今回の旅は、第1が奈良国立博物館で開催の「正倉院展」、第2が国宝の「待庵」(茶室)を見ること。
正倉院展は、いつも開催の都度行きたい願望のみで実現出来ず、やっと見ることとなった。
今回は、楽器「螺鈿紫檀五絃琵琶」が19年振りに出品され話題になっている。
とにかく保存が良く素晴らしい。美しくて優雅で、ほんとうに貴重な宝物である。正倉院での保存状態が申し分ないのでこのように綺麗なんでしょう。
全てが1300年の歴史を感じられる展示品ばかりである。
夕暮れの東大寺の大仏殿、二月堂を見て、京都の宿に向かった。
翌日、見学の予約時間より早く、「待庵」(茶室)を拝観する。
現存する茶室建造物として日本最古のものであって、千 利休の遺構としては唯一のもの。
これも貴重な建物で、長く保存していただきたいものである。
天候に恵まれいい旅である。