久しぶりに妻と2人で観に行ってきました。
嬉しさもあり割増はあるかもしれませんが、素敵な映画でした。
【あらすじ】
鬼才の建築家バーナデットが、20年前のネガティブな出来事から主婦に専念していました。
娘が生き甲斐で姉妹のような良好な関係です。
しかし、元来の人嫌いでご近所付き合いも上手くいきません。
住んでいる街の事も嫌いで小さな不安から不眠となり適応障害寸前まで追い込まれます。
隣人とトラブルを起こしてしまい、夫は入院して治療をするように促します。
するとバーナデットは突然姿を消してしまいます。
なんと南極へ行ってしまったのです。
その南極への旅でバーナデットは自分は創作することが好きだと再確認します。
また夫も芸術家の妻が輝く場所は建築の世界だと気付きます。
私の拙いあらすじだけ読むと素敵な感じは伝わりませんが、演技も映像も素晴らしいヒューマン・コメディです。
映画の中で私が気になって言葉を紹介します。
観終わってから思い出してメモをしたので細部に間違いがあるかもしれませんが了承ください。
主人公が精神的に追い込まれている時に娘への言葉
『私には社会が窮屈な時があるの。でも、ほんの些細なことに幸せを感じる事ができる。よくも悪くも』
失踪した母を娘と父で探している時、母が亡くなっている可能性を示唆した父に娘が発した言葉
『父さんが仕事に釜かけてる間に私たちは充実していたの。その母が私と違うところへ行くはずがない。』
家族であれ相互理解は難しいです。
難しいからこそ蹴つまずきながら前に進んで行くことが美しいのかもしれません。