光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

「春画展」永青文庫、関口芭蕉庵

2015年09月23日 | アート 浮世絵・版画

9月19日(土)は、朝から快晴。 

永青文庫の春画展初日→東京国立近代美術館本館→同工芸館→東京国立博物館

と行脚、アート三昧の一日でした。

まず春画展。 開催場所の永青文庫は初めて。 

地下鉄東西線の早稲田で降りて、歩いて13分ほど。 

 

 

神田川にかかる橋の手前に来ました。  橋の向こうは目白台地で崖が緑豊かです。

 

 

橋から、東側を撮影。  中央のビルはホテル椿山荘。

 

 

崖の坂道は、胸突坂という名、なるほど。  坂を半分上って振り返った写真。  人が集まっているのは、左側の関口芭蕉庵を訪れた方々。

 

 

坂はもう少し続きます。

 

 

永青文庫の入口。 この写真は見学後の撮影で11時10分。  入場は10時15分でした。 18禁です。

和服の女性など、女性も多かった。  

 

 

 

永青文庫の玄関。 江戸時代から続く肥後細川家の家政所(事務所)だった建物とのこと。

 

 

春画展のリーフレット。 

 喜多川歌麿「ねがいの糸口」部分 大判錦絵 寛政11年(1799)

 

 

当然、会場内は撮影禁止 リーフレット裏面の歌麿の名作を掲載。

傑作といわれる歌麿の上記作品「歌満くら」や、鳥居清長の「袖の巻」、月岡雪鼎の「四季の巻」、北斎の作品はさすが

だと思いましたが、その他は見ていると、飽きて退屈になります。

一昨年の大英博物館での春画展以来、日本でもやっと公に展示できるようになってきました。

昨年も東洋文庫で小規模ですが、春画の展示を観ることができました。

会場内は、混雑していて夫婦連れや、若い女性グループも多く、クスクス笑いが聞こえていました。

江戸時代は、笑い絵とも呼ばれた春画、そんな感覚で見るものでしょう。

しかし、アートになった傑作春画は、強烈なオーラを放っていました。

 

横浜美術館で、蔡国強さんが月岡雪鼎の春画をモチーフにした火薬絵画を見ましたが、現代の感覚で

取り組めば、春画の新たな展開が期待出来そうです。

 

さて、見学後、胸突坂を降りていきます。

 

 

関口芭蕉庵に入ってみました。 芭蕉が、神田上水の改修工事の役人として、三年間ほど住んだ庵とのこと。

 

 

 

木々に覆われた園内。

 

 

奥にムクゲの花。

 

 

台地の崖面なので、湧水があるようです。

 

 

句碑もいくつか建っていましたが、撮影はせず、先を急ぎました。  11時20分。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昭和記念公園 | トップ | 写真作品 横浜美術館コレク... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アート 浮世絵・版画」カテゴリの最新記事