正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

競技人口

2009-08-15 11:38:09 | Weblog
オリンピックの種目のうち、野球とソフトボールに代わりゴルフと7人制ラグビーが選ばれたとか。共にアメリカ圏中心競技から欧州圏の競技へと移動したようです。当然欧州の方が国の数が多い分けで、日本もアメリカも人口は多くとも一国一票には違いないので仕方が無いのかもしれません。世界中でもっとも競技人口が多いのがサッカーだそうで、ボールと広場さへあれば出来るわけですから自ずと納得してしまいます。ましてプロの歴史も古く貧困層からのサクセスストーリーはたくさんあります。さて、で二位はと調べてみるとこれが柔道らしいのです。日本ではそれほどメジャーな競技ではない柔道ですが欧州ではかなり一般に普及したスポーツとなっているとか。特にフランスでは人口自体日本の半分くらいなのに柔道人口は日本の三倍とか。やはり環境の違いが一番で日本は公共の道場が少な過ぎるのでしょう。指導者も教員、柔道経験者の先生が教える以外は私塾に頼るしかない実情ですから、なかなか広く一般市民に柔道と触れる場がない。公民館、自治会館、警察署、役所な
どの広間、会議室はいっぱいあるけれど週一回程度の会合などに使われるだけ。それを道場に転用して小さいそれこそ小学校の低学年くらいから柔道に馴染んでもらう機会を作れば、心身共によりよい子供たちの為の教育の場になるような気がしています。まず道場の数、これが問題の原点のように感じるのは私だけでしょうか。
裾野を広げればより高い位置のピラミッドになるはず。地元の誰誰がオリンピックに出たなんてなればさらに普及は高まるはず。
まずやれる土壌造りをと、みんなで考えることが必要と感じています。