光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

クインテットⅡ 五つ星の作家たち #1

2015年02月07日 | アート 現代美術

「クインテットⅡ 五つ星の作家たち」展を1月31日(土)に見てきました。

昨年のクインテット展では、川田祐子さんの作品に魅入られました。

今年は、5人の色彩の鮮やかさが印象に残りました。

美術館の企画主旨を公式Webサイトから転載させていただきます。

「本展は、「クインテット」(五重奏)と題し、継続的な作品発表の実績があり、将来有望な5人
の作家たちを紹介するシリーズ企画展第2弾です。富岡直子、平体文枝、岩尾恵都子、水村綾子
、山本晶の近作・新作約70点を展示します。

 昨年は“風景”をテーマに、様々な手法で捉えた作品で個性を際立たせ、「対比」を楽しむこと
ができました。本年は近接した技法・表現による「共振」を感じさせる企画です。

 5人の作家たちは、日常生活の中で接する景観の中で、光、風、音、天候、雰囲気、そして作
家の記憶や心の変化などを、豊かな感性で形象化しています。それらはもともと形容することが
難しい現象でもあり、抽象的で「色彩」を意識した「心象風景」になります。

 5人の絵画の前に佇み、画面から聞こえる響きを受け止めることで、あなたの心の中では五重
奏が奏でられ、その残響はしばらく続くことになるでしょう。」

企画が素晴らしいですね。  

美術館入口の42階フロアから見える光景です。

 

 

最初のコーナーは富岡直子さんです。  この色彩!

 

 

 

富岡さんのメッセージと略歴

 

 

色彩や、柔らかいぼかしに女性を感じます。

 

 

 一転、グリーン系の朝。

 

 

左下部分をアップで

 

 

 

 
 

 

下部を少しアップで

 

 

 私も、息を飲むような朝の美しさを幾度か体験しましたが、記憶をたどっても、その色は再現しない

 

 

中央部のアップ

 

 観ながら思い出した、鹿児島・指宿の朝ぼらけの写真をはさみます。〈2008年12月23日撮影) 写真が記憶を浮かび上がらせます。

 

 

 

 

 

続いて平体文枝さん

作品に迫力があります。   メッセージにも詩情を感じます。 

 

最初のコーナ

 

 

 

 

 

 

 

次のコーナは色調がグリーンに

 

 

 

 

 

 

右上をアップで

 

 

 

 

 

 

左中央をアップで

 

 

このタイトル「わたしひとりしかいない」には痺れました。 作品も呼応して美しい。

 

 

中央部をアップで撮ったのですが、ピンボケだったので、小さく貼りました。

 

 

 オイルスティックという棒状になった油絵具で紙に描いた絵がショウケースに並んでいました。

  

 

 

 

見応えありました。 


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