光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館(2012.7.28) 浮世絵 夏風俗 歌麿

2012年08月28日 | アート 浮世絵・版画

浮世絵コーナは、夏の風俗にちなんだ展示です。

まず、歌麿から

この絵の蚊帳の表現も見事ですが、全体のデザイン・色合いも素晴らしい。


 

「夏衣装当世美人」は呉服店の衣装の広告に使われたようです。 解説はブログ「又兵衛~~~~~深水」さんのものを参考にさせていただきました。
乗布(上布)は上質の麻でできた小袖で、高価な品であった。  


 

次は、「伊豆蔵仕込みのもやう向キ」  伊豆蔵は日本橋の呉服問屋で、松阪商人・伊豆蔵吉右衛門の店。
もやうはなんでしょうね?  模様の意味かな?

 

「亀屋仕入れの大形向キ」  この絵は、京橋の尾張町に店があった亀屋の商品。
大形とは、大ぶりの模様の型染めで、染色技術のひとつ。

 

 

次は吉原の夏のイベントを題材にしていますが、絵の面白さはイマイチ。


 

 

英一蝶の記事で紹介した、朝妻舟が描かれています。

 

 

「花の廓 鹿嶌の壽」

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