国際金融財閥の目論見どうりにアメリカ、国際連合は動かされ、日本もその枠組みに組入れられているという事実に衝撃と未来への失望感を感じる事でしょう。この種の本ではフリーメーソンとバチカンの関係も同じようなことが書かれています。マスコミが権力に牛耳られ、一般市民には真実を伝えられないままにされているということ、この「牧民状態」が平和であると錯覚してはいけないことをわれわれは知るべきであろう。ではどうすればいいのか、どう考えてもこれらの見えない階層組織に力的に抗することは出来ない。一部ユダヤの非人道的な目論見がその精神性、宗教感にあるならば、とどのつまりが神と悪魔の戦いに帰結する。また、このことが、無神論者の一般的日本人には受け入れがたい飛躍めいた話しに写ってしまうのではなかろうか、ユダヤの何世代にもわたる哲学と知恵を多少とも知識として身に着ける事は考える尺度として必要であると思われる。ただ著者が北朝鮮のことをほとんど批判していないのはどうか?また、彼女の”毛並みのよさ”と”天に啓示を得た”というくだりはこの本一冊で自身とその活動内容を評価するには不十分であるとの判断をせざるを得ない一つとなった。
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