田添菜穂子の一期一会

アメーバブログ「田添菜穂子の一期一会」http://ameblo.jp/tazoenahoko/へ引っ越しました!

平野くんのトークライブ

2006-11-08 22:13:59 | 日々のいろいろ
一昨日、ドナルド・キーンさんと平野啓一郎さんのトークショーに行ってきました。

ドナルド・キーンさんはアメリカ人の日本文化の研究者で、ご自身も狂言を習いぐらいに日本文化・文学に造詣深く、三島由紀夫や安部公房など日本を代表する作家とも交流があった方。

一方の平野啓一郎さんは、23歳で芥川賞を受賞し、その才能から「三島由紀夫の再来」といわれる若手注目株の作家。

平野さんが50歳以上年上のキーンさんに、日本文化や交流のあった文化人、主に三島由紀夫のさまざまな素顔を伺うという形でのトークショーは双方の知識がうまく融合されて、内容も濃く、繰り出されるエピソードも興味深かったのですが、

私はここまで書いて、すごくこそばゆいことがあるんです。

その理由は「平野さん」。正確には平野「さん」。

私にとって彼は「平野くん」なんです。

実は、平野くんは中学の同級生

クラスが一緒になったことはないんだけど、私が生徒会の書記をやっていたとき、彼は、総務(学級委員)で、生徒会の会合では斜めの席できりりとした顔で座っていました。

卒業して、平野くんのことは進学した高校ぐらいしか知らなくて、
次に見たのが、「芥川賞」の発表の新聞だったからびっくり

そして学級委員だったのに「茶髪にピアスの京大生が受賞!」と話題になってることに二度びっくり

さて、ステージにあらわれた平野くんは、ステキな大人になっていました。

肩の力も抜けていて、笑顔が多くて、知識に裏付けされたたくさんの話をして。

中学時代、彼と同じクラスだった夫も一緒にトークショーを見ました。
いわく、「あまり変わってない」んですって。

そっかぁ、私が知らなかっただけかぁ

終了後、楽屋に遊びに行って、生徒会室以来のおしゃべりをしました。

今度はぜひ16年間の話をゆっくり聞きたいです。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
16年or13年振り? (M)
2006-11-13 17:54:16
お久し振りです、田添さん!田添さんが卒業された学校の元教師Mです。実は、最近話題の単位未履修のことが気になって、インターネットで色々検索していたところ、偶然にも田添さんのHPを発見してしまいました。風の噂で、仙台でお仕事されていることは伺っていましたが、それ以来、どうされているかなと思っておりました。なので、とても懐かしくHP拝読しています。
おそらく、16年、もしくは13年振りですよね?
平野君、覚えています。当時、新米だった私は、平野君のクラスに授業見学に行き、席が一番後ろだった彼に、ノートを貸してもらったことが何度かあり、また、高校(私の母校でもあります)受験の時は、引率だったので。ということで、田添さんの御主人様も、私の知っている方かも知れませんね。
とにかく、皆さん、それぞれ活躍されて、とても嬉しく思っています。
今、私は海外に住んでいますが、田添さんを始め、卒業生の皆さんのご活躍を嬉しく思いながら、また、時々、HP拝読させて頂きますね。お元気で!
返信する
訂正します! (M)
2006-11-13 18:07:25
上記、HPと書いてしまいましたが、正しくはブログでしたね…。失礼しました!

こんな調子で、相変わらずぼーっとしていますが、元気にしています!
いつの日か、またお会い出来るといいですね♪

P.S.そうそう、私、学生時代、茶道をしていたんですよ!それも懐かしくて、ついブログに見入ってしまいました。
返信する
お久しぶりです! (たぞえ)
2006-11-14 16:12:52
もしや、M先生は、イニシャルはM.Mですか?

もしそうであれば、ああ、懐かしい☆☆
私も先生が、外国にいらした、というのはうかがった気がするんですが、こうして、再びコミュニケーションをとることができてすごくうれしいです。

黒板、プリント、全てにおいて美しい字だったこと、とてもチャーミングな方だったこと、
いま、一瞬のうちに思い出してます
返信する
M.Mです! (M)
2006-11-14 17:13:12
田添さん、お返事有り難うございました。ご名答!M.M(今は、M.Fになりました)です。
田添さんの同学年の皆さんの中で、3人は音信が繋がっていますが、後は御無沙汰しています。
海外に出てから、教職員とも音信が繋がらなくなり、学校のことも、全く分からなくて。なので、後で上記アドレス宛てに、メールしてもいいですか?
10年前、結婚して、シンガポールに行き、日本に戻って来て、浦和に住んだのは、もう8年前のことで、それから千葉に移り、マレーシア、シンガポールと移動になって、今、2度目のシンガポール生活です。では、後程!
返信する

コメントを投稿