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STPモードの種類について

2008-10-11 02:05:57 | Switching-その2【STP】
spanning-tree mode { pvst | mst | rapid-pvst }

■PVST+ ―(VLAN毎に設定)
このスパニング ツリー モードは、IEEE 802.1D 標準およびシスコ
独自の拡張機能に準拠します。すべてのイーサネット ポートベース
の VLAN で使用されるスパニング ツリーのデフォルト モードです。
PVST+ はスイッチ上の各VLAN でサポートされる最大数まで動作し、
各VLAN にネットワーク上でのループフリーパスを提供します。

■Rapid PVST+ ― (VLAN毎に設定)
このスパニングツリーモードは、IEEE 802.1w 標準に準拠した高速
コンバージェンスを使用する以外は PVST+ と同じです。高速コンバー
ジェンスを行うため、Rapid PVST+ はトポロジ変更を受信すると、
ポート単位でダイナミックに学習した MAC アドレス エントリを
ただちに削除します。このような場合、PVST+では、ダイナミックに
学習した MACアドレス エントリには短いエージングタイムが使用
されます。

■MSTP ― (作成したインスタンス毎に設定)
このスパニング ツリー モードは IEEE 802.1s 標準に準拠しています。
複数の VLAN を同一のスパニング ツリー インスタンスにマッピングし、
多数のVLAN をサポートする場合に必要となるスパニング ツリーインス
タンスの数を減らすことができます。MSTP は Rapid Spanning-Tree
Protocol(RSTP)(IEEE802.1w 準拠)上で実行され、転送遅延を解消し、
ルートポートおよび指定ポートをフォワーディング ステートにすばやく
移行することにより、スパニングツリーの高速コンバージェンスを可能
にします。RSTP を使用せずに MSTP を稼働することはできません。

参考:
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/
sw/cat30/3560scg4/chapter17/8553_04_17.shtml

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