光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

国立近代美術館 日本画 近藤浩一路、安田靭彦、中村貞以、吉岡堅二、加山又造、東山魁夷

2011年09月16日 | アート 日本画

近代美術館の日本画のコレクションは凄いの一語です。
今回も堪能できました。
西洋画のたしなみもある近藤浩一路が描いた「水田」



安田 靭彦の挿花。
昔、安田靭彦の絵はつまらないと思った自分ですが、今はすっかりファンです。



中村貞以は初めてです。
美人画で有名な北野恒富に師事したことや、2歳のとき大やけどをして両手の指が自由でなく、両手で絵筆をはさんで描く合掌描きなどがWebサイトでわかりました。
この絵も凛とした風情が伝わってくるいい作品です。



吉岡堅二も初めてです。
日本画の革新運動を続けたことや、従軍して戦争画を描いたこと、戦後は東京芸大の教授を永くつとめたことなどがWebサイトには書かれていました。
この絵も伝統的な日本画からははずれ、西洋絵画の匂いがします。しかし、いい雰囲気を感じます。


 



加山又造の作品
加山の作品は、周りの作品を圧して、存在感があります。
この作品もそうでした。



東山魁夷の「映象」
魁夷の作品は、作者寄贈のものが多く、本人が大事にしていたものを多くの人に見てもらいたいという願いが感じられます。  


コメント
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