく短いんですが、予告編を見ただけでヤバい香りがプンプンとしてきますね。
こいつは確実に観にいかなければなりませんな。

ゴートゥーDMC！

映画になるのがびっくりなデトロイト・メタル・シティでしたが、今日のスポーツ新聞にびっくりな写真が載ってました。

“笑撃”写真初公開！松山ケンイチがド派手ロッカーに大変身

うおー！クラウザーさんがいるー！
やべぇ、すげー面白そうな気がしてきちゃいました。
地獄甲子園みたいな微妙な仕上がりじゃなければいいんですが・・・。

ナショナル・トレジャー２

意外と１が面白かったので、ナショナル・トレジャー２を観てみました。

・・・１の方が面白かったね。

なんていうか、時間と要素の配分が失敗してるのかなーと思いました。各要素はそれぞれ面白いと思うんですが、全部入れたおかげで消化不良な感じでしたね。特にラストのあっけなさはどうしたもんかと思います。

ゲイツ家の両親の話は、省いてしまった方がすっきりしたんじゃないですかね。

ナチョ・リブレ

スクールオブロックが面白かったので、同じくジャック・ブラック主演のこの映画を観てみました。

所々のギャグは面白いときもあるんですが、正直寒いことの方が多かったような。それとお話がブツ切りな感じもしました。色んなエピソードを無理やり繋いだ感じとでもいうんですかねぇ。中には入れなくてもいいようなのもあったりして、９０分ぐらいなのに長く感じてしまいました。

ジャック・ブラックは面白いんですけどねぇ・・・。
あ、後はシスター・エンカルナシオン役のアナ・デ・ラ・レゲラという女優さんがすげーキレイでした。