今までは学びや成長の為に本を読むことがほとんどでした。
当然、学びや成長には限りがありません。
成長は足し算だけでなく
今ある自分を変える必要があったり
変えなくてはならないと思うことがあります。
そうなると成長するには楽しみだけでなく、
違和感や時には苦痛、疲労することもあります。
実際、私も少し疲れていました。
その時にこの本の題名が心に刺さり読みました。
内容で特に印象に残った所を紹介します。
①生きることは、今の自分を愛して、大切にすることから始まる。
今の自分自身さえ愛せないのに、他人とうまくコミュニケーションできるわけがない。
②高望みをしたり、先のことを思いわずらって不安になったりするのではなく、今の恵に感謝しながら生きていくと腹を決めること。
それが“聖なるあきらめ”なのです。
③他人をホメるだけでは“お世辞”
ひと言“自分の気持ち”まで添えること。
「人格」ではなく「行為」をホメよう。
「事実・影響・感情」を順に伝えれば、温かな気持ちまで伝えられる
例》
❶あなたが皿洗いを手伝ってくれると(事実)、私はとても助って(影響)うれしい(感情)
❷今日のネクタイお似合いですね
⇨今日のネクタイお似合いですね。見ているだけでなんだか元気でそうな色です(+感情)
足を知り、現状に感謝して幸せだと気付く。
不要な不安や悩みを捨て、嫌なことからも学びを知る。
最大のストレスの人間関係も逃げるだけでなく、感謝を伝えうまく関係性を構築する
今の自分に必要な本でした。
作者はシスターであり聖フランシスコの祈りが引用されていました。
『平和の祈り』聖フランシスコ
神よ、わたしをあなたの平和の使いにしてください。
憎しみのあるところに愛をもたらすことができますように、
いさかいのあるところに許しを、
分裂のあるところに一致を、
迷いのあるところに信仰を、
誤りのあるところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇のあるところに光を、
悲しみのあるところに喜びを、もたらすことができますように、
助け、導いてください。
神よ、わたしに
慰められるよりも慰めることを、
理解されることよりも理解することを、
愛されることよりも愛することを、
望ませてください。
与えることによって与えられ、
すすんで許すことによって許され、
人のために死ねることによって永遠に生きることが、できるからです。