正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

道徳教育についての考察

2009-12-17 21:04:36 | Weblog
最近の殺伐とした世の中において子供たちに対して心の教育、いわゆる道徳の必要性を強く感じているのは私だけではないと思います。
道徳と言ってしまうと結構堅苦しく成ってしまいますが、要するに人としてこれだけは守るべき事、最低限のルールやマナー。それを如何にして子供たちに理解してもらうかという事だと思います。朝晩の挨拶、お年寄りや両親への敬意。感謝の気持ちや向上心。社会に対する参画意識や国民としての尊厳と義務感などなど、小さなころから本当は少しずつ少しずつ教えられていくものです。では誰が教えるのか、本来は両親や家族からまず学ぶべきところが、我々の親の世代、核家族化と高度経済成長期の真っ只中で両親が共働き。そんな子供が親になってしまった今、教えたくても何を教えたら良いのかわからない親たちがあまりにも増え過ぎたのでしょう。
挨拶が出来ない、年寄りを大事にしない。そんな子供たちはある意味我々親の世代の被害者かもしれません。勉強以外もすべて学校、先生に丸投げする親たち、これは教えないのではなく教えてもらっていないから教え方がわからないのです。近所のお爺さんが悪いことをしている子供を注意する。それを知った子供の親は感謝すべきところを、お爺さんに抗議する、そんな親たち。何故こうなるのか、親たちこそちゃんと両親から道徳教育を受けていないからなのだと思います。では、これからどうすれば良いのか。それはまず、親が子を教育する場、機会を作ることから始まると思います。そしてその機会こそ部活動が作ってくれると思います。先生方はまず親を巻き込み親を啓蒙する。子供とともに保護者も成長してもらうのです。その保護者が別の保護者を感化する、この舞台として部活動はまさに最適と感じています
明日をになう子供たち、殺伐とした社会を変えるのは彼らの気持ち、ハートです。彼らを認め頑張りに賛辞し、挨拶の大切さ、気持ち良さから話してみましょう。まずは自分達の子供から。きっとかわると思います。家族、社会、そして国自体が。大げさかもしれませんが、人は人からしか学べないのです。みんな、がんばれ、がんばれ。