【然るに当たり前】
えー、画像を楽しみにしていたみなさん。残念!!
棋力を問わず、棋士の魅力を自分なりに伝えようと一所懸命になるあまり、然るに当り前のことをすっかり忘れていました。
それは、雑誌社に勤めている限り、上司の指令がない限りは2階から上は行ってはいけないということです。
編集という肩書きを使って、対局室に入るとは言語道断!と朝から叱られました。編集者というのは本来対局室には必要ないし、取材をしなくては成らないから申し訳ないですが入れさせてもらいます。恐縮です。
こうあるべきで、用もないお前がなんでいるのかわからないし、カメラマンさん方の写真には写りこんじゃうし、しかも写真沢山とって空気壊してるし。
黒子が黒衣脱いで舞台にでてどうする!しかも君は黒子ですらないんだからなおさら不届き者だろう。
等々いろいろ言われまして、まあ言われてみれば至極当然であって、編集者である限り、影でひっそりというのもまた然り。
棋力の強い弱い、知ってるしらないにかかわらず、棋士の、将棋の魅力を自分なりに誠意一杯伝えたかった。ただそれだけの気持ちで礼節、身分をわきまえられなかった。
結果として今にも怒鳴りそうな声色で説教されたわけだが、これは面と向かって行ってもらっているので、俺のため、会社のためを思っての忠言である。
影で言われれば単なる陰口。
俺は将棋が大好きだし、棋士という人種も大好き。
今朝言われてわかったことは俺は自分の言いたいこと、やりたいことを制限されるのは凄くつらい。ものすごくつらい。
だからって言うわけじゃないけど、このバイト俺には酷なのかもね。
もう上司の指令以外4階にあがることはありません。
どうにも成らなくなってギブアップしたら
将棋会館に行くことはもうないでしょう。
一ファンとして一愛好者としてひっそり草葉の陰に行きます。
バイト先がどうなろうとしったこっちゃないです。