田添菜穂子の一期一会

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涙のハロウィーンパーティ・・・・

2010-10-21 22:11:56 | 育児
ハロウィーン。

私の子供の頃にはなかった行事。
イギリスにいたときも主に子供が喜び活躍するイメージで、あんまり触れなかった行事。
そして、いま私に子供がいるため、急に身近になった行事。

昨日、息子の体操教室のハロウィーンパーティでした。
先生は日本人ですが、体操教室は全部英語で進むので、こうした英語ゆかりの行事も
教室では大切にしていて、楽しくやってもらえるのはよいところ。

この日は、仮装で参加することがお約束。

そして、ママたちは子供の人数分のおかしを用意し、クラスの最後に『trick or treat!』
つまり、子供が「おかしをくれないといたずらしちゃうぞ~」と言ったら『treat!』
といって、おかしをあげるという役目も頂いてます。

うちの子は、ぼうしをかぶる、とか、マントをまとう、という状態が元来好きでなく、
もうそのあたりの性質はこの1年9ヶ月でわかってきたので、仮装には悩みました。

魔法使いのマントや帽子は×。

かぼちゃのかぶりものとか、もってのほか・・・。

お店をぐるっと見渡して、できそうなものは、洋服、きぐるみ。

外国では仮装であればいいらしく、洋物のペンギンやカエルのきぐるみもありました。

息子にがいこつと、スパイダーマンと、ペンギンとカエルのきぐるみをみせて、
『どれがいい?』と選ばせると、これを選びました。



そうだよ、彼が選んだんだよ。

私は『明日、体操教室はハロウィーンのパーティだよ。明日は、ペンギンさんになるんだよよ~』と前日からお話して聞かせていました。

しかし・・・・

当日、教室につくとみんなすでに仮装をしてまさにクラスが始まらんとしていました。
ちびっ子魔女さんになってかぼちゃの杖を振り回して楽しむ子あり、
黒猫さんに扮して飛び回る子あり。
ママたちは、今日は先生のお許しが出たんでしょう、カメラでパシャパシャわが子のかわいい写真を撮ってます!気合が入ってる人は一眼レフです!

さあ、うちの子もペンギンになって、『かわいい~』ぐらい誰かから言われて、
私も張り切ってカメラで撮るぞ!
と、息子の着替えを始めましたが・・・・・・

『いやいやいやいや~うわーん、いや~~~! いやいや~』

ペンギンの両足、両手までつけたあたりから、抵抗はさらに激しくなり、
大粒の涙を流して、嫌がります。

もうこれ以上の無理強いは、やったとしても教室でのアクティビティ続行不可能・・・。

仮装はあきらめました。

しかし、彼は、これまで着ていた服も着るのを嫌がり、白いロンパース(つまり下着、オムツがちらちら見えてるくらいの)姿でいたいと逃げ回ります。

なんなんだ~

いやいやいや~はこっちのセリフだ~

たのむからそんな公序良俗に反する格好はやめて~

しかも、この日に限ってこの下着ときたら胸にぶどう果汁のシミがある・・・
お洗濯したけど取れなかったのよ~、でも着ちゃったのよ~、ペンギンさん上に着るつもりだったもん・・・
あ~、恥ずかしい!!

息子は機嫌がだんだん直ってきましたが
私はテンションがただたださがるばかり・・・

幾度となく、服を着るよう勧めましたが、『いやいやいや~』とそのたびに逃げます。
教室の和を乱すのも申し訳ないので、そのまま下着姿で参加しました・・・。

あ~あ、一眼レフで撮った写真の中にも下着姿の子がいるよ・・・

集合写真にも下着姿だよ・・・・

ママ、泣きたい!!!

最後はたくさんいろんなママからお菓子をもらって下着姿でごきげんの息子。

ママはそのお菓子を食べないと、気持ちの整理がつかないわ。
貸してごらん、全部食べるから!!!!

と、心の中で言いながら、来年への再起を誓うのでした。



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