蔵前橋の黄色は、グレートーンの街並みと川に映える。 黄金色の稲穂をイメージしたもので、江戸時代は94棟もの大米蔵があったところ。(写真右の東岸が該当)
ポップなアートの印象・・・・橋桁と構造
橋脚のデザインも可愛い。 この橋も昭和2年に完成している。 大震災の復興事業で昭和初期に完成しているものが多い。
客を迎えに行くのだろうか、屋形船が上っていく。
蔵前橋から、両国駅方向に少し行くと、川べりのテラスの堤防壁に絵が描かれていました。
この絵は向島の夜桜見物を描いたもの。 中央右端に浅草寺の五重塔や凌雲閣(震災でなくなった)が夕闇のなかに描かれている。 なお、手前の丸太の杭は、昔、隅田川沿いに多くの杭が打ち込まれていたことにちなむ。
「向島の夜桜」 中島石松 すみだ郷土文化資料館所蔵
「両国水神祭り夕涼みの図」 明治11年 揚州周廷筆
徳川吉宗が飢饉やコレラの流行で亡くなった霊を慰め、悪疫退散のため両国橋付近で水神祭りを催し、余興で花火を上げたのが由来。 今、両国川開きとして花火で有名になった。
「東京名所 両国川開き之光景」 黒木半之助 明治42年石版画 江戸東京博物館所蔵
橋は両国橋
まだ木造の柳橋と両国橋
葛飾北斎の絵も。 縦1.5m×8mほどの絵で、分割して撮影。
「隅田川両岸一覧 {首尾松の釣舟・椎木の蝉}」 「隅田川両岸一覧 {新柳橋の白雨・御竹蔵の虹}」
「隅田川両岸一覧 {両国納涼・一の橋弁天}」
都も親しまれる水辺の構築で、いろんなことをやっているのですね。
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