第2東名・名神高速道路は要らない

こんな高速道路が建設中だったんですねー。愚かにも知らなかった、某新聞によると総事業費は約10兆円、単純計算で1ｍ当たり2千万円になるという。高額な用地買収、260Mのアーチ橋等々。赤字国債をものともせず、ムダな公共工事に金を垂れ流している。民営化になってもこれは変らない。従来の東名・名神高速道路は十分収益がでていて当初の高速道路の目的から言えば無料化出来るはずだった。アクアライン、3本もある本四架橋そしてまたも無駄な第2東名・名神高速道路である。公団を民営化することで国民の目から遠ざけて談合、天下り先の拡大はしやすくなる。道路4公団が6つの会社になりリース料を「保有・債務返済機構」に支払い40兆円の借金返済に充てるという。今まで公団にいた人間が横滑りして新会社に移る（幹部は退職金をもらって移れる）、赤字高速道路を作り続ける、ことで返済なんか出来るわけがない。旧国鉄民営化で28兆円の国民負担。不良債権による銀行救済、イラク戦争もムダ金である。地震や津波、台風等の災害なら義援金を国民は進んで出すからプールせずともよいと思っているのだろうか？被災しても十分な支援が得られないのは、政・官・財が自分達で金を回しているからである。ネット検索で「第2東名・名神高速道路」についてヒットしないのは不思議だ。「鉄のオクタゴン」と言わざるを得ない。