モノにたよる

息子もあと数日で一歳二ヶ月。
まだ歩けませんが、つたい歩きはますます活発、迫力ある高速はいはいで移動します。

離乳食も進み、私たちが食べるものを取り分けて食べるようになりました。

成長することはとてもうれしいのですが・・・・

だんだん意思が表せるようになってきました。

つまり、拒否がしっかりできるようになってしまった、と。

つまり、いろんな場面で私や夫は息子に拒まれる、と。

オムツ替えさせてくれない、服を着させてくれない、はみがきさせてくれない（歯は今、7本生えてます）、寝てくれない・・・といろいろありますが、これらは泣いてもなんででも
「はいはい、ほらほら～！」となだめすかし、半ば強制的にやればなんとか乗り越えられます。

しかし、しかし、ごはんだけは、ごっくんと飲み込んでもらわなければ、食べたことにならない！！！

今まで、息子は離乳食が始まって以来、大変ものわかりよく何でも食べる食欲旺盛な子でした。しかし、先月辺りからえり好みをするように・・・。

拒否バージョン①
「顔をそむけて食べない。」
「ん」とかなんとかいって、差し出したスプーンからできるだけ遠くに顔を背けます。

バージョン②
「自分でつまんで私にくれる」
目の前のお皿に入ったおかずを自分の手につかみ、「はい！」と愛想よく元気よく私に食べろ、といわんばかりに差し出してくれます。

バージョン③
「一旦口に入れたものを手でつかみ出し、バイバイをするようにひらひらと手を振ってその辺りにまく」
はぁ、最悪。一気にテンションが下がります。

バージョン④
「手でつかんで口に入れずそのまま椅子の下に落とす」
そして、落ちたかどうか確認するのに椅子から身を乗り出す・・・。
はぁ・・・・・・・・・・。

特に手料理を粗末にされた③と④はへなへなと力が抜け、
でも、ママだからしつけもせにゃいかん、とも思い、
「ダメよ」といいつつ、フローリングをいちいちふき、
そのうち、いくら拭いてもフローリングが
なんだかべとべとする気がして切なく・・・・。

もちろん、おにぎりやら、かぼちゃやら、にんじんやら、いわしのミンチやら
いつだしても「即完売」になるような、むしゃむしゃ鉄板メニューもありますが、
毎日そればかりというわけにもいかず、でもだめなものはどんな味でもだめで、
上記のような拒否パターンを繰り返すことになるのです。

ああ、なえる・・・・。

しかし、私がなえても、食事の時間は一日三回あるのです！！

「負けられない戦いがここにある！！」

この現象は、「食べむら」といって、誰に聞いたって、ここは辛抱強くいくしかない、らしい。
ならば、戦意を喪失しないよう、気分あげてくしかないじゃない！

こんな時はモノに頼ります。



新聞紙を敷くっていう手もあるけど、気分あげるためにはかわいいのがいい。
柄はサーカスなんです☆



あ～、かわいい☆
はっはっは～、この防水シートにこぼすならこぼしなさい、息子よ。



そしてこのスモッグを着て、口の中に入らずこぼしちゃう分は、下の丸まった受け皿に入ってしまったらいいのよぅ！



おそろいサーカス柄で、児童館でも保育園の一時保育（品川区では年間60日、保育園に入ってなくても預かってもらえます）でも楽しく食べればいいのよぅ～～～！




今までかわいらしく、お子サマのいろいろなグッズをそろえるお母さんを見て、
「子供が大好きでたまらないのねぇ～☆」とすごいなぁという目で見てましたが、

もしかしたら、もしかしたら、中には私のように
「気分上げるためにまずはものを買ってみました」っていう人もいるかもしれないなぁ、と
思う今日この頃です。

武器は揃った。

明日からもがんばります☆