光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館(2014.5.18) 中国絵画

2014年06月26日 | アート アジアの古美術

 トーハク、東洋館の中国絵画が充実していました。 

 

 

 天帝図、丁寧で精緻に描かれています。  

 

 近づいて撮ったもの。  精緻さがお分かりになると思います。

 

 

 ここからは十六羅漢図。  羅漢とは、供養を受ける資格のある者-修行者という意味です。

日本の羅漢図は、異様な形相をしたものが多い。  中国のこの羅漢図は、確かに穏やかな形相です。

 

 

部分拡大しました。   穏やかとは言え、仏の悟りとは隔たりのある表情に見えます。  

 

 

 

この第六尊者は、少し異様な感じもしますが、虎が犬のように可愛いのでカバーしています。

 

 

 

部分拡大。  眼とくちびるの描き方に力量を感じます。

 

 

 この第十一尊者の表情も、尼僧といってもおかしくないような、女性のような顔貌。

 

 

 部分拡大。

 

 

 

 

第十六尊者の顔貌は、少し異様。

 

 

 

 供物の果物を剥く、女性の表情、こちらに視線がいきます。

 


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