光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館  日本美術の流れ

2009年10月29日 | アート 各分野

東京国立博物館本館では、「日本美術の流れ」と題して展示が行われていました。

まずは、埴輪 盛装の男子(群馬県太田市出土 古墳時代・6C)
まるで現代の作品のようなモダンさ。


火焔土器(伝新潟県長岡市出土 縄文・前3000~2000年)
本来、煮炊きの器らしいのですが、昔の人も表現力や芸術性は現代と変わらない。


菩薩立像(飛鳥7C)
日本の仏像彫刻の黎明期の作品。 クスノキ一材から彫り出したもの。
顔立ちなど、ガンダーラの面影が。


こちらは詳しい資料がありません。 しかし、芸術的な作品だ。


国宝「観楓図屏風」 (狩野秀頼 室町~安土桃山・16C)
京都洛北高雄の清滝川のほとりで紅葉狩りを楽しむ人々。 粋ですね。当時の人たちの風流さに完敗。


この像の資料もありません。 表情は洗練されていないのですが、逆にそこが生身の人間を感じさせて面白い。

コメント (4)
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