Cycling Team bicinoko.com BLOG

サイクリングチーム・bicinoko.comの活動報告

西日本実業団ロードレース

2009年06月22日 21時06分19秒 | ロードレース
西日本実業団ロードレース(広島県中央森林公園)

6月21日(日) 天気:雨
地元広島で開催される唯一の実業団レース「西日本実業団ロード」。
地域密着型のチーム作りを進めている bicinoko.comチームとしては先月の
「広島県ロード」と並んで年間スケジュールにおいて重要なレースのひとつ。
今回は、BR-1クラスに東北支部・山田選手、FR(女子)クラスに藤井選手、
ERクラスに高尾選手、三好選手が参加しました。

天気が悪い中、今回も bicinoko.comチームの応援に多くの方に来て頂き
ました。本当にありがとうございました。
bicinoko.com実業団登録チームも、皆さんの応援に応えられるような結果
を出していけるよう今後も精進していきます。
今後とも、熱い応援・ご支援ををよろしくお願い申し上げます。

■BR-1クラス 61.5km(12.3kmx5周)
昨年に引き続き、遠く仙台から参加の山田選手。
そのレースに掛ける情熱には毎回頭が下がる。社会人レーサーとして、
広島本部の選手達にも良い刺激になっている。

朝から降り続く小雨の中、レースがスタート。このクラスは実力差が激しく
序盤からメインの集団は半分以下の人数に絞られる。山田選手は当然、
メイン集団で走っている。


レース中盤、少し苦しくなったか集団後方に下がり始める。メイン集団も
分裂してしまい、山田選手は後の集団に取り残されてしまう。
結局、そのままゴール。長距離の移動というハンデはあるものの、本人的
にも満足できるレース内容ではなかったようだ。
普段は遠く離れているが、レースで合えば同じbicinoko.comチームの仲間。
またレース会場で会えるのを楽しみにしている。


■FR(女子)クラス 36.9km(12.3kmx3周)
先日、インカレ・トライアスロン予選会を無事通過した藤井選手。
今回はあくまでもトライアスロンのバイクパートの練習としてレースに
エントリーした。翌週にはココ中央森林公園で開催される全日本選手権
ロードにも広島県代表選手として参加が決まっているので、今回はどの
程度走れるのかを見る為の大事なレースとなった。

結果は一周目からメイン集団から遅れるという惨敗。
千切れかたも良くないし、千切れた後の走りも悪かった。確かにロード
レースで勝負出来る練習は全然出来ていないけれど、もう少し「走れる」
だろうと私は思っていただけに非常に残念な結果となった。

基本が疎かになっている為、脚が全然回ってない。ギヤに頼る走りでも
明らかにパワー不足でギヤに踏み負けている。
何が何でも追いついてやろうという気持ちも見えない。力を出し切ってない。
今回のレースに関しては「0」点です。

厳しいようだけれど、明らかに練習不足。色んなツケが今頃になって
出て来ている。本来は、もっと踏めるはず。そう私は信じている。
全日本選手権では広島県の代表として恥ずかしくない走りをして欲しい
とせつに願います。

■ER 36.9km(12.3kmx3周)
昨年までのBR-3クラスが名称を変えた「ER」クラス。
先月の県ロードでの不甲斐ない走りの借りを返す為に、高尾選手、三好
選手の二名が参加しました。

特に三好選手は、県ロードの後、基本に立ち返り回転練習を始めただけで
なく、気持ちの面でも強さが出て来ています。一時は練習時の登りでも
高尾選手に遅れていましたが、最近は登りでは高尾選手を引き離すまでの
走りが戻って来ました。

降りしきる雨の中、レースがスタート。今回は二人とも集団前方に並び
無事にスタートして行きました。

一周目、高尾選手は、小さくなったメイン集団に残っている。まだ余裕も
ありそうに見える。三好選手は雨の下りでビビッてしまい後方に下がり、
そのまま登りの中切れで遅れてしまった。

二周目、高尾選手はまだメイン集団内で頑張っている。苦しそうな表情
だが根性で粘りを見せている。

三好選手は千切れた後は、何時ものパターン。ただ今回は淡々と走るだけ
でなく、必死の粘りを見せてくれたのは評価出来る。

最終回、高尾選手は登りで我慢出来ずにメイン集団から千切れてしまう。
最後はバラバラに遅れた選手に混じってゴール。結果14位。
最後の登りを耐える事が出来れば10位以内、6位入賞も可能だっただけに
今後の課題が見えたレースとなった。同時に本人としても手応えのあった
レースになったのではないかと思います。


最新の画像もっと見る