世直しあるある探検隊が行く辛口雑記帳
天誅乙女の詩



率直な感想を言うと、「つまらない映画です。」初めから最後まで「Day After Tomorrow」のようなどんよりとした重苦しい雰囲気が漂っています。宇宙人との戦争物「Indipendense Day」に見られるアメリカ娯楽映画的"見せ場"もない。パニック映画によくあるヒューマニティもイマイチ。トム・クルーズを使うのは贅沢すぎるし、彼にとっても自分らしさを表現できずかわいそうだ。「コラテラル」と同様に、この映画では彼のよさが全く引き出せていない。トムのかっこよさは期待しないほうがいい。
主人公の職業は港湾ガントリークレーン(コンテナ吊るやつ)のオペレーター、別れた妻との間に二人の子供がいる。その日は数日に一度、子供達と自宅で過ごす日だった。そして、ヤツラの襲撃が異常気象と不可解な事故という形で全世界に起こりはじめていた。彼の町も例外ではなくそれが迫った。落雷がと共に地面が裂け中から、、、。一瞬にして人体を灰にしてしまうレーザー光線の前には人類の武器では到底あがらえるものではない。町はパニックになり、自動車の奪い合いで発砲がはじまる。人類は"駆除"される虫のごとくただ逃げ回るしかない。一体どうなってしまうのか?

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